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建築士の受験資格
工業高校の建築科を卒業して春から一級建築事務所で大工見習いとして働くのですが 建築士や施工管理の受験資格に高卒だと実務経験3年以上などとあるのですが、 この実務経験とは具体的にどのような ことがあてはまるのですか? 大工ではなく現場監督などでないと実務経験には含まれないのですか? またその場合は大工の仕事をしながら実務経験をつむことは可能ですか?
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- yumetojitsuyou
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答えと言えるかどうかわかりませんが、私の知っていることを述べます。 建築士の受験資格ですが、大学の建築学科卒なら、2級建築士は実務経験なしで受験できますが、学歴なしだと「実務経験」が7年必要で、工業高校の建築学科卒ですと「実務経験」が、質問者の方が書かれているように「3年以上」でしたか、必要とされていたようです。 それで、この場合、「実務経験」というのは、工事管理とか設計とかのことで、建築会社に勤めていても、営業とか総務・経理とかをやっていたというのはだめ ということらしく、大工もだめだったはずです。 但し、名詞に「営業」と書かれていても、私が過去に勤めたことがある小規模のリフォーム屋なんかですと、従業員数がそれほど多くなく、営業兼設計兼積算兼工事管理県アフターサービス みたいなもので、ひとりの担当者が何でもやっていたのです。 何年か前に我が家にセールスで来たリフォーム屋のにいちゃんが「うちは営業がいないから、その分、安いんです」と言うので、「あなたは営業じゃないのですか?」と言ってみたところ、「私は工事担当です。営業じゃありません」と答えたので、私が「しかし、工事担当でも、今、営業やってませんか?」と言ったことがあります。 名刺に「工事課 ○野 ◇太郎」と書いてあっても営業も工事監督もやっているという人もあり、「営業 ◇村 △造」と書いてあっても、設計も工事監督もやるというケースもあるわけで、小規模な設計事務所では所長は大規模な会社なら総務・人事・経理に該当するような仕事だってやると思います。「実務経験」に該当するかどうかは、名詞に何と書いてあるかではなく、実際に設計や工事監督の仕事を現実にやっているかどうかで決まるようです。だから、大工が主たる仕事で入社する際に「求人票」に「職種 大工」とあっても、図面を書いたり監督に該当する仕事もするようなら「実務経験」に該当するはずです。 実際には、「実務経験」があるかないかは、所属する会社が証明するかどうかの問題で、「一級建築士事務所」という勤め先なら、現実問題として、設計や工事監督に該当する仕事はほとんどしていなくても、勤め先が「証明」してくれれば、受験して2級建築士、あるいは、木造建築士の資格を取得できる可能性は、良い悪いは別にして、現実問題として、あります。 自営業の人というのは、税金対策なのか何なのか、実際に仕事をやっていなくても、家族を従業員だということにしている人が多く、設計事務所とかをやっている人にもそういう人があるわけです。 現実に、私が知っている人、というより、昔、勤めていた会社にいたおばさんなのですが、夫が一級建築士で設計事務所をやっていた人で、夫の方は大学の建築学科を卒業し、大手のハウスメーカーで設計課長を勤めた後に独立して設計事務所をやったという人ですが、嫁はんは形式上、設計事務所の従業員になっていただけで、実質的には実務経験なんてない人ですが、2級建築士を受けて取ってしまいました。もっとも、2級建築士というのは、大学建築学科卒の学歴+試験合格 か、 実務経験+試験合格 か、建築系の短大・専門学校卒の学齢、工業高校の建築学科卒の学歴+実務経験+試験合格 かのどれかで2級建築士 になるもので、そのおばさんは、実質、試験合格だけしかない2級建築士でしたから、2級建築士とはいっても、名詞に名前の下に「2級建築士」と書くだけというだけしかできない、2級建築士だからといって何か能力があるわけでもない、少々、情けない2級建築士ではありました。 他にも、「設計事務所の先生」から、その設計事務所で1年ほど事務をやっていた女性が2級建築士の試験を受けたいというので、7年そこの設計事務所にいて設計をやっていたという「証明」を書いてあげたところ、合格しちゃった・・とかいう話も聞いたことがあります。それがいいかどうかはよくわかりませんけれども。 むしろ、実際に受験資格がないのなら、受験資格なしで受けられる資格を取得するようにした方がいいのではないのか、という気もします。受験資格なしで受けられる建築の資格としては、インテリア産業協会がやっているインテリアコーディネーターなどもありますが、インテリアコーディネーターは実は私も取得したのですが、女性が取得すると仕事にありつきやすい資格のようですが、男性が取得してもなかなか仕事にありつけない資格で、男性にはメリットが少ない資格という気がします。受験資格が建築士より緩い資格として、過去に私が考えたものとしては、土地家屋調査士や宅建主任などがありますが、そうなると、少々、方向が違ってきます。 それで。 このように、私が知っている人でも、「受験資格」に関しては、かなり、怪しい「受験資格」で2級建築士を「取っちゃった」人がいます。 又、それゆえ、職安で求人票を見ても、「1級建築士 もしくは 2級建築士。 建築系の学校を卒業した人」という条件の会社があったりして、建築士の「受験資格」がかなり怪しいという点は知っている人は知っているようで、「実務経験」だけで取得した2級建築士は、学歴ありで取得の2級建築士より低い評価をする会社もあるようですが、質問者の方の場合、工業高校の建築学科を卒業されているようですから、取得した場合、「学歴ありの2級建築士」という評価になるでしょうから、その点は大丈夫でしょう。 ところが、何年か前に、姉葉さんの事件があって、それ以来、建築士の受験資格について、特に、「実務経験」の部分は、それまでより、かなり厳しくなった、というようなことを聞きます。 ↑に述べた私が勤めていた会社のオットが設計事務所をやっていたおばさんとか 事務やっていただけの女性に「受験資格」を「書いてあげた」親切?な設計事務所のおじさん とかは、姉葉さんの事件より前のことなので、今、それが通じるかどうかはわかりませんが、姉葉さんの事件より後においても、私が勤めた工務店で、実際にやっている仕事は大工の人で、2級建築士試験を受けて合格して取得した人はいます。 おそらく、工事監督をやったということにして受けたのだと思います。 実際には、大工の仕事であっても、監督の仕事に該当するようなこともすると思いますし、監督であっても、工事現場で、「俺は監督だから作業は絶対にしない」というわけにもいかないと思うのです、だから、大工と監督の境界というのはそれほど明確ではないと思うのです。 で、厳密に言うと、「実務経験」は設計とか工事管理の職種のことのはずですが、図面を書いたり、工事管理に該当するようなこともしたりするのであれば、大工・職人の仕事の方が主であっても、該当すると考えて受験するということもありうるのではないか、そこから先は、職場の会社が工事監督か設計をやっていたように書類を書いてくれるかどうかと、本人がどう考えるかということになると思います。 もしも、「実務経験」という点で条件を満たさないと考える場合、大工の仕事を続けながら、受験資格を取得する方法として、ひとつの選択肢として、大学の建築学科を卒業すれば2級建築士は「実務経験」なしで受験できますから、大学の建築学科卒 となってしまうという方法もあります。 仕事を続けながら、大学の建築学科を卒業する方法があるかというと、愛知産業大学 と 京都造形芸術大学 と 大阪芸大 に、通信課程の建築学科があります。愛知産業大と京都造形芸術大はスクーリング会場は何箇所かあり、試験科目の試験会場は全国にあります。京都や愛知県まで行かないといけないということはありません。 これに行って卒業するという方法もあります。但し、働きながらやるのは、けっこう大変です・・が、大変でも卒業すると大卒の資格も取れます。 専門学校でも学歴なしで建築士の受験資格を取れるところもあったように思います。 大学の建築学科と専門学校の建築学科では、大学の方が学問的で建築士の試験に直結していない、専門学校は大学に比べて学問的ではないが建築士の試験に直結している場合が多いという印象があります。 又、大学の場合、通信課程のものでも、一度、他学部を卒業した人は3年次編入ができ、一般教養科目は省略できますが、大学に行っていない人は4年分学習しなければならないという問題があり、その点、専門学校の方が短い期間で受験資格が取れるという点はあるようです。私は大学の建築学科に行ったので専門学校で通信課程の所があるかどうか調べていませんが、夜間の所はあるのではないでしょうか。夜間であっても、昼間、大工仕事をやって、夜、学校に行くというのは相当、大変かもしれません。 答えになってないかもしれませんが、部分的にでも参考になればと思い、私が知っていることを述べました。
- sujika
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一級建築士の事務所の所属なら大丈夫だと思いますよ。 問題なのは、現場での経験をどういう風に記載するかですね。 それと、受験する出願書に建築士の事務所の捺印がいるはずですけど、 その事務所で押してくれるかどうかでしょうね。 一般的には、二級建築士は一般の工務店でも所持していますから、 問題は無いように思います。
- okwavehide
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回答がつかないようなのでネット情報ですが参考にしてください。 二級建築士試験・木造建築士試験の実務経験要件より抜粋 (1)建築物の設計(建築士法第21条に規定する設計をいう。)に関する実務 (2)建築物の工事監理に関する実務 (3)建築工事の指導監督に関する実務 「建築実務の経験」には、単なる写図工 若しくは労務者としての経験 又は単なる庶務、会計その他これらに類する事務に関する経験は含まない。 この辺りをふまえ仕事場の先輩に教えてもらったらどうでしょう。 喜びと不安の新しい職場に早く慣れ、夢に向け頑張りましょう。