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ミクロ経済のくもの巣調整過程について質問です

ミクロ経済のくもの巣調整過程について質問です。 くもの巣調整過程の安定条件は 「需要曲線の傾きの絶対値<供給曲線の傾きの絶対値」 になりますが、どうやればいいか分かりません。 貼 らせていただいた画像のグラフは、「不安定」です。 どうやって判定したらいいのですか? 簡単に教えて下さい。 回答よろしくお願いします

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  • ベストアンサー
  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.2

たとえば、その商品の価格が、均衡価格P0より低いある価格P1であったとします。 すると、そのときの生産量は、生産曲線SS`上の価格がP1である点の生産量になります。P1を通る水平な線と生産曲線との交点をA1とすると、A1の生産量がこのときの生産量ですから、この生産量をQ1とします。 点A1は需要曲線より上にあるので、商品は過剰な状態になっています。ですから、このままでは売れ残ってしまいます。Q1個生産された商品が全部売れるためには、価格を下げて安売りをしなければなりません。生産量Q1を通る垂線と需要曲線DD`との交点をB1とすると、B1の価格まで下がればQ1個の商品が全部売れることになります。このときの価格をP2とします。B1はA1の真下になります。 さて、価格がP2まで下がりました。すると生産者は利益が少なくなるので、生産量を減らします。価格P2を通る水平線と供給曲線の交点をA2とすると、A2のときの生産量Q2がこのときの生産量になります。A2はB1の右側になります。 生産量がQ2になりますが、A2が需要曲線の上になるので、需要量は再度減少します。A2を通る垂線が需要曲線と交わる点B2の価格P3がこのときの価格です。 上記の過程を繰り返すと、均衡点である需要曲線と供給曲線の交点からどんどん離れてゆきます。つまり、安定しない、ということです。 写真のSS`を需要曲線、DD`を供給曲線として上記の事を行うと、点は均衡点に近づきます。つまり、安定するわけです。

その他の回答 (1)

回答No.1

「どうやればいいか分かりません」とはどういう意味?この安定条件の意味がわからないということ、それともこの条件が満たされないとき、均衡が安定的でないことがわからない、という意味でしょうか? 前者だとすると、図では、S曲線の傾きはD曲線の傾きより緩やかなのはわかるでしょうか?なぜ絶対値かというと、S曲線もD曲線も右下がりなので、傾きはマイナスですが、均衡における傾きをくらべると、たとえば、図から判断するとS曲線は-0.5ぐらい、D曲線は-1ぐらいなので、-1<-0.5ですが、マイナスをとった絶対値で比較すると、1>0.5とD曲線のほうがS曲線より(絶対値の)傾きは大きく、安定条件は満たされていないことがわかります。 後者だとすると、図のような状況の下で、どうして不安定になるこというと、いま供給量が(たとえば農産物の収穫量が不作のため)均衡量より小さく(つまり左側に位置する)、Q0だとしましょう。このとき、市場価格はQ0から垂直の線を引き、需要曲線とぶつかるところで定まる、その時の価格をP0(縦軸に記入しなさい)と書こう。企業(農家)の来期の供給量はこの価格をベースにして、このP0から水平に直線を引き、供給曲線とぶつかるところで定まる。その点で与えられる来期の供給量Q1はQ0より小さくなっていることを観察してください。こんどはQ1から出発して上のプロセスを繰り返すと、取引量と価格の組みはますます均衡量から離れていくことがわかるでしょう。この意味で、上の安定条件が満たされていないと、市場の均衡は不安定なのです。上では、最初の供給量が均衡供給量より左側にあった場合から出発しましたが、右側にあった場合も同じように分析できるので、トライしてみてください。

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