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webチラシのようなアイディアを対価にするには

Webチラシがまだ世の中に無かったとします。で、webチラシを作れば、新聞をとっていない若い世帯は便利になるし、企業側は集客が出来て、一石二鳥じゃん。と考えます。この考えを元に、お金を稼ぐにはどうすればいいのか? 自分が知らないだけで既に、存在してしまっていた場合、訴えられたり、損害請求的なことが発生したりするのでしょうか? 文章が下手くそなので聞きたいことがつたわりづらいかもしれませんが、以上2点について回答をお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • hue2011
  • ベストアンサー率38% (2801/7249)
回答No.3

Webチラシ、なんて特定して言うからいけないのです。 要するに、思いついたことがあってそれが商売になるかどうか、でしょう。 この話は2つの観点で考えればいいのです。 まず権利を言いましょう。本当は、権利は2番目の優先度ですけど。 アイディアが一応認められるものだという前提で話しますよ。 思いついたことを他人に真似されたくないなら、特許申請です。 誰も申請していなければ、受け付けてもらえます。 このときに申請番号というのが発行され、Pat-Pと言う状態になります。 パテントペンディング、です。 この状態は、この人が申請したのだから誰も申請してはいけないと言う状態です。 そのあとで審査請求ということをし、認められたら特許番号が交付されます。 特許を取得できたら、類似のものを訴えることができますし、まず勝てます。 でも特許が認められないこともあります。 やぶへびになります。 そのためにやる行動は、審査請求をしないで時間を稼ぐと言う方法です。 申請受付状態のままであれば、ライバルはでてきませんので。 時間を稼いでいる間になにをするかというと、市場の調査と生産販売計画を立てるのです。 この話は、自分だけがいいアイディアだと考えているけど、誰かから訴えられるのではないかという不安を発生させません。 調べる方法を知っていればいいだけです。 Pat-Pだと言われたら自分のアイディアはそこでおしまいですから。 で、2番目の観点がマーケティングです。 そのアイディアは何を解決するのか、という観点を明確にしましょう。 現実にそれがない状態で何人の人が困っているのかを調査し数字をとります。 誰も悩んでいないことに対する解決策だったら特許が取れても意味がありません。 往々に、このときに架空の想像でストーリ―を組み立てがちになるので注意です。 論理が2段階以上になっていたら架空の想像です。 そのアイディアが市場に出たとして、それを使った人間がこういう問題を起こす。 その問題の解決にこのアイディアが有効である、というような論理が架空論理です。 無限ループだとかウロボロスとか言われる代物です。 以上、2つの観点を説明しました。 注意していただきたいのは、必ず特許みたいなものが必要だということはないということです。 独占販売権は得られても、市場が生まれなければそれは自縛の紐になるだけですから。 マッサンという朝ドラをご覧かどうかわかりませんけど、あそこで鴨居商店の大将が、自分の部下が独立を計画しているとわかったとき何をしたか。 日本で初めてウィスキーを売りはじめたのです。 市場が伸びません。認知度が悪い。 もし売れ行きが伸びるなら、独占的販売をしていたら大儲けですが。 そこで大将は、ライバル会社を立ち上げようとしている部下に出資し会社ができるようにしてやったのです。 複数の実力のある会社で市場をかきまぜたらニーズが湧いてくるだろうという天才的発想です。 特許の発想はありません。 さて、Webチラシですが、こんな既存のもので議論しようとしても困りますけど、例としてやってみましょうか。 これは特許が取れるか。 たいがい取れません。 それと、もし独占なんかしたら、市場は冷えます。 広告主は選択の自由がないような決定は生理的に出来かねますから。 だったら市場を沸騰させるしかないでしょう。 そのWebチラシとは何を解決するものですか。 印刷して新聞に折り込むチラシをWebで公開するのですね。 ここで広告主は選択が2つ発生しています。Webチラシだけにするか、両方ともやるか、です。 費用は全然ちがいますけど。 もしお客にアピールするのであれば、よりお客が損をするほうで考えてください。 両方ともやる、でしょうね。 Webチラシをすると、新聞をとっていない人間にも伝わるだろう、は言えます。 だけど、広告の場合問題になるのは「効いたかどうか」です。 Webチラシをしたせいで売上が上がった、とはなかなか言えません。 そこでクリックして店に来ないで直接販売が成立したと言う場合でもないかぎり、判断が付きません。 ここで架空論理になる危険を言っておきますと、チラシを見る人という視点で考えることです。 Webでチラシが見られたら便利だろう、という考えは間違っていませんが、それを誰に言うのでしょうか。 実際にお金を払うのは広告主ですね。広告主必ずしも儲かりますか。 仮にB店でレタスが128円だったとします。それを主婦が見ています。 スマホでWebチラシをみたら、A店では148円だった。じゃB店で買おう、になりますね。 C店のWebチラシはなかったから選択肢にはいれなかった。 主婦はB店のあとでA店にも寄るつもりだったとします。クリーニングを預けているから。 もしWebチラシを調べられなければ、重いからレタスもA店で買えばいいじゃない、と判断したかもしれません。 A店のWebチラシがA店の売上を落としてしまったのです。 だから、見る人のメリットなんかを考えるなら架空論理になるということです。 さてこの主婦がC店にいったら、なんとレタスが98円でした。 主婦が損したなと思うことは観点に入れても意味ありません。主婦に広告費なんかもらっていないからです。 C店はWebチラシを出していなかったせいで売上が落ちてしまいました。これも事実でしょう。 視点は、自分のサービスにお金を払ってくれるA店の側でなければいけないのです。 さてどうやってA店にWebチラシにお金を出してもらいますか、です。 架空の話ではなく説得しなければいけませんね。 ShufooというWebチラシのサイトを見ればわかりますが、近所の店がすべてWebチラシをそこに掲載しているわけではありません。 しかし、1店舗でいろいろなチラシをごたごたと掲示している店もあります。 何を思うとそういうことになるのでしょうか。 よく考えてみるとその仕掛けがわかります。しかも非常に単純です。 行数が長くなりますからここでやめておきます。

19760810
質問者

お礼

大変丁寧な御回答有難うございます。視点を変えて考えると、なるほどとhue2011さまの言われることが腹に落ちました。早速Shufooを拝見して来ました。価格の確認だけでなく,ポイント制度のようにお得感もえられると言った感じですか。ちなみにですが、shufooを知らなくて、ほぼ同じ内容のモノを作って、利益を得た場合、shufooさんがなにかしらの特許的なものを取っていると、訴訟のような形になるのでしょうか?

その他の回答 (2)

  • catpow
  • ベストアンサー率24% (620/2527)
回答No.2

「アイディア」だけでは特許がとれませんし、それをネタに稼ぐことも無理ですね。 たとえば、電気が発見された当時に、「遠距離をあっという間に伝わる電気を使って通信する装置」というアイデアを考えたとします。 「それは、どんな仕組みで実現されているんだい?」という問いに「いや、そういう装置のアイデアだけで、装置の構造はわからないが、できそうには思うよ。」 という答えなら、特許もとれないし、対価を稼ぐのも無理だと思います。 webチラシのアイデアもこのレベルだと思います。 また、他人の権利を侵すっていう場合は、たとえば、上記のような通信装置の場合、アイデアだけでなく、実際にそういう装置を作り上げたわけですから、その装置を実現している仕組みが存在することになります。 それが、自分で考えたものであっても、他人が特許をとっている仕組みと同じなら、訴えられることになるので、事前に特許を調べて似たような仕組みの機械がないか調査することになると思います。 また、「アイデア自体を売りたい!」というのを買ってくれる人もいるかもしれませんが、アイデアを話したあと、「それは、俺も考えていたことだ。でも、ここに来て話をしてもらったので、日当として1万円は払う」っていう感じで終わるかもしれませんね。 最近、ネットで目にしたのですけど、日本企業では、社内の新しいITシステムの構想をパワーポイント数枚にまとめて、「これでわが社のシステムは刷新され、売上・利益もアップする!!」と満足する経営者が多いといいます。 実際には、そのITシステムは、そのパワーポイントの図面を元に、システム設計書を作り、膨大なプログラムを開発しなければなりません。 そこを軽視し「その作成は、外注に投げてやってもらう」ってことで設計・製造を軽視する風潮が日本にはあるといいます。 江戸時代のころと違い製造を行う「専門家・職人・技術者」を軽視する風潮がある感じがするこのごろです。

19760810
質問者

お礼

丁寧な御回答ありがとうございます。私も製造側の人間なので、簡単に軽視されるものの言われ方をすると、「チョイチョイ」と言いたくなる時もあります。

  • pusai
  • ベストアンサー率38% (451/1161)
回答No.1

> 自分が知らないだけで既に、存在してしまっていた場合、訴えられたり、損害請求的なことが発生したりするのでしょうか? 『特許』という言葉をご存知ですか? そのアイディアが既に他の人に特許を取得されていた場合、質問者様が知らなかったとしても特許侵害に当たります。 その場合は特許取得者から「販売指し止め」や「特許使用料の請求」などといった要求・訴訟が発生する場合は十分あります。 > この考えを元に、お金を稼ぐにはどうすればいいのか? この「どうすればよいか?」まで考えて、やっと「アイディア」です。 この部分が抜けている考えは「思いつき」「想像」「妄想」でしかありません。 「思いつき」までなら誰でも簡単にたどり着けますが、その先に考えが行かないため「アイディア」にはならず、お金を稼ぐことが出来ないのです。 質問者様が質問している「この考えを元にお金を稼ぐにはどうすればいいのか?」こそが、アイディアの80%を占めていると言っても良いでしょう。 ここが考えられるか否かが、お金を稼ぐことに繋げられるかどうかですので、御自身で考案しなければなりません。 他人に聞いたら、その人に報酬として収益の80%は挙げなければいけませんよ

19760810
質問者

お礼

なるほど。参考になりました。ありがとうございます。

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