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新井素子さんの「おしまいの日」について
友人から、新井素子さんのおしまいの日という本を借りました。 そして読み終わったのですが、意味が分からない部分があったので、是非教えて下さい。 1、にゃおんと呼ばれる猫は、実在したのですか?それとも三津子の想像の世界の猫ですか? 急にいなくなりましたよね。 2、三津子の日記が黒いマジックで塗りつぶされている描写がありましたよね?どんな内容が書か れていたんでしょうか?そしてどうして三津子は塗りつぶしたんでしょうか? 3、この本のタイトルにもなっている「おしまいの日」。何がおしまいなんでしょうか? すいません(汗)私は、滅多に本を読まないのですが、友達から借りた手前、話の内容位は把握しておきたいなと思いまして・・・ 本を返す時に、友人もきっと、感想を聞いてくるだろうし・・でも、この物語は、私にとっては難しい本でした(泣) 以上の事が分かる方、是非、私に解説して下さい。お願いします。
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>1、にゃおん 美津子(三津子ではなく美津子)に「妄想癖」がある事を暗示させる為の伏線です。 >2、三津子の日記が黒いマジックで 美津子が「自分が狂っていると自覚していること」を暗示させる伏線。 何が書かれていたかは不明だけど「それを読むと狂っているとしか思えないこと」が書かれていたと思われます。 >3、この本のタイトルにもなっている 歪んで狂ったままの日常がおしまいになる、と言う事だと思います。 非常に後味が悪い作品なので一度しか読まなかったんですが、今でも記憶に残っている作品の1つです。
お礼
回答ありがとうございます。本当に後味の悪い小説でしたね。あの三津子の黒く塗り潰された日記が不気味に感じました。サイコホラーっていうんでしょうか?読んでいて怖くなりましたね。