1票の格差を是正するために起こる混乱

このQ&Aのポイント
  • 1票の格差を是正する趣旨は理解できますが、弁護士や裁判官、市民団体の活動により混乱が生じています。
  • 田舎と都会には異なる条件が存在するため、都会の基準を無理に田舎に押しつけることは適切ではないと考えられます。
  • 1人1票の原則を守るための是正は必要ですが、混乱が発生しない方法を模索するべきです。
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1票の格差

1票の格差を是正する趣旨は十分に分かりますが、売名行為(業界内での)弁護士連中が、騒いで裁判をあっちこっちで起こしてます。しかし何か判然としません。都会の基準を無理やり、田舎に押し付けてるような状況です。田舎はこれから人口が減るのは確実なのに都会と同じ条件は無理があるのではと思います。実際にいきなり隣町が別の選挙区になった場所もありました。都会に例えれば港区の3割が品川区選挙区になったようなものです。実際に被害?にあった人たちは「アホちゃいまっか?」と言っています。無理な是正は、混乱のもとになるのを、弁護士や裁判官、気味悪い市民団体は理解できないのでしょうか???肯定も批判もしませんが、納得のいくご意見があればお願いいたします。

  • 政治
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質問者が選んだベストアンサー

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  • staratras
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回答No.5

ご意見はごもっともです。回答者のように地方出身で転勤族となり、今は首都圏に暮らすものにとっては、故郷やかつて勤務した県の定数が削減され続けるのを見るのはあまりいい気持ちはしませんね。とはいうものの、今住んでいる首都圏の一票の価値が軽いのも「不公平だ、何とかならないのか」と思います。自分の心の中にも矛盾があるのです。 よくよく考えると、一票の価値の平等という原則は大事ですが、全体の人口が減り続ける以上に、大都市圏への人口集中が進んでいる現在の日本では、それだけではうまくいかないということです。 この問題に対して、すべての人を満足させるような特効薬的な解決策はありませんが、日本の国会はせっかく二院制をとっているのだから、せめてこれを活用すべきだと思います。 具体的には、衆議院は人口による定数配分をこまめに行って極力「一票の価値の平等」を貫く(選挙区割りの変更もやむを得ません)代わりに、参議院は選挙区の定数配分は人口に依らないことを明記したうえで、47都道府県すべての選挙区の定数を一律に4(1回の選挙で改選される議員は2名)として、結果として人口の少ない県の一票の価値を高めるのです。この方式では地元に根強い抵抗感がある2県を合わせる「合区」は不要です。イメージとしてはアメリカの上院と下院のような(定数に限っては)ものです。 参議院は半数ずつ改選しますので、選挙区の定数は偶数にしなければならず、2(1回の選挙で改選される議員は1名)にすると、小選挙区制となって第1党の議席数が過大となってしまい、「良識の府」として広く優れた人材を集めるべき参議院の性格に合わないと回答者は考えます。 このため選挙区選出の議員の数が現行の146から188へ42増加しますので、参議院全体の定数を変えないとすれば、その分だけ比例代表選出の議員数を減らす必要がありますが、(96→54)一考の価値はあろうかと思います。

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました 二院制の利点を最大限に活用して、おっしゃるとおりの 方策であれば確かに理想に近づく感じがします アメリカ方式も一度は、経験したいものです 参議院の方もなるほど~とうなってしまいました やはり比例制度を根本から変えなければいけない時期に きているのかもしれないと感じました 勉強になりました

19690318
質問者

補足

ご回答いただいた6名の皆様の貴重なご意見大変参考となりました 具体的な分かりやすい方策のご意見を頂戴したstaratras様の ご意見をベストアンサーとさせていただきました

その他の回答 (5)

回答No.6

比例をなくし、選挙区で単独ではなく複数当選させれば格差はなくなるでしょうね。 比例自体クソ議員の隠れ蓑になって、クソ議員が当選してる。 比例をやめて選挙区で振り分ければ、格差はなくなるのでは? 視界s、地方での立候補者がいないのも問題です。 地方では結局昔ながらの地盤の人が立候補者が出る。 それに騙され票を入れる図式が今も続いてます。 なんやかんやで票の格差より票の質だと思います。 とりあえず、比例をなくすことからではないでしょうか。

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました 確かに比例制度の論議の年でしたね(某小西さん) 昔、地元で民主の人が比例当選しましたけど、誰???て感じでした 結局、何の仕事もしないまま引退?されました 比例の意図はわかりますが、仕事をしない人が大多数でしょから 無駄のような感じがします ありがとうございました

  • eroero4649
  • ベストアンサー率31% (10477/32948)
回答No.4

実は私もそう思っています。もし本当に「一票の格差」が是正されてしまうと都会の人の意見が今まで以上に力を持つようになり、田舎の意見はますます追いやられてしまうでしょう。都市部と農村部の格差がさらに開かれることは間違いありません。 しかし現実問題はさておいても、「とにかく不平等そのものが『法の下の平等』に反する」と頑なに信じる人はいます。融通がきかないというか、石部金吉というか、数字が収まるところに収まらないと気が済まない人たちですね。 その人たちに我々の疑問をぶつければ、きっと「その問題はその問題として議論すべきで、まずは格差があることそのものが違憲状態であり、違憲状態が野放しにされているのは法治国家とは言えない」と返ってくるでしょうね。「まずは違憲状態を是正し、そして都市部と農村部の格差問題については改めてどうするか議論すべきだ」と考えているのではないでしょうか。 弁護士の友人から聞いた話ですが、法律のことには死ぬほど詳しいのに他のことはまったく何の役にも立たない法律オタクってのは司法試験受験生も含めてすごい多いのだそうですよ。たぶん「年収100万円以下の弁護士」ってのはそういう人たちなのではないかなと思います。

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました やはり難し問題ですね 日本の現状を考えると、 到底解決しないような問題で いつまでたても堂々巡りのような気がします 相手に質問しても教科書どおりの 回答がはびこるのも寂しいですね 勉強になりました

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7194/21844)
回答No.3

選挙権は文字通り権利です。 田舎の人が、都会の人よりも、沢山の権利を 有する、ということがそもそもオカシイ訳です。 田舎の人が沢山権利を持っているから、 田舎に有利な予算配分が実施されている、という 現実があります。 百万円の予算を、都会で使えば百人が利益を 受けるのに、田舎では数人、という具合です。 例えば農業です。 日本農業の経済規模は、パナソニック一社に 及びません。 しかし、その政治的力ははるかに大きく、 その政治力を活かした農協などが、圧力団体 として、多大の補助金を得ています。 だから日本農業はひ弱で、国際的競争力がなくなり 安楽死を待つだけの存在になりはてました。 消費者はバカ高い農産物を買わされ、税金を 使われで、ダブルパンチです。 こういう問題の根底には、一票の不平等がある わけです。 ”無理な是正は、混乱のもとになるのを、弁護士や裁判官、 気味悪い市民団体は理解できないのでしょうか???”      ↑ 気味悪い市民団体てのは同感です。(笑 一票の格差が是正されて、それで一番利益を 得るのは共産党です。 だから、ああいう市民団体の多くは共産党が 関係しています。 だから、なんとなく気味悪く感じるのです。

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました 確かにおっしゃるとおり、都会の人からすれば そのように感じるかもしれませんし、 実際にそうかもしれません ただ農業の人って実際に少ないし、田舎の人は恵まれてる って意識はない感じです 難しい問題ですね ただパナソニックに及ばないとはびっくりしました 勉強になりました

noname#213102
noname#213102
回答No.2

政治家等の選挙が 本来の目的の選挙と かけ離れてるだけです・・ 誰が当選しても 当選した人が国民の為に精一杯 力を発揮し 国民は批難せずに従えば良いのに それを政治家達が色々な政党に別れ 同じ党でも派閥を作り・・これでは どんな人が当選したって良い国は造れない・・

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました まさにおっしゃるご回答に最後に たどり着く感じですね 国民の政治に対する無意識も問題ですが、 逆に過熱しすぎると・・・怖い感じもします ありがとうございましたm(__)m

  • lions-123
  • ベストアンサー率41% (4360/10497)
回答No.1

>1票の格差 まとまりのない感慨であり、個人の結論も見解も不明確ですが・・・ 連想するのは どこまで行っても、どうしても残る不公平感、個人差感覚のズレ・・・ 都会と田舎の問題意識や課題のプライオリティの違い、失い取り上げられる被害者意識と格差是正を秤にかければ・・・ ◇既得権益(ホンネ)VS1票の格差是正(タテマエ) ◇平等という名の不平等不公平 ◇失って知る&取り上げられそうになって惜しむ権利意識 ◇それって投票率100%や政治意識の高い人の発想なの?、選挙区割りや定数増減で応急手当では限界・矛盾があり選挙制度そのものの刷新改革しかないのでは・・・ ◇小選挙区制(人口の少ない地域代表の小粒な利権政治家・内向きになりやすい)の欠点を是正補完するには、比例でなく定員の多い中選挙区や大選挙区が大都市圏では並行してあっても良いのでは?

19690318
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました やはり最終的には大改革しかない感じですね おっしゃる大都市圏の並行制度 なるほど~ 確かにそう感じますし、政府もそのような 制度を考えてほしいものです 勉強になりました

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  • 17日最高裁で参議院一票の格差訴訟判決が出ます

    2011年11月16日の”裁判員制度の違憲審査”から、11ヶ月ぶりに最高裁大法廷が開廷します 2010年7月11日参議院議員通常選挙の”一票の格差”が5倍に至ったことに関して、原告が選挙無効を訴えた形の恒例の憲法訴訟です  ただし、直近の衆議院選挙に関して『違憲状態』とする判示が出てたように、参議院でも『違憲状態』と判示される可能性は高いと言われています  質問カテゴリーとして法律を選択しましたが、本件に関して、回答者諸氏個人の思う部分を回答していただきたく思います  出来れば、裁判官になったつもりで、 ”多数意見はこうなるだろうけど、個別意見として言いたいこと”などを記載してもらいたいと思います あくまでも個人として回答事例としては提示すれば以下のとおり 多数意見  合理的較差是正期間の不足(震災復興や経済不振などによって較差是正措置のための審議時間が不足していた等)を鑑みて(”事情判決の法理”をもって)選挙無効の訴えは退けて 次回参議院選挙までに4倍以上の選挙区が存在しないように公職選挙法改正・選挙区区画の設定・定数是正などの措置を立法が講じるなければならない 『違憲状態』 個別意見  多数意見と同じく”事情判決の法理”から選挙無効とは出来ない。『違憲状態』ではあるが、本判決を受けて相応な期間内に投票価値較差是正措置を立法に勧告する  しかし、投票価値較差は、等倍のみが「違憲ではない」のであって4倍以内であれば「違憲ではない」というものではない。憲法43条は、議員身分を全国民の代表としているものであって、選挙区の代表ではないのは当然であるから全国区選挙の妥当性が指摘できる。同時に全国区選挙であれば投票価値較差が生じることもなく、等倍でありえる。したがって、衆参問わず、等倍だけが「違憲ではない」選挙であって、それを実現する手法としては全国区選挙がありえるのであって、唯一の選択である ただし、憲法による選挙制度の規程によって確定される選挙制度である限りは、投票価値較差を審査する必然性がない  なお、次回選挙までに両院とも較差是正措置を講じられない場合は、無効とする可能性もありえる