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“私は、彼が彼女を打った、のを見た。”の受取り方
I Saw he beat her.を日本語に訳すと、 “私は、彼が彼女を打つ、のを見た。”になります。 ところで、(英文とは切り離して)“私は、彼が彼女を打った、のを見た。”という文章があったとします。(この文章は、一般に使わぬ、間違った用法ですが) この文章に出会ったら、皆様は、同様な受取り方をしますか? (わたし個人には、この文章は、彼の行為を強調している、ような気がしますが)
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「一般に使わぬ、間違った用法」 の文を見たら、「何だ、こりゃ?」 とは思いますが、「強調」 なんだということは感じません。 「私は、彼が彼女を打った、のを見た」 という文を見たら、まず 私は、彼が彼女を打ったのを見た。 と修正して読んでから、 私は、彼が彼女を打つのを見た。 ということが言いたいのだな、と思います。外国人が書いた日本語なら、そういう誤りがあってもおかしくはないでしょうから。 強調したいのであれば、 私は、彼が彼女を打つのを見たんです。 としてから、 私は見たんです、彼が彼女を打つところを。 とする方が自然に思える、とアドバイスしてあげます。 「彼」 の行為すなわち 「打つ」 を強調したいのであれば、 彼は彼女を打ったんです、私はそれを見ました。 として、発話する際に 「打った」 という部分を強く発音するようにとアドバイスするかもしれないと思います (英語の he beat her でも同じことで、やはり beat を発音する直前に微妙に間を取ってから、その部分にアクセントを置いて発話するでしょう)。 要するに 「打つ」 という行為について述べている部分を前に出すことで、強調する感じを出そうということです。 しかし翻って 「私は、彼が彼女を打った、のを見た」 という文を見たとしたら、日本語がまだ完全ではない外国人の書いた文だな、とは思うものの、「打った」 を強調した文であるという受け止め方は、私ならしません。
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- kzsIV
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「私は彼が彼女を殴ったのを見た」 「私は 彼が 彼女を 殴ったのを 見た」 「彼女」は動作「殴る」の動作客体(目的語)なので構文上「彼女を殴る」は一纏まりに捉えられます。 「彼」は動作「殴る」の動作主体であり、ここでは「彼女を殴る」に先行するのは妥当です。 「私」は動作「見る」の動作主体であり、文意を鮮明にするには「見る」の直前に置いた方がいいでしょう。 「殴ったのを」は、文意が鮮明になるようであれば、「殴った。それを」と置き換えてもいいでしょう。 彼= 彼女を殴った。 それを 私= 見た。 彼が 彼女を殴ったの。私は 見たわ。他の人じゃなくて彼よ。私以外にも見た人いるかもしれないわ。 彼が 彼女を殴ったの。私が 見たの。他の人じゃなくて彼よ。私以外には見た人もいないでしょうけど。 彼は 彼女を殴ったの。私は 見たわ。他の人も殴ったんじゃない。私以外にも見た人いるかもしれないわ。 彼は 彼女を殴ったの。私が 見たの。他の人も殴ったんじゃない。私以外には見た人もいないでしょうけど。 「が」は他者を排除しますので、強調のように感じられてもおかしくありません。
お礼
ご回答ありがとうございました。 「は」に比較して <「が」は他者を排除> するのですね。 <他の人じゃなくて彼よ。> という意味で、強調のように感ずる、ことはあり得るのですね。
「打つ」が不自然です。ほとんどの日本人はこういう表現をしません。 「私は彼が彼女をぶったのを見た」または「私は彼が彼女をたたいたのを見た」でしょう。拳(こぶし)を使ったのなら「私は彼が彼女をなぐったのを見た」ですね。 また、「彼の行為を強調している」ということはありません。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 <「打つ」が不自然です。> ですね。beatを直訳してしまいました。
- WhatisLOVE
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個人的には、彼と彼女が離れた場所にいるのか、または私と関係性が希薄な人たちって気がします。 「打った」と「のを見た。」の間の「、」がそんな感じにしているような。 もし「、」が無ければ、私と彼と彼女の関係性が近いように感じます。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 小さな”、”一つで、三者の関係性が、左右されるのですね。
お礼
早速のご回答ありがとうございました。 やはり、誤った使い方、と感じるのですね。修正してから、文章を理解するのですね。 強調するなら、置換などを使うべきなのですね。