• 締切済み

静止衛星の軌道半径

物理の問題です 静止衛星での軌道半径を計算したら天体の半径Rよりも小さくなったする この場合どういう状況になっているか、天体表面の重力と遠心力を比較することで議論せよ

みんなの回答

回答No.4

ちょっと面白そうなので、計算してみました。 軌道角速度ωは、天体表面より上では、 天体の半径 = R, 天体の中心からの距離 r, 天体の重さ M とすると rω^2 = GM/r^2 だから ω = √(GM/r^3) 天体の内部では M を (r/R)^3・M に置き換えればよいので #天体の密度は均一を仮定 ω = √(GM/R^3) 天体内では、軌道角速度が一定になっちゃいますね。すると、天体内部 の軌道面上が全部静止軌道か、軌道面上に静止軌道が存在しないということになりそうです。 つまり、後者なら、天体内部の軌道面上の全ての点で遠心力が重力を上回ることになります。 他の点は重力と遠心力の向きが異なるので未考察です。

noname#212313
noname#212313
回答No.3

 #2です。  先の回答で全部と思われてしまうかもしれないと気がつき、補足します。あれで考察は終わりません。  まず簡単な事実を提示しておきます。どうしてそうなるかを計算するのは、大学物理のレベルになりますが、「地球の中心に向かって穴を掘り進むと、穴の底での重力はどう変わるか」ということです。  結論を申せば、「穴の底での重力は、穴の底から地球中心までの半径の星と同じ重力になる」ということです。自分より上の部分は無いのと同じであるわけです。  お示しの問題において、星の地表は静止軌道より外側なのでした。その星で中心に向かって穴を掘り進んだとき、果たして重力が遠心力を上回るのか。それ次第で、星全体が崩壊するか、あるいは、表面から下の一定部分だけが不安定で、それより下は安定して存在できるのか。  以上、例えばですが、考察できること、すべきことはいろいろ出てきます。万が一、先の回答だけを結論とすると「考察が足りん」と一蹴されてしまうかもしれませんので、念のため申し上げました。

noname#212313
noname#212313
回答No.2

 赤道部分だけ考えてみましょう。  地球での静止衛星は静止衛星軌道を回っていて、もちろん軌道は地球の外にありますね(軌道半径が地球半径より大きい)。地球を一周する周期は24時間。遠心力と重力がちょうど釣り合っています。  同じ周期(24時間)で、静止軌道より内側(下側)にあれば、遠心力より重力、地表へと落下してきます(正確には、軌道を下げることで速度が増し、地表まで落下せずに、どこかで安定することもある)。同じく静止軌道より上側(外側)にあれば、遠心力が重力を上回り、地球を飛び出すか、少なくとも高度を上げます。  静止軌道の半径を薄くて質量が無視できる球殻(中空ボール)で覆ったと考えてみます。球殻の自転は地球と同じく24時間周期とします。球殻の赤道部分では無重力です。静止軌道衛星と同じに公転していますからね。  仮に球殻に高層ビルを建てたとすると、高層ビル上層では遠心力が重力を上回ります。上へ向かって引かれるわけですから、そこでは天井を床とすることになります。窓から見上げると地球が下にあるように見えるわけです。窓から飛び降りれば、地球とは反対側へ落ちて行くということにもなります。  しかし、球殻の高緯度地域では状況が異なります。赤道から高緯度へ行くにつれ、回転半径が小さくなり、それにより遠心力も小さくなります。極端な場合を考えると、北極と南極です。そこでは遠心力はありません。高層ビルがある緯度により、最上階で上(地球と反対側)に引かれるか、下(地球側)に引かれるかが違ってくるわけです。  それが「静止衛星での軌道半径を計算したら天体の半径Rよりも小さ」いという状況です。天体が頑丈でない限り、少なくとも赤道部分は形を保てないでしょうね。もし保てたとすると、遠心力が重力を上回るために地表に立とうとしても浮いてしまいます。それは、地表()に立っている人)が第1宇宙速度を超えているという状況でもあります。

  • Tacosan
  • ベストアンサー率23% (3656/15482)
回答No.1

問題はわかった. で質問はなに? まさか「コピーすればレポートとして提出できるような回答」を求めてるわけじゃないよね?

関連するQ&A

  • 静止衛星の軌道の計算について

    静止衛星の軌道半径が約42,000kmということですが、計算がうまくできません。 遠心力と引力が釣り合い、以下のとおりになることは分かります。 軌道の半径をr、角速度をω、万有引力定数G、地球質量をMとすると r3 = GM/ω2 しかし、ここで万有引力定数  6.673×10^-11 m3 kg-1 s-2 地球の質量 5.9742×10^24 kg 角速度として、2π/86400(秒)=7.27×10^-5 s-1 で計算しても、r=42,000kmになりません。 また、他のところで求め方を見ると、途中で重力加速度gを使ったりしていますが、gを使わず直接求めることはできないのでしょうか? よろしくお願いします。   

  • 静止衛星の高度の求め方について

    次の問題の解き方と答えを教えてください。 地球の周りの静止衛星は赤道上空にあって地球表面から3万6千kmの高度にある。このことは地球を球体とみなし静止衛星にはたらく万有引力と遠心力との均衡を数式化すれば解くことができる。同様に火星または木星の赤道上空に静止衛星をおく場合を想定し、下記の条件でこの静止衛星の惑星表面からの高度を千km単位で有効数字2桁として求めよ。(なお、1日は86400秒。) 火星:赤道半径(m単位) 3.396E+ 6、質量(kg単位) 6.4196E+ 23、自転周期(日単位) 1.026 木星:赤道半径(m単位)7.1492E+7、質量(kg単位)1.899E+27、自転周期(日単位)0.414 万有引力定数(Nm^2/kg^2): 6.672E-11 地球:赤道半径(m単位) 6.378E +23、質量(kg単位) 5.974E+ 24、自転周期(秒) 86164.1、静止衛星地上高(千km単位) 36 また、静止衛星に働く地球の引力と円軌道を周回する場合の遠心力とのバランス式 G・(M・m)÷(R+h)^2=m・{V^2÷(R+h)}…(1) R:地球の赤道半径、h:静止衛星高度、G:万有引力定数、M:地球質量、 V:静止衛星が地球を周る速度 2π(R+h)÷V=86164秒…(2) π:パイ(円周率、3.1416) これらをつかって地球の静止衛星の高さを求めるようなので火星、木星も同様に計算するものだと思います。 よろしくお願いします。

  • 高校物理、静止衛星(第一宇宙速度)

    静止衛星は赤道上空を地球の自転と同じ向きに同じ周期で運動しているため、地上から静止して見える。静止衛星の軌道半径rを地上における重力加速度の大きさg、地球の半径R、地球の自転周期Tを用いて表せ。 (疑問) (1)衛星の軌道半径、地球の半径の関係は図のようで正しいでしょうか? (2)解答が教科書についていないので、計算過程を教えてください。

  • 静止衛星はどうして静止していられるのですか?

    静止衛星は24時間で地球を一周するようになっているので、地表からみると静止しているように見えるそうです。 この場合、重力と衛星の遠心力はつりあっているのでしょうか? なんとなく地球の引力にひっぱられて落ちて来るような気がするのですが。 それとも何らかの推進力があって、ホバリングしているのでしょうか? よろしくお願いします。

  • 静止衛星の問題

    地表から高さh(m)の円軌道上を、地球の自転と同じ周期T(s)で、地球の自転と同じ向きに赤道上を回る人工衛星は地上から静止してみえるので静止衛星と言う。地球の質量をM(kg)、人工衛星の質量をm(kg)、地球の半径をR(m)、地表における重力加速度をgとする。 1,静止衛星の角速度ω(rad/s)をTを用いて表せ 2,静止衛星の速度v(m/s)をR,h,Tを用いて答えよ 3.静止衛星の加速度a(m/s2)をR,h、Tを用いて答えよ お答えください・・・・お願いします

  • 人工衛星を静止衛星に

    何も数値が与えられずに、人工衛星を静止衛星にする軌道半径は求めれますか???

  • 静止衛星に働く外力の大きさ

    静止衛星の位置は他の天体の重力によって変化すると次のURLに記述されています。 http://www.interq.or.jp/blue/rhf333/BS-L.HTM >天体からの重力による影響では、軌道面(軌道傾斜角)が徐々にずれていき地球からみると、ちょうど上下に揺れるような動きになります。これもわずかではありますが、放っておくと徐々に増加していきその量は、年間 0.8゜程度です 1.BS衛星を例に記述されていますがこの力はだいたいどれくらいなのでしょうか。 2.この力は衛星の重さに比例するのでしょうか。 3.スラスターを使って軌道をもとに戻すときの力も同程度必要でしょうか。 4.衛星の寿命はスラスタの燃料が尽きるというのは正しいですか。 以上よろしくご回答お願いします。

  • 静止衛星の軌道の考え方について教えてください。

    下記の条件パラメータがあります。(これはある教科書の記載です。) 1.・Equatorial Radius: re =6378.14 km 2.・Geostationary Radius: rS =42164.17 km 3.・Geostationary Height (Altitude): hGSO =rS ? re =35786 km 4.・Eccentricity of the earth: ee =0.08182 この場合に考え方についてです。 4項の離心率がe=0.08182となっています。本、衛星は静止衛星(地球の自転と同速度)となっていますが、当然地球の周りを回る軌道があると考える分けでしょうか?(たぶんそうだと思っています。) そこで、離心率は0~1で定義されます。(完全円は0です。) 式(軌道半径の最大、最小をrmax, rminとします。) e=(rmax-rmin)/(rmax+rmin) そうすると、この場合の2項の軌道半径は、rmaxとrminの平均と考えるのでしょうか? 以上 宜しく御願いします。

  • 静止衛星。

    高専物理の問題で、 人工衛星を赤道上で運動させるには、高度hをいくらにしたらよいか。ただし、地球の半径R=6.37×10^3km、地表での重力加速度g=9.8m/s^2、1恒星日≒1太陽日とする。 という問題でつまずいてます。 v=√gR^2/R+hあたりを使うのかなぐらいしか分かりません。 よろしくお願いします。

  • 人口衛星は、なぜ回り続けることが出来る?

    人工衛星って、遠心力と重力のバランスが取れているところで回っているのですよね。 物理の法則どおり、ちゃんと回っています。 人工衛星を地球から○○m離れた軌道に乗せようと考えていたのに、そこから1mmずれるとどうなるのですか? 物理の法則に従うとすると、1mmでもずれたら、地球に落ちるか宇宙に飛んで行ってしまわないのですか?