ピケティを反対する理由って何なの？彼はただデータを

質問

ピケティを反対する理由って何なの？彼はただデータを示しただけでしょ？

回答No.4

titelist1 · ベストアンサー

彼は過去の経済データーを整理し、資本主義経済における格差拡大をデーターで示したことが画期的なのです。それまではノーベル賞を貰ったクズネッツの格差縮小論が信じられていたからです。格差縮小論は世界大戦後の短い期間だけの経済データーだけをまとめると格差が縮小していたからです。日本の戦後にみんなが豊かになっていった時代です。

ところが最近は金持ちがドンドンと金持ちに成ってゆくことは大人ならみんな知っていることです。それを膨大なデーターで示されると誰も反論できないのです。確かに欧米では格差拡大になっていますが、日本では本当の格差は広大していないのです。本当の格差とは税金や社会保障費で再配分した所得のことです。貧困率を表すジニ係数は再配分後で示すと50年間でほとんど変化していません。再配分する前の当初所得のジニ係数は2倍近くに広がっています。日本の社会保障費が手厚いことが理由です。今年では年金と医療と福祉で120兆円と国家予算よりも多いのです。

ビケティさんは経済データーを示すことで止めておれば良かったと思います。経済格差を改善するための処方箋が貧弱なのです。おそらく社会学の知識が低いのだと思います。所得税の累進課税を世界各国で行なうとか、相続税をもっと高めるなどの提案です。税金天国の国があったり、英国では相続税が無い現実では不可能な処方箋なのです。資本増加率が経済成長よりも高いのは優遇税制の結果であるので、それに手をつけると資本主義経済の成長率が低下してしまうことに至っていないのです。

お礼

みなさん回答ありがとうございます

回答No.3

terebidesu

共産思考は好まれません。

しかし、誰もが出来なかった
データ収集としては、
ノーベル賞ものだと思います。

お見事！！です！！

回答No.2

hhasegawa

マルクス主義と何も変わらないからです。

回答No.1

catpow

>>ピケティを反対する理由って何なの？彼はただデータを示しただけでしょ？

彼は、「結論ありき」でいいかげんなデータ分析を行っていると思えます。
また、彼は経済が分かっていないと思えます。