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カウンセリングって何のためにするのですか?
最近ある悩みがありメンタルクリニックに行きました。そうしたら医師の治療はそこそこで、「カウンセリングしましょう」と言われ、言われるままに予約をとり、月1回、3回にわたり行きました。私の対応をしたのは、心理療法士だという、私よりかなり若い茶髪のお嬢さんでした。で、1回30分くらい過去のことなどあらいざらい話をしたにはしたのですが、彼女、ただ人の話を聞いているだけで、具体的になにもコメントもアドバイスもしないのです。私は「人は外見で判断してはならない」と思い、とりあえず医師の指示どおり行こう、と思っていたのですが、あまりにふがいないので腹が立って来て、こちらから「あなたは一体このカウンセリングで何をしてどうしたいのですか?カウンセリングをするというのは、最終的にはどういうことが目標なのですか?」と問いただしました。そうしたら、彼女は、ぽわーっとした表情で、「そちらさま次第ですが・・・・あなたは何を望んでいるのですか?」と聞き返すのでキレそうになりました。私はてっきり、カウンセリングというのは、患者から話を聞いて、それについてより良いアドバイスをしてくれる治療法だと思っていたので、そういうふうに伝えたところ、返ってきた「アドバイス」は、もうそんな普通のことなら誰でも言えるでしょう!というレベルのものでした。私はもうここには行ってもムダだと判断し、やめました。いまはずっと元気です。カウンセリングってこんなものなのでしょうか?時間とお金を使って行ったのに、こんな程度のカウンセラーに当たってしまって憤懣を覚えます。医師に苦情を言おうかとも思いましたが、止めたほうがいいでしょうか。
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『心の専門家はいらない』という本がありまして、その著者によれば、 相談者自身の「生活上の問題」を「心の問題」に 置き換えるのがカウンセリング技法の基本だそうです。 「本人の生活全体に起こっている問題が心の問題に置き換えられ『深め』られ、本人自身の内面で問題が解消していったとき、カウンセリングは成功したと評価される」(P.74) そうです。いかがでしょう。 Hajikamiさんは勘違いしておられるようですが、 カウンセリング技法においては、カウンセラーは、自分の人生観、 考え、アドバイスは一切してはならないことになっているはずです。 また、患者の「現実生活」には、一切タッチできません。 聞きたいと思うでしょ?そういうアドバイスを。 聞こうとすると、今回のようなことになります。 まして今回のは、心理学部卒したてのようなおねーちゃんでしょうから、 気の利いた受け答えはできません。運が悪かったですね。 以上の点、割り切って利用してください。 しかし、何かお悩みなのでしたら、 この場で質問してみるのも良いと思いますよ。 >私はもうここには行ってもムダだと判断し、 >やめました。いまはずっと元気です。 ある意味で成功しましたかね?そのカウンセリングは(笑)
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- kube
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Hajikamiさんこんにちは。 カウンセリングについての説明はほぼ完全に出尽くしているのでその有効性についてだけ少し書かせてください。 カウンセラーは基本的に鏡でしかない、というのは確かにそうなのですが、ではノートに自分の考えを書き連ねるのと同じかというと、そうともいえません。 カウンセラーは小説で例えるなら劇中人物(脇役)みたいなものです。 例えばホームズがあれだけの才能を持っていながらなぜワトスンという人間を相棒としているのか、考えた事はおありでしょうか。 ホームズは自分の天才性を自覚しつつも、自分の考えに対する誰かの「反応」を必要としているんですね。 ホームズのインスピレーションのいくつかは、ワトソンの何気ない一言や反応から得られる事があるわけです。 そういう意味で、メンタルな面では自分以外の人間の「反応」というものが重要な意味を持つ事が多く、そこから、ちゃんとしたカウンセラーは対象者を主役とし、脇役としての「反応」をしっかり返します。 そういう意味であなたが発した疑問に対して 「そちらさま次第ですが・・・・あなたは何を望んでいるのですか?」 と反応したカウンセラーはおよそカウンセリングの役目を果たしていません。およそ質問の意図や感情の重さと回答の意図や重さが噛み合っていませんよね。更にカウンセラー自身が何も考えていない事が見え見えです。私でもそんなカウンセラーに当たったら腹が立ちますね。 それまでに意思の疎通ができていなかった事も、そのカウンセラーの能力の低さを窺い知らせるものです。こういった間違いは普通トレーニングの途中で指摘されるはずなんですが、どうもそういう訓練ができていない人のようです。 日本で(世界でもトップですが)カウンセラーとして有名な方に河合隼雄という人がいますので、この方の著作を読まれると正しいカウンセリングのあり方が理解できると思います。 カウンセリングに対して一方的に悪いイメージだけを持ってしまわれるのもある意味フェアでは無い気がするのでもし良かったらこの際カウンセリングが本来どうあるべきかも勉強されてみるのはいかがですか?そういう意味で河合隼雄の著作はどれを読んでも役に立つでしょう(私は河合隼雄の回し者じゃないですよ、念の為)。 あと、今回の経験はあなたが誰かの悩みを聞くときにやってはいけないことの例になって逆に良かったかもしれませんね。 文面から感じるところではカウンセリングを受けるより人に相談される事が多そうな気がしますので、今後の人生に今回の経験を活用されると良いと思いますよ。 以上、長々と失礼致しました。これからの人生に幸あらんことをお祈りしております。 追申:以上はあくまで私の個人的意見ですので、自信はなしとさせて頂きます。ご了承下さい。
お礼
河合隼雄、ですか、著名な心理学者ですね。私も何か不満なことがあると、「この1件は私に何を教えようとしているのだろうか」と考える習慣があります。今回ひとまず思ったのは、「私はこういう態度で人の話を聞いてはいけない」、ということでしたが、それより一歩進んで、貴殿のおっしゃるとおり、専門家の本を読み勉強してみるのも非常にいいアイデアだと思います。ご提案をありがとうございました。
方向性が見付かって、良かったです。^^ カウンセラーも、ハッキリと言っていいものか、 悩むところだと思いますよ。 そうやって突き放すことで、誰も相手にしてくれない。とふさぎこんでしまう患者さんもいらっしゃるので。 でも、年下のカウンセラーは、嫌だというのは、分かります。 カウンセリングを勧められたときに、医師にどういうものか?きいてみても良かったでしょうね。 初めてカウンセリングを受ける方は戸惑いますよね。 私も、そうでしたし、「過去のことも皆、お話しましたけど、他に何を話していいのか、分からない。」と言うと、「お天気の話でも何でもいい。」と言われて、本当に腹がたって、やめたことがありましたもの。 >もう人は頼らないつもりです。 そんなこと、仰らずに。^^ ここなら、回答やアドバイスが間違っている場合があっても、 必ず誰かが力になってくれると思いますから・・・。 何か壁にぶちあたった時は、一人では寂しいものです。ここで色々な意見を求めてみてはいかがでしょう? 頑張って下さい。
お礼
ご投稿ありがとうございました。カウンセリングに行くより、このサイトの皆様方のほうがよほど助けになります。ちなみに、もう少し年齢の行ったカウンセラーはいないのか尋ねたところ、みんな若い女性ばかりだという回答でした。
- tomozoukun
- ベストアンサー率17% (21/121)
質問者の方が抱いている不満は、間主観性の問題と言うものだと思います。 人は必ず独自の主観的先入観を持っています。そして自分がまったくの同じ立場にならない限り、正確に相手のすべての事情を把握することはまず不可能であります。 つまり自らの主観で安易にアドバイスをすることは、本人がその状況下で本当に望んでいるものとは違う刷り込みを与えてしまう危険があるので、あまり余計な事は言うべきではないというのが、今の臨床心理士会では常識的な概念となっている様です。 まして顕在意識と無意識は別物なので、本人の言葉の説明を額面通りに受けとることはできない臨床心理の難しさがあるのだと思います。 結果的にカウンセラーというのは、クライアントがどうしたいのか?を自ら発見できるように、徹底して心の鏡役を買っているアクターであるともいえます。 要は、質問者さんやその他の悩み多き人々がもっと自分の心の声を素直に聴くことさえできるなら、 カウンセラーなどというものは最初から無用な存在なのですよ。カウンセラーはクライアントの為に自分発見の手助けをするだけで、それ以上のことは出来ないと思いますから。 個人的には、これだけ悩み多き人々が存在する現代社会の背景にあるもっと根本的なものを問題にするべきであって、カウンセラーという専門職を増やすよりもそっちの方が先だろ~!という気がしますけどね。 まぁ決定的な医療ミスでない限りは、医師に苦情を言うよりも病院を変えるだけにしておいて、無益なトラブルは避けた方がいいと思いますよ。
お礼
そうですね、皆様方のご意見を聞き、医師に苦情を言うのはやめることにします。しっかし、カウンセラーって国家資格ではないそうですが、「心の鏡」になるはずの人でしたらそれなりの経験と人格をかねそなえた人であるべきではないでしょうか。「なんであなたみたいな人にお話しなければいけないの?」のような疑問を最初から抱くようであれば、きちんと断らないといけなかったです。3回目で断れて、よかったなと思います。
- chihiro-chihiro
- ベストアンサー率32% (23/71)
最近心療内科に行ったのですが、やはりそんな感じでしたよ。 心理療法士の方とカウンセリングをして、質問者様のようなことを聞かれました。 あくまで、心理療法士の方は患者さんの今の状態を正確に把握するためにカウンセリングをしているのだと思いました。私も同じように「どのような状態にしたいですか?」と聞かれましたし。 今の患者さんの状態と、それに至った(であろうも含む)経緯、患者さんが思う改善したい方向性等を確認し、まとめることがカウンセリングで行われるのではないでしょうか。 それに対しての処方はお医者さんのする仕事なのだと私は感じました。 あくまで患者さんが受身ではなく、自発的に治そうとしていくためにそのような質問がされたのだと思います。
お礼
そういうものみたいですね。ご投稿ありがとうございました。カウンセラーの人格によっては私の反応もたぶん違っていたと思いますけれど。
皆さんもおっしゃっているように、カウンセラーがアドバイスすることはないのです。でも、ただボーっと聞くのではなく、相手によりそって話を聞いていくので、聞いてもらった方は自分の話したことから、自分自身の考えを整理できたりして、解決方法を自分でそこから見つけられたりするものなんです。ですので、深い話ができるように、聞くのも積極的に聞くのです。 カウンセリングの目標は何かきかれて、ぽわーっとした表情で、「そちらさま次第ですが・・・・あなたは何を望んでいるのですか?」という返答は、適切とは言えませんね。でも、その先生もカウンセリングを治療として行うことで、どういうことを目指しているのか、説明出来ていないわけですから、ちょっと困ったお医者さんですね。 どちらにお住まいかわかりませんが、月1回程度のカウンセリングであれば、地方自治体の運営する女性センターとか、保健所でも、「面接相談」とかいって無料でやっていたりします。そういうところに行ってみられてもいいのでは、と思います。
お礼
ご投稿ありがとうございました。
- aitai_net
- ベストアンサー率32% (30/92)
カウンセリングは、何かをアドバイスしたり指示したりはしないものです。もしあるとしたら絶対に死なない約束をしてほしいとか、辛さから逃れるために現状を急激的にかえること(衝動的な離婚や退職など)は今は先送りしてくださいと行ったことだけです。 何が正しく・何がよいのか?それは千差万別・答えは自分で見つけていくものなのです。自己解決をしていくための手助けをしてくれるものであってアドバイザイーではないのです。 カウンセラーを受けいろんな話を自分がしていく中で、自分の問題点(解決点)にふと気づいたら、それは症状が改善してきている証拠。自己解決ができるようになるとだんだんカウンセラーにも自然とかよわなくなり卒業となります。 私は心理学科卒ですが、カウンセラーは自分の意見はけして口にしない・相手に感情移入しない(相手を好きになったり気の毒になったりして冷静な判断ができない)・相手のいうことを聞いてその内容を繰り返し口にして確認することで、相手の混乱を整理して自己解決のてだすけをしていくのだと説明を受けました。 実際自分が通院してみると、うまい下手はあると思うのですけどみんなその手法ですよね。人間相手ですからお互いある部分では相性もあり、なれもあるかと思います。 今の担当の方では自分の気持ちが乱れるようであれば先生に相談をして担当の方を変えてもらう事をおすすめします。
お礼
彼女に話をしなくても、自分の問題点は見えていました。なので、医師に「カウンセリングをしましょ」とだけ言われたとき、カウンセリングを受ければ問題点を解決するアドバイスを受けることができるのか、と思ってしまったわけですが、そうではなかったのですね。となると一体医師はどういうつもりだったのか聴いておけばよかったかもしれませんが、もうあの医院には行くつもりはありませんので、自然と卒業しました。ご投稿ありがとうございました。
最近ある悩みがあり>>> ですが、これが心理的病気なら、薬物療法やカウンセリングが有効かもしれませんが、そもそも、病気だったのか? ただ、悩んでいただけなのか? 悩みは、その原因を無くさないと、治りません。 それが、病気の範疇なら医者が治せるかもしれませんが、もともと、病気に起因しない悩みというものは、医者では治りませんね。 カウンセリングの基本は、兎に角、聞き上手になることと言う風に、カウンセラーになるための授業で、教えられますから、その線で、カウンセラーは、聞いたのでしょうが、聞き上手(この上手が問題) では、無かったようですね。 あなたとうまが合うカウンセラーに変えてもらうか、 そもそも、カウンセリングで治療すると言うことが説明出来ていない医院ですから、医院を変わったらどうでしょうか? 自分に合う医師を探すのは、お見合いで結婚相手を探すようなものですから、1回で見つかると思わないで、根気よく探しましょうね。
お礼
そうですね、初めて会ったカウンセラーが必ずしもうまのあう人であるとは限りません。ましてや今回の人はあまりに頼りないおねえちゃんでしたのでなおさら「失敗した~」と思うのです。とりあえずもうこの医院には行かないことにしたら何か元気がでてきました。ご投稿ありがとうございました。
結論から申し上げますと、「カウンセリング」というものは、簡単に言えば、 「自分の心を鏡に映し出す行為」です。 医師や、カウンセラーが、何かをアドバイスすることは、ありませんし、むしろ、してはいけないのです。 私も、それを知るまで、同じような思いを抱いた経験がありまして、 「時間の無駄」と思ったこともあります。 でも、自分が心を開いてお話をすることで、 自分がどうしたいのか?言葉にすることで、 わかってきたり、見えてきたりするものも、 あると思います。 結局は、鏡でしかありませんので、 もし、文章を綴るのがお得意でしたら、 何かに文字にして、書き出し、それを読み返して、 自分の考えていることを探る。 また、どうしたらいいのか、模索する。 そういうことと、同じようなことなのです。 本当に、本当に、辛いことというのは、 実は、言葉にはなりません。 それを言葉にして、吐き出せる訓練になる人も居れば、 苦痛に感じる人もいるでしょう。 私は、カウンセリング、嫌いなので、 たまに、自分で文章を綴ることで、 「何に対して怒っているのか?」とか、 そういうことを、分析してみることがあります。 医者や、心理療法士が、「ああしなさい。」「こうしなさい。」と言うことは、患者の意思に反することかも知れないので、 そのようなアドバイスは、しない。出来ないことになっているので、 特別、質問者様のあたったカウンセラーがとても悪い人だった。という訳ではないのです。 話を黙ってきいてくれて、相槌を打ってくれ、 今後の方針を相談して決めていくのが、カウンセリングのようです。 医師に苦情を言っても、それを受け入れてくれる医師であれば、いい医師だと思います。 が、大抵の医師は、自分勝手で、 苦情を言うと、「病気が悪化した。」などと言い、 薬を多く出す医師も居ますから、 慎重にされたほうがいいと思います。 医師の治療は、「話をきいてくれること。」よりも、 「薬物療法」の方が中心になりますので、 難しいところですが、私としても、質問者様のご意思で、ご判断を。。。としか申し上げることが出来ず、 申しわけございません。 ただし、医師は一人ではありません。 他の医師をあたってみて、相性もありますので、 一人だけ。と決め付けないのも、いいと思います。 このような回答で、申し訳ございません。
お礼
ご投稿ありがとうございました。カウンセリングではアドバイスをしてはいけないのでしたら、私が彼女に「カウンセリングとはこういうものではないのか?」と聞いた際に、「そういうものではありません」とはっきり教えてくれればよかったと思うのです。それなら時間もお金も無駄にせずに済んだのですが。それに、今後の方針を相談して決めて行きたい相手にあたったとは到底言いがたく、これはアンラッキーだったと思っています。もう人は頼らないつもりです。
お礼
はい、ある意味、成功しましたね、おっしゃるとおりです。もう人には頼りません。それに、下の方へのお礼にも書きましたが、カウンセリングとはそういうものでないなら、彼女は私が聞いたときにきちんと言ってくれればよかったのです。まさしく運が悪かったです。