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iTunesのバックアップでiphone接続
iTunesでiphoneのバックアップをした後に、PCからiphoneを取り外すときには 「安全に取り外せます」は表示させなくても良いのでしょうか? タスクバーの隠れたアイコンにも項目が無いようですが・・・
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Windowsの「安全に取り外す」とは、「ディスク(D: や E: ドライブとして認識されるストレージ)に対する書き込みを完了させる」という意味があります。 Windowsがディスクにデータを書き込むとき、アプリの処理をスムーズにするため、 (1)アプリからのファイル書き込み要求、完了待ち (2)OSはアプリに書き込み完了を報告 (3)アプリは実行を継続 (4)その裏でOSはディスクに対してファイル書き込み(データ・管理領域)を行い、完了させる。 ということを行っています。 ここで、アプリのファイル書き込み完了認識と、OSのディスク書き込み完了にタイムラグがあるため、アプリの方で「保存しました。」などと出ても、実際のディスク書き込みが実行中である可能性があります。 そこで、「安全な取り外し」を実行すると (5)未書き込みのファイルデータがあったら完全に書き込み、メッセージを表示する。 ということで、安全に外せるようになります。 (まあ、HDDなどでは書き込みタイムラグがあるといっても一瞬なので、人間が操作しようとする頃には大概書き込み終わってるんですが。) ところがここで、WindowsはiPhoneを「ストレージ」(C: D: などのドライブ)としては扱っていません。 すなわち、iTunesアプリからUSBケーブルを通じて通信し、データはやり取りするけれども、Windows OS から「ファイル単位」での書き込みを行ってるわけではないんです。 OSから見たら、USBでつないだiPhoneは、マウスとかモデムみたいな、「何かのデータのやり取りができる機器」としてつながっています。 ですので、iTunesがiPhoneに対してデータの送受信をし、アプリ上でその操作が完了した、というならば、Windowsから書き込むデータはもうありません。 それで、「安全な取り外し」は表示されないし、する必要もないというわけです。 なお、iPod Classic などでは、iTunes画面内に「□ ディスクとして使用」というチェックボックスがあります。 これをオンにすると、ドライブとして認識されるようになるので、「安全な取り外し」も出るようになります。 ドライブとして見えるようにはなりますが、iTunesに入れた音楽データのファイルなどが見えるようになるわけではありません。 あくまでも、iPodの空き領域をUSBメモリのように使えるというだけの機能です。 「安全な取り外し」が必要なのは、そのドライブ(D: E:等)として見えている部分の話だけであり、iTunesからiPodへの音楽データ書き込みなどは、iTunes上の操作完了時点で、終わっています。 iPod touch・iPhone・iPadには、この「ディスクとして使用」機能はありませんので、やはり「安全な取り外し」は出てこないというわけです。
お礼
分かり易い説明で助かりました。 回答、感謝です。