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水溶液の定義について
hg3の回答
- hg3
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このご質問に関しては、学術的に正確な定義を持ち出して議論をすることにはあまり意味はないものと思います。 既出の回答にある通り、「濃さはどこも同じ・沈殿物が生じない・透明である」は水溶液の正確な定義ではありません。そうでない例はいくらでもあります。 しかしながら、小中学校の理科のレベルでは、水に物が溶けるとはどういうことかというのを学ぶことが目的で、そのため説明ということであれば、「濃さはどこも同じ・沈殿物が生じない・透明である」というのが条件としても、おおよそ説明ができるので、それはそれで、良いということです。 例えば、水に溶けない砂粒を水と混ぜたものは水溶液と考えません。塩や砂糖を水に溶かせば水溶液です。この2つの違いは何かといわれれば「濃さはどこも同じ・沈殿物が生じない・透明である」で説明ができます。 インクを水に溶かしたものも、薄ければ、この条件に当てはまるので、水溶液と理解できます。 では、濃くなったら透明じゃないから水溶液じゃないのかと言われれば、そうは考えないと言うのが常識的な答えでしょう。 色がいくら濃くなっても、光が完全に遮断されるわけではなく、光が弱まるので、暗い(つまり光が弱い)と見えないだけです。ここで言う「透明」とは、”光が透ける”という意味であって、向こう側が見えるとか見えないとかを意味しているのではないと解釈するのが適当です。 ちょっと例えが良くありませんが、色の濃いサングラスがその例です。 サングラスをかけている人を、他の人が見たら、サングラスの下の目は見えません。ではそのサングラスは「光が透けない」=「透明でない」と考えるのが妥当でしょうか?そうではありませんよね。サングラスをかけている本人からはサングラスを通して周りの景色が見えるのですから、「光は透ける」と考えるのが妥当ですよね。 話がそれましたが、結論として、インクを濃くして向こうが見えなくなったら水溶液でなくなると考えるのは正しくなく、向こうが見えようが見えまいが、インクを水に溶かしたものは水溶液だと考えるのが適当です。
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非常に分かりやすい回答ありがとうございます。 >ここで言う「透明」とは、”光が透ける”という意味であって、向こう側が見えるとか見えないとかを意味しているのではない 上記説明ですが、牛乳は水溶液ではないとされていますが、牛乳は光が透けないと考えてよろしいのでしょうか?