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光電効果と光の強さについて
yoshikog3の回答
- yoshikog3
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光は確かに波動です。でも光は波動であると仮定して考えるとどうしても矛盾が生じてしまうんです。そこでもうひとつ、光は量子力学的な粒子であると仮定します。つまり、エネルギーをもった粒であると考えるんです。そして不思議なことに確かに光は粒子としての振る舞いも見せてくれるんです。光電効果の実験は光が粒子であると仮定したときの実験です。エネルギーが振動数νに比例するというのは、光のエネルギーが大きければ一粒あたりのエネルギーも大きくなるからです。そして、光の強さというのはここでは光粒子の個数と考えます。金属にアタックする光粒子が多ければ多いほどたくさんの電子がエネルギーを受け取り、飛びたしてくるというわけです。
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