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電圧量と電流量
電力対する電力量があるように、電圧に対する電圧量(電圧×時間)、電流に対する電流量(電流×時間)もあると思いますがあまり使われないようです。検索してもあまり情報がありません。とくに '電圧量' というのはイメージ的にもピンときませんし。どういうとき必要になるのでしょう?
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1. 電圧の単位の定義は、 [V] = [W / A]、または、[V] = [J / C] で、両社は同じものです。 質問者の言う「電圧量」は、これに時間[s]を掛けるのだから、 [Vs]=[Ws/A]=[Js/C]=[J/A] ([W]=[J/s]、[A]=[C/s]に注意) ということになります。これは、その時の電流1[A]あたりに発生または消費する「仕事」ということになります。電流がなく、電圧だけだと「仕事」の発生も、消費もありません。 一般に、この量を使う場面とか、使う必要(「電力」、または「電力量」を使えば間に合う)はないし、使っても面白いことはないので、こんな説明をしているところはありません。 2. 質問者の言う「電流量」は、[As]ですが、これは、上の[A]の説明からわかるように[As]=[C]です。これはすでに知られている、というより、[A]の定義の中に入っている「電気量」です。したがって、わざわざ「電流量」などという量を持ち出す必要はまったくありません。必要なら、「電気量」で検索してください。これは、電気関係のあらゆる場面で多用されている、基本的な量です。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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「電流量」は電流の同義語のように使われているみたいです。 積算電流量の方がよさそう。 バッテリー容量のAh はポピュラーだと思います。 1 Wh = 3600J, 1 Ah = 3600 C 電圧量も電圧とほぼ同義語ですが、電圧はポテンシャルエネルギー に比例する量だから、既に「量」ですよね。これを時間で積分しても、あまり有用な 量は出てこない気がします。
- spring135
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要するに示量変数と示強変数の問題です。 URLには出てませんが電気の世界では電圧は示量変数で電荷が示量変数でしょう。 示量変数に対して時間当たりの量として~量が定義されます。示強変数に対しては~量は定義されません。 電流はクーロン/秒=電荷/秒の流量です。 エネルギーとしてジュール/秒=ワットが質問者の言う電力量で 電力=KWHはジュールの次元をもちます。
- check-svc
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>電圧に対する電圧量(電圧×時間)、電流に対する電流量(電流×時間)もあると思いますが・・ ●いいえ、ありません。 電力に対する電力量というのは、これは仕事率と仕事量(エネルギーの単位)としてありえるのです。 つまり、電力というのはその時の一瞬の値であり、これを時間的に積分したものが電力量(エネルギー量)となります。
お礼
> 電流がなく、電圧だけだと「仕事」の発生も、消費もありません。 > 上の[A]の説明からわかるように[As]=[C]です。これはすでに知られている、 > というより、[A]の定義の中に入っている「電気量」です。 ああ! そうですね! わかりやすい説明、誠にありがとうございました。