従軍慰安婦問題はなぜ終わらない？

質問

従軍慰安婦問題で朝日新聞の誤報（ねつ造？）が明らかになり朝日新聞は謝罪しました。

しかし韓国の大統領は、慰安婦問題について日本に謝罪など譲歩をするようにあらためて請求しています。

また海外に建てられた慰安婦像（２０万人が連れて行かれたとの記載付きとか？）も撤去もしくは訂正される兆しがありません。

韓国の世論も「な～んだ。間違ってたのか。」とこぶしを振り下げる風でもありません。

せっかく誤報だとわかったのになぜ慰安婦問題は終わらないのでしょうか。

何が問題だと思われますか。

回答No.17

lv4u

No.4です

中国、韓国や米国に問題があるのは、そのとおりです。
が、やはり私たち日本人自身が従軍慰安婦や南京大虐殺を始めとして、大東亜戦争やそれが始まる前のことを正しく認識できてなく、さらにそれらを議論することに抵抗感があるのが大きな障害になっている気がします。
なんというか、「その話は口に出しちゃあいけないタブーだよ！言うと軍国主義者と見られて差別されるよ」というようなブレーキが多くのマスコミや日本人に作用している気がしますね。
かくいう私も「従軍慰安婦も南京大虐殺も、でっちあげだ」という歴史的事実を言うとき、心の中で発言に対して、なんとなくブレーキがかかる部分があります。

これってどこから来るのかな？と思っていたのですが、「『永遠の０』と日本人／小川榮太郎」を読んで判った気がしました。
日本は大東亜戦争に負けた後、ＧＨＱに支配されたのですけど、そのとき、朝日新聞を始めとして全ての新聞が、３０項目の報道禁止項目を被せられる報道規制を受けていました。新聞だけでなく、一般の手紙も毎月４００万通が開封されて検閲され、電話も盗聴されていたといいます。
こういう規制が７年間も続いた結果、その禁止リストにあった「極東軍事裁判批判」「中国人に対する批判」「朝鮮人に対する批判」「合衆国に対する批判」などが完全に新聞の「習性」となり、現在でもマスコミ・雑誌・映画なども自主規制の体質が残っているのだと思います。

つまりは、この報道管制、プレスコードにより、大東亜戦争にたいして、全く罪悪感なんて持ってなかった日本人が徹底的に洗脳されてしまい、それ以降も「日本は戦争で悪いことをした」という「誤った価値観」が植えつけられて、それが戦後７０年の現在まで続いて、私も洗脳されたひとりだということでしょう。

そして、「中国人も韓国人も小さいころから反日教育を受けて、真実の歴史を知らないから、いつまでも日本を攻撃している」と批判しながらも、「私たち日本人も同じようにＧＨＱのプレスコードによって洗脳されてしまっている。大東亜戦争の真実を知らないってのは私たちも、中国人・韓国人と同じ。余り彼らを批判できねえなあ。自分たちの洗脳を溶かない限り、従軍慰安婦問題は終わらないか・・・」などと思うこのごろですね。

お礼

たくさん回答をいただきありがとうございます。

朝日の問題以外で慰安婦問題があるということなどで、まだ頭が整理できておりません。

この問題に関しては、また別の形でいつか質問をたてようと思います。

ありがとうございました。