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おぬし そのほう そなた そち そこ そこもと
時代劇を見ていると色々な you がありますが、これらはどう使い分けられていたのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
テレビの時代劇で、そこまで考証されているかどうかは別にして、一応「自分の立場」「身分の上下」、「場の違い(公式か非公式か)」「気分」など、さまざまな事情で違ったようです。 たとえば、「そち」とか「汝」は、目上の者が目下の者に向かっていう「you」です。酒の席で「汝は」とか言い出したら、ケンカになると思った方がいい場面ですね。 「そこもと」「おぬし」は、同じく「同輩か目下」に向かっていう「you」ですが、同輩であっても二人の間にある距離感が違います。文語と口語のような違いがある、と言いますかねえ。 続く言葉の軽重も違います。「そこもとは・・・ 」とくれば「でござろうか?」が合う感じですが、「おぬしは・・・ 」とくれば「なのか?」が合う、というような感じの違いがあります。 質問者さんが上げられたyouはどれも、武家の言葉ですね。商人は例え使用人に対しても「そち」「そのほう」・・・ などとは言いません。 もちろん農民もそういう言葉遣いをしませんが、名主などが配下の農民、小作の争議を裁くような場合には、その白州の場では武家言葉を使っていた(武家の代理だから)ようでもあります。 必ずしも、辞典の訳、説明が正しいとは思いませんが、おおむね辞典に書いてあると思います。時代劇や時代小説を書くのでしたら、めんどうですがひとつひとつ覚えるしかありませんね。
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- あずき なな(@azuki-7)
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回答No.1
時代とか地方にもよる 一種の方言だったりもするし