• 締切済み

犬との接し方が分からない犬(保護犬)について

2歳の柴犬を飼い始めて1週間程経ちます。しかし、少々課題が見つかりこの先どう対処したら良いかわかりかねていますので質問させて頂きます。 この子は、元保護犬で相当可愛がられて育ったようで、人に対する恐怖心はあまりないようなのですが、来客に対しては吠えます。ものすごく吠えます。特にチャイムの音に反応するようで犬が知っている人でもチャイムをならして入ってくる人に対しては見境なくずっと吠えています。とても怖がりなようです。集合住宅ですので、音に慣らしていく練習をするのも気が引けてしまいます。ですので、なるべく短時間または少ない回数で犬が吠えなくなる方法があれば教えて頂きたいです。 また、ここ子は、社会化期をずっと室内で育ったようで散歩中に他の犬を見ると今にも飛びかかりそうな勢いです。それをなんとか制止しようとすると転化行動?近くにあるものに噛み付いてしまいます。大抵は、私の脚ですが…。散歩で犬を見かけるたびにものすごく興奮してしまって困っています。きっと、犬としてもストレスがかかるでしょうし、私自身も散歩中はいつもビクビクしてしまいます。他犬と超フレンドリーに!とまでは言いませんが、鼻と鼻をくっつけて挨拶くらいできるようにしてあげたいのです。たぶんですが、この子は犬同士の挨拶の仕方を知らないように思います。あまり犬らしい行動がみられません。尻尾も振りませんし引っ張り合いっこやボール遊びもできません。散歩も怖いのか途中途中とまって踏ん張っています。尻尾は上がっているので怯えているのではないようですが…。フードにしか興味がないようです。ですので、今は幸せそうとはとても思えません。犬として生まれてきたからには犬としての幸せをたくさん味わって欲しいのです。 フードに対する執着が強いので、フードがない状態でのコマンドには全く反応しない状態でしたが、今はそれを改善しようと犬から見えないようにフードを握って指示通りにできた時はランダムであげています。しかし、子犬の頃に褒められた経験が少ないのか褒められていることがわかっていないようでポカンとしています。そして思い出したようにご褒美を探し始めます。 フードに対する執着が強いので、要求吠えもすごいです。人間のごはんの時は最初は鳴いていましたが、ひたすら無視でなんとか鳴かなくなりました。しかし、犬のごはんを準備し始めるとかなり鳴きます。これも無視でいこうと思い、最初は無視していたのですがどんどんお腹が空いてくるのか酷くなる一方でした。ですので、本当はあまりしたくないのですが、ここ何回かはマズルコントロールに切り替えてしまいました。 今は夢をみているのかフンフンいいながら寝ています。とてもかわいいです。 保護犬という性質上多少の課題があることは重々承知しております。しかし、私自身も初めての経験で戸惑っており、心が折れそうになってきました。同棲中の彼氏は最初はいろいろなところへ出かけたりするのを楽しみにしていたのですが、初対面で散々吠えられ今は少し怖がっていると同時に残念な気持ちがあるようです。口には出しませんが…。本当はプロのトレーナーの方に見て頂くのが一番なのでしょうけれども、一回の授業で何万円もとんでしまう買い物ですので現在の私の立場的にすぐには実行できません。少しでも、この子のためになるならなにかしてあげたいのですが、なにかいい方法はありますでしょうか?皆様の経験や知識を参考にさせて頂きたいです。どうかよろしくお願い致します。

みんなの回答

noname#205960
noname#205960
回答No.5

数少ないですがそういう犬改善させてるトレーナーいるから そこで学ぶしか ないのでは? たまにテレビでやってます 頭ごなしにやっても無駄なんで 噛み付いたり するのはやっかいです

  • dog_1_1
  • ベストアンサー率78% (195/247)
回答No.4

NO1で書き込みましたdog_1_1です。 >一点お伺いしたいのですが、『軽く身を乗り出す』とはどのようなタイミングでどのように行えば良いでしょうか。 表層をなぞるだけなら簡単なのですが、正確に伝えようとするほど言葉で伝えるのは難しいです。 これは言葉でスポーツのコツを話すときに、抽象的な表現を用いずに説明するような感じだとご理解ください。 例えば柔道の絞め技で落とす。 これも言葉では『頚動脈洞を圧迫し、迷走神経反射を起こす』となりますが、これだけではなかなか説明にならなりません。 かといって『襟を絞り込むように』といった具合に手順を詳しく説明しても、おおよそ最終的には『やってみる』『見本を見せる』という行動抜きには理解が難しいというような感じです。 その上でお読みください。 まずは大前提。 目の前に犬がいるとしますね。 この犬が(飼い主大好き! 一刻でも同じ空間にいたい)という状態、手っ取り早くは信頼関係が構築されているなら、どんな状態で『おいで!』と呼び戻しをかけても大丈夫ですよね。それこそ犬が見たことのない行動、例えば飼い主がサンバを踊っていたって、大喜びでスッ飛んできます。 ところが信頼関係構築の途上段階だったり、警戒心が強い固体だと、飼い主が見たことのない行動を取ると、呼び戻しで近よりはしますが、一定の距離で(大丈夫か?)を確認します。 もう少し突っ込むと『まだまだこれから』という犬と飼い主の状態だと、それこそ身を乗り出して『おいで!』と呼ぶより、呼び戻しをかけながら数歩バックした方が犬も安心して近寄ります。 大前提として、こういう姿勢による犬の反応を知ってあげて欲しいのです。 犬というのは、こういった相手が取っている姿勢の状態を頼りにして、判断する行動が非常に多いです。 例えば、他犬としっかりと挨拶が出来る犬もそうです。 相手の犬に近寄るときは、決して真っ直ぐ近寄らず、大きな円を描くように近寄りますよね。 こういった形で近寄ると、相手の犬が気むずかしくとも、犬との付き合い方を知っている限りは、おおよそ挨拶を受け入れます。 人間風に言えば、紳士淑女的な対応が、大きな円を描いて近寄るという行動です。 次に注意点。 『軽く身を乗り出す』というのも、前述にあるように姿勢の変化です。 犬の視界から見て、 1)真っ直ぐ来られる 2)素早く近寄られる 3)覆い被さられる これら行動が相手によりけりですが、いずれも強度を強くするほど、叱り方として強くなります。 相手によりけりというのが『飼い主と犬』ですね。 これは端的に親子関係と考えてみてください。 犬と飼い主が擬似的であれ、親子関係で結ばれた状態と同様に、互いを信頼しているというのが条件です。 どういう事かというと、性格が穏やかで叱られることに強く反応する(ナイーブ・ショックを受けやすい)犬ならば、(警戒しなくて良い人)ぐらいの関係なら、犬からすれば(メチャクチャ叱られた!)となる可能性が高くなります。 ところが気性が強い犬の場合、(警戒しなくて良い人)ぐらいの関係ならば、1)~3)の行動は、より敵対行動に近くなってしまいます。 こういった具合に『強く叱られた』~『敵対行動』まで開きが出来てしまうのが、犬と飼い主の関係と、犬の性格です。 気性の強い犬というのは、謂わば「5の刺激に対して、キッチリ5で返す(なんらかの反応。イヤだったり好かんだったり、関係性が悪ければ威嚇)」という事です。 気性が強い犬であっても「5を返さない」のは、これは犬が飼い主に全幅の信頼を置いている時です。 説明上こう書きましたが、全幅の信頼を置いていて、ちゃんと注意が伝わるなら、気性に関係なく、それだけ少ない刺激(必要充分かつ最小限)で伝えるべきと言うことです。 穏やかな希少の犬というのは、「5の刺激に対して、性格的に吸収して自分で抱え込み、1だけ返す」時としてこうなります。 いずれにせよ、犬の気性に限らず『1の刺激で事足りるならば、それは1の刺激以上を与えてはいけない』という事に注意してあげてください。 これが1)~3)の強度ですね。 強度についてもう少し詳しく書きます。(犬より視線が高い人間がやった場合です。犬同士はちょっと異なります) 1)犬の眉間ぐらいを中心として、これを逸らすと強度が下がる。 2)速度は難しいのですが、まずは『必死になってやらない』ぐらいの意識だけは持ってあげてください。 3)これは物理的距離です。犬が近いほど、ほんの少し身を乗り出すだけで伝わります。目の前にいる犬で、こちらに注意が向いているなら(視線ではなく、注意です)2~3cmも身を乗り出せば充分です。あとは普段の観察で決定。 総括すると、おおよそホンの少しで伝わるとご理解を。 ここまでをご理解いただくのが、おおよそお伝えすべき前提です。 次にタイミング。 これは『注意すべき事をしようとした、直前』が一番伝わります。(感覚的なものですが、あえて具体的に書くなら0.5秒前) 犬を見ていると、何か注意すべき行いをするにしても、おおよそ余裕が生まれます。 例えば、家具を噛むとしましょう。 『猛ダッシュでダーッと走ってきて、椅子の脚をガブ!』 おおよそ、こういったことはしません。 例を書きます。 (a:お? という興味)→(b:ニオイを嗅ぐ)→(c:チラッと飼い主を見る)→(d:顔を家具に近づける)→(e:ガブッ) これは明確に(噛んではいけない)が解っていない状態として書きましたので、普通は所々抜けるはずですが、流れとして捉えて下さい。 また、更に行動が増えることもありますが、こちらも同様です。 タイミングですが、dの0.5秒前という感じです。 正しくは臨機応変で『間違いなく悪戯する』というなら、cの直後でも結構です。 ただしeは遅すぎます。 これなら(ダメ)で結構です。 というのも、この段階で伝えると強くなりすぎるきらいがあります。(犬がやってもおおよそそうです) ですので声符で(ダメ)で。 ダメの意味を覚えると静かな口調で伝わりますので、こちらの方がより低刺激です。 ほぼタイミングにかかっているのですが、おそらく言葉で伝わりにくかったと思います。 はっきり言って『運次第』ではありますが、これがよく見られるのは、多頭飼い以外では、ドッグランです。 犬が数頭いると、その場の平穏を維持しようとする犬が見られるかも知れません。 教育犬というべき立場の犬ですが、他の犬がちょっとやり過ぎといった場合に、軽く身を乗り出して他犬に注意します。 機会がありましたら、犬を連れずに、他犬の様子をじっくりと見てみるのも良いかと思います。

回答No.3

補足:時間に早く解決させる4つのキーワード。 1、散歩。 2、公園。 3、馴致。 4、ハウス。 保護犬は、どうしても【慕う・慕われる】という関係の存在に疎いのが実情。そこで、彼らの大好きな散歩をしてやることが必要です。朝に30分。夕方に40分。これがあるとないとでは、犬のイラつき程度に大きな差が出ます。問題行動を矯正する以前のテーマとして散歩を重視されたがいいですよ。 保護犬をまったりとした犬に変身させる特効薬は、公園です。休日に30分ばかり公園で思いっきり走らせるといいです。15mばかりのロングリードで走らせます。そうして鬱憤を十分に晴らした犬は、疲れもあってまったりとした時間を過ごします。 散歩と公園の効果は覿面です。保護犬は、1、2ヶ月もすると質問者と彼の行動を注視するようになります。保護犬が目で質問者を追い、質問者が見返す。こういう関係がないと、問題行動の是正も彼岸の彼方です。警戒吠えをなくすことはできませんが、近所迷惑にならない程度までにはこれで是正できます。 3つ目は、可能な限り街に連れ出すことです。例えば、買い物には私と妻と犬とで出かけます。妻が買い物している間、私は犬の色んな馴致に取り組みます。行き交う人や散歩する犬を遠くからお座りさせて見せるなど。保護犬の多くは、こういう経験が決定的に不足しています。彼らの警戒心の背景には、こういう社会化不足があります。そこんとこを変えていくことも必要です。 最後のキーワードはハウスです。できればバリケンを買われて、その中で寝ることを教えてあげてください。可能であれば、昼はリビング、夜は寝室にバリケンを移動。そうして、保護犬との距離を縮めてください。 なお、このバリケンタイプのハウスで寝る癖を付けることが、警戒吠えの【反転トレーニング】に大いに役立ちます。 A: チャイムが鳴る。 B: 吠える。 C: 叱れれる。 ↓ A: チャイムが鳴る。 B: 「ハウス」のコマンドでバリケンへ。 C: 特別のご褒美が貰える。 つまり、チャイムが鳴った時に起こすべき行動を教えなければなりません。吠えるに変わってハウスで待機するという行動です。そうすれば、とっても良いことが起きる。このことを繰り返し教える必要があります。「吠える」という行動を「ハウスで待機」にいかに置き換える。これが、警戒吠えの【反転トレーニング】です。 さて、このようなトレーニングは、まだまだ先のテーマ。先ずは、散歩と公園とでアイコンタクト犬に。そして、色んなものに対する警戒心を解く経験を十分に積ませます。そして、「ハウス」コマンドを教えていきます。こういう前段の段取りと仕掛けが彼らには必要です。十分な段取りと仕掛けがあれば、時間はかかりますが、許容範囲ていどまでには吠えないようにはなります。それ以上は、犬のそれぞれの個性ですから許してやります。 <矯正不能>だけでは、ちょっとガッカリでしょうから、可能な対応を示しておきます。

theresaaaaa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おっしゃる通り、この子は非常に社会化不足のため、散歩はまだ不慣れなようです。しかし、走ることは好きみたいなので早速先程公園で休憩を挟みながら30分程走ってきました。まだまだ体力は有り余っている様子でしたが、楽しそうでした。 また、具体的な対策も提案して下さりありがとうございます。私がフードをもっている時は結構忠犬なのですが(笑)まだまだコマンドの理解率は低いのでまずは基本的なトレーニングと信頼関係を作ることが大切ですね。 希望を持たせて下さりありがとうございます。

回答No.2

>ここ何回かはマズルコントロールに切り替えてしまいました。 そんなことした日にゃー、いつか牙を剥いて歯向かうようになりますよ。 そうなってからは、訓練も矯正もありませんよ。 【警戒吠え:矯正不能】 【他の犬と仲良く:絶望的】 柴犬、M・シュナウザー、ハスキーなどの捨て犬・飼育放棄犬を5頭。その他、ラブラドール7頭と暮らしけきました。警察犬訓練所のレッスンには3ヶ月コースを2回ほど通っています。ここ数年は、2ヶ月に一度、定期レッスンに通っています。そこで得た知見を基に回答します。 まず、警戒吠え等の問題行動は生後6ヶ月齢までの育ち次第です。6ヶ月齢時点で吠えていれば、ほとんど矯正は不能です。シニア近くになって落ち着くのを待つしか手がありません。 他の犬と仲良くは、ほぼ絶望的です。下手に近づければ血を血で争う喧嘩になることもありますよ。でも、そんな狂犬とも言える捨て犬にも、尾を振って仲良くできる犬も例外的にいます。でも、これを瞬時に判別し交流に持ち込むのは止めておいたがいいです。もし、間違いだったら犬だけでなく人間も大怪我。 社会化不足、警戒心旺盛というのは捨て犬・飼育放棄犬の宿命です。私も妻も、「血祭りのマサ」と呼んだ柴犬のお陰でごっつい大怪我をしています。でも、噛んだ時には「いけない!」と一度叱責するのみ。その後は、何事もなかったように普通に室内に放してきました。そして、もっぱら関心は止血。こういう対応の結果、数年後には近所の方からは「仏のマサ」と呼ばれて可愛がられるようになりました。 【警戒吠え:対策は防音工事と時間が解決するのを待つこと】 1、二重サッシにする。 2、加えて内窓も付ける。 結局は、こういう防音工事と時間が解決するのを待つことの2点です。 >保護犬という性質上多少の課題があることは重々承知しております。 >しかし、私自身も初めての経験で戸惑っており、 >心が折れそうになってきました。 捨て犬・飼育放棄犬を保護した者の合言葉は、「毒食わば皿までも」です。ファイトですよ。質問者も変われば、捨て犬・飼育放棄犬も変わります。時間が解決するのを待ってやりましょう。可愛い可愛い吠える犬のために。

  • dog_1_1
  • ベストアンサー率78% (195/247)
回答No.1

順序立てて書きますが、まずは焦らずに、おおらかな目で見てあげてください。 というのも、ご自宅に迎えてまだ一週間で、そして犬の年齢は二歳です。 言い方を変えると『二年分の習慣(学習したこと)』が抜けるような日数じゃありません。 習慣についてですが、人間で例え話を。 映画館に映画を観に行ったとします。上映開始前に普段だとトイレに行くような状態でなくとも(尿意ですね)『念のためにトイレに行こう』こういった行動をされた経験があると思います。 不思議なもので、さほどしたくなくともトイレに行くとちゃんと出ます。 これは『トイレに行くと排尿する』という習慣が完成しているとも言えます。 当然ながら習慣であっても、尿意をもよおすのはトイレですから日常生活に支障がありませんし、だから本人も周囲も悩みにならない、という事ですね。 『悩みにならない』というのは、ざっくばらんには良い習慣だからです。 ところがトイレ以外の場所で、同じように尿意をもよおすと、これは困った習慣です。 例えば、認知障害が出た患者さんの中には『入浴すると必ずといっていいほど排尿する』という方がいらっしゃいます。 介護されるご家族からすれば、風呂場という掃除のしやすさはありますが、それでも悩みのひとつになります。 何故こういったことになるかというと、これは『もともと風呂場で排尿する習慣があった』という公算が非常に高い。 認知障害が出る以前は、『銭湯や温泉といった公の場所では、もよおした尿意を我慢』『ひとりの入浴時は排尿』こういったことでしょう。 要するに、認知障害により今まで働いていたストッパーが外れたということです。 ストッパーというのは(道徳心)(常識)(羞恥心)こういった事で、これらが薄れることにより習慣だけがストレートに出たと言えます。 同じ習慣でも、こちらは悪い習慣と言えますよね。 習慣というのは、非常に深い部分に根ざしています。 ちょっと簡単にテストしましょう。 theresaaaaaさんが尿意をほとんど感じていない状態、数値化するのも変ですが、膀胱に尿がさほど溜まっていない状態を仮に30%だとすると、トイレで排尿する状態(姿勢)をつくるだけで50%程度に上がるはずです。 言葉でいえば『普通に我慢できるけど、しようと思えば出来る状態に無意識になってしまう』ですね。 考えて頂きたいのは、我々大人の人間であっても、条件反射、延いては習慣に根ざしたことは、意識よりもっと深い所(無意識)で作用しています。 さて。 人間が犬に伝えるルールというのも、こういった習慣に根ざしているものがあります。 愛犬が二年で学習し習慣になっていることを変えていくというのは、スイッチを切り替えるような訳にはいきませんし、習慣の変化に速度を求めるというのは、それだけ強い刺激を与えることにも成りかねません。(一応書きますが、強い刺激というのは暴力的なことではありません。あくまで刺激で混乱です) こういった『強い刺激を与えても大丈夫なのか、それともゆっくりしたペースで時間をかけるべき状態なのか』これは犬を見ながら判断していくべきで、その理由は学習、習慣の具合が違うから一律では言えません。 おおよその所で言うと、二年間の学習を上書きするというのは、混乱を防ぎながら導くためにも慎重にすべきです。 制限文字数の大部分を使ってしまいましたが、もの凄く重要なことですので、意識してあげてください。 続いてお悩みについて書きます。 >集合住宅ですので、音に慣らしていく練習をするのも気が引けてしまいます。 これは最良の方法から書きます。 『トレーナーへの依頼は、すぐには実行できない』ということを書かれているので提案しにくいのですが、実はこれ、トレーナーさんに依頼するのが一番良い方法になりえます。 どういう事かと申しますと、テクニック的なこととは全く関係なく、トレーナーというプロの立場を利用しやすいケースです。 ちょっと突っ込んだ話になりますが、犬飼の横の繋がりで、トレーナー、訓練士の友人が数人いるのですが、飲み会で忌憚ない意見が飛び交うぐらい酔いが回ると『嬉しいお客さん』としてあがります。 1)集合住宅=ペット可能(ですよね)=既に犬を飼われている(思案中)の家が隣近所 2)トレーナーから見れば、顧客予備軍の集団 こういうことです。 みな、口を揃えて言うのが『近所に挨拶にいく』です。 具体的には『○○さん宅の犬をトレーニングしますが、まだ犬も勉強中ですので、ちょっと吼え声が気になるかも知れません。必ず良くなりますので、しばらく暖かく見守って頂けませんでしょうか。責任持ってトレーニングしていますので、うるさければ、我慢されずに、何かありましたら私に言ってください』 これに簡単な使い物の粗品と名刺を添え、名刺には携帯番号。 近江商人の三方よし、のようで(苦情すら引き受けるという明言で飼い主は安心できる)(近所も理由を知っているのでヤキモキしない。かつ『最近吼えなくなった=あのトレーナーさん凄いな!』)(トレーナーは宣伝効果あり)こういう事です。 全てのトレーナーさんがしていらっしゃる行動では無いでしょうが、本来はトレーナーさんにとって嬉しいことで、トレーナーというプロの立場を利用しやすいだろう事です。 態々書いたのは、トレーナーに依頼されなくとも、事情を話してご近所への挨拶回りだけで相当変わります。 同じ吠え声が聞こえてきても、(保護してきた犬で、ルールを勉強中だから今はまだ吼える)(理由を知らず、単にあの家の犬はうるさい)同じ騒音でも全く聞こえ方が変わるのが人です。 ルールの伝え方そのものは、そう難しくありません。 基本的には(吼える必要は無い)という学習です。 (協力者にチャイムを鳴らしてもらう)→(吼えているのは知らん顔)→(吼え止んだらご褒美+褒める)  これの繰り返しで覚える犬が多いです。 徐々に訪問者からのご褒美に切り替えてあげてください。 この練習中は、多少不便でしょうが本当の訪問者(チャイムを鳴らす)がないように、スイッチを切ることをお勧めします。 (宅急便なりの訪問者)→’(吼える)→(訪問者がすぐ帰る) 犬から見れば『吼えたことにより、訪問者が去ったという勘違い(学習)』のもとです。 初めのうちは、どうしても吼えて大変なら、食に対する執着を利用するのも手です。 『フードを食べながら吼える』 こんなことが出来る犬はいません。 床にフードをばらまけば、結構な時間が稼げます。 (チャイム)→(間髪をいれず、吼える前にフードばらまき)→(フードを食べ終わる前に訪問者が去る) 急ぐことなく、犬に『あれ?(吼えてないのに)』という気づきを促せるように。 >人に対する恐怖心はあまりない >散歩中に他の犬を見ると今にも飛びかかりそうな勢い もちろん性格は犬によりけりですが、いずれも和犬全般の傾向としてまま見受けられます。(傾向にそれ以上の意味はありません) >鼻と鼻をくっつけて挨拶くらいできるようにしてあげたいのです。 責めるわけじゃありませんが、これは人間の希望です。 犬も色々です。 和犬で気性が強ければ『しっかりと犬のルールに乗っ取って、失礼の無い挨拶をする犬以外は興味なし。真っ直ぐ近寄ってくるような無礼な行動は攻撃対象』という犬も普通にいます。 ご質問を読む限りは、気性の激しさではなく、幼犬時からあまり他犬と触れあう機会がなかったことに起因すると思いますが、柴犬でフレンドリーな挨拶をさせようとすると愛玩犬レベルの他犬との接触頻度では、ちょっと難しい固体もいます。 率直には、幼犬時にかなり気合いを入れて他犬と接触する頻度を作らないと、近距離での挨拶が難しく育つ傾向があります。(JKC系より日保系に多いです) 柴に限らず、プリミティブな血統はおおよそこういう傾向がありますので、まずは『これも個性(ある種、普通)』だと認識してあげてください。 その上でですが、これは他犬との学習機会を増やすことです。 それもいきなり近づけるのではなく、ハンドラーとして犬の行動をしっかりとリード捌きで制止できるように気配りしながら、徐々に距離を短くしてあげてください。 他犬への咬傷、ケンカを完全に防ぐことが第一になりますので、おそらく一年やそこらでは『挨拶大丈夫!』という所までは持っていけません。 数年かけるつもりで取り組んであげて欲しく思います。 >ここ何回かはマズルコントロールに切り替えてしまいました。 刺激に対して屈する性格でなければ、敵対行動になりかねません。 犬同士でもこれは、ほぼ最強度の注意です。 人間で言えば、机を叩いて怒号をあげるぐらいの感じですね。 意識してあげて欲しいのは、『そこまでの注意をうけるほどかな?』です。 犬の世界での振る舞いをしっかりとした犬、これは教育犬というべき立場の犬にもなります。 ケンカの仲裁もしますし、人間のルールでして欲しくない行動も、身体を割り込ませたり、トンと軽く体当たりして注意したりすらします。 他犬はお手本として、その犬の行動を真似たりしますので、こういった犬が一頭いると新しく迎えた犬にルールを伝えるのもビックリするほど簡単です。 こういった犬がもっとも使う注意は、『軽く身を乗り出す』で、本来はこれだけで通じるのが犬です。(タイミングと振る舞いが合えば人間がやっても通じます) そして事実として『ダメ』という言語でも、犬が意味を覚えれば静かな口調でちゃんと通じます。 割愛しながらですが文字数イッパイです。 不明点ありましたら補足要求下さい。

theresaaaaa
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 無知な私に分かりやすい例えを用いてご説明下さりとても勉強になります。また、お忙しい中文字数いっぱいまでのご回答感謝致します。 一点お伺いしたいのですが、『軽く身を乗り出す』とはどのようなタイミングでどのように行えば良いでしょうか。 単純に考えて2年かけて作られた性格は1週間程度では変わらないとわかっているつもりだったのですが、私自身初めての経験で焦っていた部分があり、犬に対して過度に理想を押し付けていたように思います。 プロの方への依頼も視野に入れてもう少し様子を見てみようと思います。そのためにも、早速菓子折りを持ってお隣様へご挨拶に行って参ります。(ちなみに自宅はペット可物件です!)

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