民間人を入れるメリットとは？

質問

日本の右翼団体は、すべて暴力団傘下で暴力団組織から資金提供や運営・経営に携わっているって話を聞きます。

普段は仕事をしながら右翼団体に入会して週末などに政治運動をしている者も沢山居るらしく、日本青年社などの下記のＵＲＬに記載された右翼団体も、こうした民間人が入会して政治運動していると聞きます。

http://violencefamily.ojiji.net/uyoku/link/dantai.html

しかし、こうした任侠系の右翼団体に、一般の民間人を入れた所で、暴力団側には何かメリットがあるのでしょうか？

自分達の組員だけで構成しても良さそうですが、わざわざ民間人を入れる意味があるのか。

また、暴力団傘下の政治結社に入会する民間人も、普段仕事をしながら政治運動されているのでしょうが、右翼団体に入会しても会費など生活費を切り詰めても政治運動をするメリットて何なのでしょうか？

回答No.3

fujic-1990

１番回答者です。補足を拝見しました。

　私見を説明する必要があるのかどうか分かりませんが、その方の説明を信じるかどうかです。

　例えば自民党（たぶん自民党以外も）は選挙で、誰かを比例代表の上位に入れるかどうかを決める判断材料として、その誰かがどれくらい党員を集めて来たかを重視しています。

　実際は、その誰かが党費を立て替えて、自分個人の後援者や酷いときは見ず知らずの人を党員にしたてたりしています。

　でも、その誰かは、真実は言いません。

　「自民党がすばらしい党なので、これらの人が自主的に党費を払って加入しました。みんな仕事を持って家族を養っている立派な人たちです」と言います。

　立派な人が自腹をきってまで党員になっていると主張することが、つまりはその自民党がすばらしいと主張することになりますから。

　それが現実です。宗教団体に加入している人を単純に足すと、全国民の数より多くなったりします。組織は、みんなそうだと思っています。

　大きな組織の会員（特に活動員）の国籍を調べてみると、興味深いことが分かるかもしれません。番組名は忘れたのですが、テレビでやっていました。

お礼

回答ありがとうございました。

回答No.2

eroero4649

＞しかし、こうした任侠系の右翼団体に、一般の民間人を入れた所で、暴力団側には何かメリットがあるのでしょうか？

・構成員が暴力団員のようなプロフェッショナルなのか、単なる過激思想の持ち主なだけで組織犯罪に関わっているわけではないのか分かりにくくなり、警察の目を攪乱できる
・「暴力団の手先ではなく、政治団体なんですよ」という顔ができる
・明らかに暴力団でなければ、銀行に口座を作れたり事務所が借りられるようになったり社会的なメリットがある

＞会費など生活費を切り詰めても政治運動をするメリットて何なのでしょうか？

どこかに所属することで帰属意識を持つことができますし、「俺は愛国○○社の構成員だ」といえばなんだか偉くなったような気持ちにもなれます。いいトシをして「ワルの大物」ぶりたいオッサンて世の中意外にいるものなんですよ。

お礼

なるほど、そう言う「ワルの大物」ぶりたい方達多いのかも知れませんね。

回答ありがとうございました。

回答No.1

fujic-1990

（１）一般民間人を入れる暴力団側のメリット

　別組織、別団体として活動できる、ということでしょうね。その結果、暴力団ではできないことができるようになります。「結社の自由」を謳歌できるわけです。

　例えば、ふつうの政治団体であれば「企業に業界機関誌を定期購読してもらう」「機関誌に広告を載せてもらう（当然、広告掲載料を取る）」なんてことができますが、たぶん暴力団だとできないでしょうね。

（２）加入する民間人側のメリット

　純粋に、特定の政治的主張をしたくて加入する、というケースは少ないと思いますよ。

　加入すると政治結社をバックにして、企業等から協賛金を受けたり、本来雇用されるだけの資格がなくても雇用してもらったりできます。

　ほら、時々聞くでしょ。特定の団体をバックにして、本来雇用できない人が雇用されているケース。

　昔だと、右翼の大物とか言われただけで、ヤバい企業が総会の切り盛りをお願いしに来て、その際大金を置いていったり、逆に「マッチ・ポンプ」で荒稼ぎできたりしました。

　今「総会屋」というのは、あまり聞きませんが昔はすごく羽振りが良かったようです。

　その団体と無関係に（自力で）得た生活費を、切り詰めて団体に寄付、ということはないように思います。

お礼

回答ありがとうございました。

補足

＞その団体と無関係に（自力で）得た生活費を、切り詰めて団体に寄付、ということはないように思います。

実は下のＵＲＬの「右翼の言い分」と言う本の中に、日本青年社についての記述が掲載されてます。

http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%B3%E7%BF%BC%E3%81%AE%E8%A8%80%E3%81%84%E5%88%86-%E5%AE%AE%E5%B4%8E-%E5%AD%A6/dp/477620391X

この中で日本青年社の代表者の方が

「運動に必要な経費を自分達で出して会費でまかなう手弁当スタイルが、ここ数年で日本青年社に浸透しました。自分達が身を切って運動を成立させているんです。なのでうちの場合、全員が職業に就いています。無職の人には、入会資格がないんです。」

こう書かれてあったのですが、日本青年社の様な大きい右翼団体であったとしても、生活費を切り詰めて団体に寄付している所もあるみたいです。