放射能汚染の風潮と福島の現状

このQ&Aのポイント
  • 福島第一原発事故による放射能汚染は未だに解消されていない
  • 被災地を応援する意識と間違った方向での気遣いが混ざり、住民の選択肢が限られたまま
  • 福島の子どもの甲状腺がんの発症率が増加し、日本の対応に対する疑問が高まっている
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放射能汚染を見ないようにする風潮

福島第一原発の事故で、放射能汚染されましたが、 今でも、年間1mSv以上になる、かなり汚染されている地域に住んでいる人もいますよね。 食べ物も進んで食べろなど… たしかに被災地を応援しなくてはと思いますが、間違った方向で気を使いすぎではないでしょうか。 国はもう住めない地域にも戻れる期待を持たせたまま。 はっきり言った方が、人のためではないのでしょうか。 補償に莫大な費用がかかることになるのはわかりますが… なぜ、そこの住民も、何も言わずに住んでいるのでしょうか? 自分だったら人を集めて集団訴訟を起こしますが、あまりにもそういった例が少ないように思います。 福島の子どもの甲状腺がんも100人近くなり、世界一発症率が高い韓国の5倍だという記事も見ました。 見ないように、知らないように、という風潮に嫌気がするのですが、なぜ日本はそういう風になってしまうんでしょうか? これから、健康被害は数値的に表れるのでしょうか、隠されるのでしょうか?

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  • WW-A
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回答No.2

原発を再稼働或いは推進しようという国や経済界の影響が大きいんでしょう。 安全性度外視で原発地元に危険を押し付ける体質は福1原発事故以前と全く変わらず、相も変わらず新たな絶対安全神話を作って原発再稼働。そういう昨今ですから、福島が危ないとか、食べ物が危ういとか、そういう話は極力抑えこまれます。 福1周辺が危ない… という話が広まれば再稼働しにくくなるし、新規原発立地でも地元の反対を抑え込めなくなります。 昔同様、危ない物を危なくないと言いくるめ、危険性を過小評価どころか皆無であると嘘をつき、データを捏造し、不正を隠ぺいし、巨額の買収資金を動かしながらカネ目当ての人間を配下に集めて、国丸ごと社会丸ごとで原発推進していこう… という、昔あった甘い夢でもまた見てるんじゃないですかね。 絶対安全神話の捏造ですね。 一部で食品の放射能汚染は安全になったというデマが流されていますが、相変わらず流通が規制されている食品は数多いです。 環境内に残留している放射性物質濃度分布を見ても農産物栽培・水産物採取に適しているとは言えないエリアが広大に広がっており、しかも福1施設からは常時の如くに放射性物質の拡散が継続してます。今後施設の解体作業が進んで行きますので以前にもまして周辺地域への汚染が懸念されます。 昨年中にも福1原発のガレキ作業によって高濃度の放射性物質が数十キロに渡って拡散し、農産物を規制基準以上に汚染しましたが、その事実は一切公表されませんでした。 1年後に某新聞社の特ダネにて発覚しましたが、こと既に遅しで、基準値越え農産物は市場ルートに乗って皆さんの胃袋に収まってます。(ただし米のみは全袋検査しているので大丈夫のはずだ、と安倍晋三は主張してます) 我々は、そのようなことがいつも発生していると想定して、危険の予測される地域の食品は全排除しておくのが賢い消費者生活と言えます。 そもそも流通が差し止められる農林水産物というのは、放射性セシウム 100Bq/Kg の規制基準以下の物、ということなので、99Bq/Kg の汚染物は平気で出荷される原理です。規制基準が守られていればいいという話ではないのです。 また、食品内の放射能量の測定には「検出限界値」というものがあり、その「検出限界値」以下の放射能は検出されません。(大抵は10~40Bq/Kg前後) どこで安全の線引きをするのかは個人個人で差異があると思いますが、放射能に敏感な人は規制基準や検出限界値以下で線引きをしたいでしょう。(ちなみに福1原発事故以前の食品の放射性セシウム汚染は 0.2Bq/Kg 程度でした。核実験由来。) また、入念な放射能検査が行われているのは農林水産物、つまり原材料食品についてであり、加工食品の放射能検査はそれほど入念に行われていません。 「安全だ!」の掛け声の下で福島の安価な農林水産物を大量に仕入れて加工食品を作って売りさばく… といった裏事情も有るでしょう。原料の原産地表示は義務付けられてません。 「食べ物も進んで食べない」で下さい。 それなりの趣味や主義を持った人達だけで、やるべきです。安全性の感覚は人により様々です。 年間1mSvの追加被曝による死亡見込み率は 0.0065%ほどになります。100万人のうちの65人。そのくらいの死亡者は福島県の被災地域では1年間に出るはずです。 10年間に650人。100年間に6500人。 もし仮に日本人全員が年間1mSvの追加被曝をしたとすると、年間8500人ほどの死者が出ます。ちなみに日本人の1年間の交通事故の死者数が4500人程度です。それよりずっと被曝死の方が多いですね。 ことかように放射線被曝の害は大きいのです。(自然放射線レベルでも既に危険レベルなのは社会全体が知っておく必要があります。)

sixfivefour
質問者

お礼

冷静なご意見ありがとうございました。

その他の回答 (6)

  • k1234649
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回答No.7

60年目の真実として先日、NHKスペシャルでアメリカの度重なる水爆実験の為に日本漁船2000船体(NHKは2000船体とははっきり言ってません。NHKも全体的には隠している部分有り)以上の多勢の日本人漁船団が放射能を浴び、船体や人体への詳細な放射能拡散の影響力、及び膨大な人体への影響の資料などは一切無いと膨大な補償問題から逃げるかのように当時の政府は頑なに隠し通して居たことがアメリカ公文書などからの資料で発覚しましたので最近になって厚生省も認めたのである。現代でも時代は変わっても 福島での放射能拡散など影響力、健康状況をひた隠しするのは昔となんら変わらぬ姿勢は同様です。美味しんぼの作者や講談社もいい迷惑だろう!真実が歪められるのだからな~! まるでモルモット扱いでひそかに放射能の影響力を隠し通し調査しても現地の人には我々の血税で黙らせ、物が言えないようにしつけられておりますから? 現地の人々が健康被害で騒げば再稼動にも影響しますし現地の人々の為だと偽り、利権野郎達が赤信号皆んなで渡れば怖~くナ~イ状態させたいかのように 利用され、日本国民全体を巻き添えにされているのが実際です。 3年半以上も立っても事故収束何処か益々福島原発は混迷しており一体何時になったら事故が終るのか? 東西500キロ以上が破壊されまくれているのにマスゴミを利用し国民を騙し、電気が足りないと嘘ぶき、国内外からは国に逆らうかのように益々、新エネルギー開発が住宅や学校や工場など会社が、新エネルギーを利用し、全原発ストップでも、電力が余りながら、益々再稼動の必要性が無くなる中でも再稼動、再稼動と子供が飴を取り上げられたように泣きじゃくって民意を無視してますね~! 東電社員始め100万人がちりじりに狭い日本を今だに逃げ惑っていますが、 当時の放射能拡散をひた隠しにされ健康被害は、妊婦や小児がんや皮膚がんが増加中です。将来に渡り、壊れたDNAとして世代を超え、受け継がれることも広島、長崎の被爆者達から実証されています。 薬害被害同様、長~い裁判が始まっても苦しむのは国民の皆さんデスヨ!戦争と同じく日本人全国民がこんな馬鹿げた不幸を味わうのはもう沢山です。小数人間の為に再稼動に走り、国民全体が犠牲を招く事は絶対、絶対、絶対、反対でっせ! よろしいな~!民意を無視してまで爆走する事は破壊を招きますよ!

sixfivefour
質問者

お礼

ありがとうございます。いつの時代も、放射能汚染(その他もろもろ)はひた隠しにされているのですね。 それに気がつかないなんて、本当に日本は平和ボケしています。。

  • WW-A
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回答No.6

はたから見ていて非常に気になりましたので、参考までに回答しておきます。 放射線ホルミシス論に付いてですが、低線量被曝は身体に良いと主張するまではあたりさわりも無く許容量と見られなくもないのですが、その閾値を500mSv/年とか1Sv/年とかと言うあたりで可笑しいと気づいてください。 一般的に言えば、放射線ホルミシス論というのは原子力産業の関係者・団体が金銭目的で自己の業務を都合よく運べるよう仕組まれた捏造・詭弁の類です。 世間で標榜されている学説は全て正しいとは限らず、その時代時代での主流となる理論・学説は何であるか、そういう判断が重要です。 現在は放射線被曝の「閾値なしの直線性説」が大勢であり、全ての国際機関がこの説を採用し放射線防護の仕組みを作ってます。日本もその例外ではなく、「閾値なしの直線性説」を採用してます。これに反する考え方は邪道であるとされ、放射線ホルミシス論はその邪道に類します。 放射線ホルミシス論の基本は、放射線被曝によって生体内に防御反応が発生し免疫機能が高まるが、同時に被曝による害も発生する。低線量被曝の領域内ではその害と効果を比較すれば効果の方が大きいと思われる。というものです。しかし健康が増進されてもガンになってしまっては元も子もないため、その限度を理解しなくてはなりません。 放射線ホルミシス論の信者たちはここから更に進めて、害のない放射線レベルを有り得ない領域にまで拡大して、ついには放射線無害論にまで到達してしまっています。 そういうデタラメには騙されないようにしませんと。 放射線ホルミシス論の欠陥(捏造)部分を簡単に説明すれば、放射線ホルミシス論とは、 照射した放射線量によってはマウスの寿命には変化が見られない、とか、非照射群と比較してガンで死ぬ率は変わらない、とか、そういうレベルの実験結果をもって「低線量被曝」は健康に害が無いと結論を導き出してます。 マウスの寿命は人間に比較すれば大変に短く、被曝によるガンで死んでしまうより前に寿命が尽きて死んでしまいます。それらマウスにとっての死とは、ガンによって律せられるのではなく寿命によって律せられます。 或いは、低線量率の高線量照射において、マウスに癌の発生が認められないとする研究成果を示してホルミシス論を構成したりしてますが、放射線総量が同じでも低線量率被曝による癌の発生は遅効的であり、対して高線量率被曝ではガンの発生は即効的であるのは以前から知られた法則です。単に視認による癌の有無を観察しただけでは既に発生している小ガンは検知できません。低線量率被曝によるガンの発生があったとしても、それによるガン死はマウスの寿命が尽きたずっと後です。 もう少しましなホルミシス研究になると、コメットアッセイ法を用いて放射線照射によって発生するDNA損傷量を定量化し、低線量照射のマウスにおいては非照射のマウスに比較しても有意なDNA損傷は認められない、という、そういうレベルの研究をもって低線量被曝は害が無い旨を主張してます。 この場合、多くのホルミシス研究においては、単位時間の放射線量率は高いが、総照射線量は100mSv以内に収まる放射線量が設定されます。100mSv以下の被曝では統計的に有意な変化が認められない理屈はお分かりかと思いますが、そういうグレーゾーンに属する照射量を持って「低線量被曝は害が無い」と主張するのがその種のホルミシス研究では一般的です。 しかして研究成果の発表の時点では、単位時間ドレソレSvの照射をしても… という一本筋を抜かした研究成果発表になってます。 また、そもそもガンはDNAが損傷して、その損傷が修復された後にも発生するのが通例であり、しかしコメットアッセイ法で定量化されるのは単なるDNAの損傷量であって修復量ではありません。

sixfivefour
質問者

お礼

詳しくありがとうございます。 500ミリとか1000ミリは可笑しいですよね。 胡散臭すぎて呆れて返信する気もなくなりました。 チェルノブイリの後はネズミがやたら元気になったと言いますが、 人間は病気になりましたよね。 マウスでのホルミシス効果の研究が、果たして人間にも当てはまるのかどうか… わたしにはわかりません…

回答No.5

>事故によるセシウムなどがプラスされても安全なのでしょうか? 合計 3.4mSv 程度の慢性被曝であれば問題ありません。 >今だに新たに降っていて、止まる目処も全く立ちません。 降っているのは原発周辺ですか。他府県を含めた遠方ですか。 >低線量被爆については専門家の意見も分かれるところです。 低線量被曝は安全。むしろホルミシスこうかにより体にいいというのが定説になっています。これはすでに仮説の域を脱しています。意見が分かれるのは、閾値がいくらなのかという点で、年間 500mSv と言う学者、 1000mSv という学者、いろいろです。 >安全だという揺るぎない根拠があれば、… かつては「直線閾値なし」というのが定説が世界中に浸透してしまいました。定説を覆す実験や観察データが多数あるのですが、利権に与る学者は決して認めようとしません。「低線量であれば安全」だということが広まってしまうと、病院などで施している放射線防護の対策が無用になり、それを製造する企業が困るからです。「低線量でも危険」とする学者は、その企業から資金を得ているのです。原発の構造も随分と簡素にでき、安価な原子炉が作られるようになります。利権が小さくなると、ムラの学者は興味を失うのです。 >チェルノブイリでは20年後も甲状腺がんの増加がみられ、 子供の甲状腺ガンは多発しました。日本は食品からヨウ素が取り入れられる環境にあるので、その点に望みをかけています。福島の子供達が健康に育ってくれることを祈るのみです。 >その地域は年間被ばく量が0.5ミリ未満です。 事故当時は高濃度の被曝をしたのです。その後の低線量だけなら問題ないでしょう。 >甲状腺に溜まるという専門家もいます。 セシウムは100日以内に体外へ排出されます。もちろん大量に吸引、飲用した場合は危険です。 >甲状腺がんの件はネットのニュースで見たものです。 東電とマスコミが必死になって隠している可能性を疑わなくてはならないと思います。大ニュースでお祭り騒ぎを起こして、原発事故を忘れさせようとしている可能性があります。 >壁からの放射線元は、壁に固定されていますよね。 「固定」という意味がわかりません。ビルの建材から被曝するということです。その被曝量が震災瓦礫よりも高いということです。 >年間10マイクローシーベルトのところがあるようです。 「マイクロ」ですので…。 >CTなどと比較して安全という意見もありますが、 CTは年に一度くらいするなら安全という意味です。瞬間的には高濃度ですので、続けざまにCTを受けてはいけません。CTはどちらかと言えば「危険」な方に入ると思います。 >医療被曝によって発癌率が上がる…日本のガン死亡のうち3.3%は医療被曝が原因です。 医療被曝ということは、上のCTの受けすぎとかでしょうか?それなら医者としては杜撰な治療法をしていると言えると思います。ガン治療のために放射線治療をすることがあります。このことを言っているのなら、死因は治療の結果ではなく、元々のガンになります。データを部分的に切り貼りしている可能性はないでしょうか?

sixfivefour
質問者

お礼

CTによるガンが日本人に多いのは、日本人が過剰に検査したがるためです。 放射線元が固定= 壁にひっついていて、飛散しないという意味です。=吸引などしない ホルミシス効果で安全が定説 胡散臭すぎる…

回答No.4

>年間1mSv以上になる、かなり汚染されている… この情報は誤りです。 下のように、人間は自然界で被曝しており、実験室やシェルターにでも入らない限りは、放射線から逃れることはできません。そして、天然被曝を完全に遮断してしまうと、逆に体調に異変をきたすことが知られています。 空気中のラドン … 1.26mSv 天然岩石や建築石材 … 0.48mSv 日光などの宇宙線 … 0.39mSv 体内のカリウムや炭素など … 0.29mSv 合計 … 2.42mSv つまり原発事故の影響を全く受けていない場所で 年間 2.42mSv の被曝量になるということです。仮に福島で甲状腺がんが多発するという情報が本当なら、原因は放射線以外だと言い切ることができます。 震災瓦礫を他府県に持ち込んで焼却することが議論になりました。各地方で議会が紛糾したようですが、大阪市では市長室の壁からは瓦礫よりも高い濃度の放射線を出していることが分かったのです。測定もせずに議論することが、いかに馬鹿らしいかの実例です。 私自身は原発即刻廃炉論者ですが、それを主張するためにデータを捏造してはいけないと思います。質問文にある情報の源は原発反対論の人から出たものだと想像しますが、データの捏造には感心しません。 世間には自説を主張するためには、手段を選ばずという人がいます。そのような人の流す情報に騙されてはいれません。そのような杜撰なデータを持ち出したら、推進派に杜撰さを指摘されて、廃止論そのものを否定されかねないのです。

sixfivefour
質問者

補足

宇宙線などもともとある放射線に、事故によるセシウムなどがプラスされても安全なのでしょうか? 今だに新たに降っていて、止まる目処も全く立ちません。 低線量被爆については専門家の意見も分かれるところです。 安全だという揺るぎない根拠があれば、子どもにガラスバッジをつけて健康日記を書かせないと思うのですが…モルモットのようで吐き気がします。 チェルノブイリでは20年後も甲状腺がんの増加がみられ、その地域は年間被ばく量が0.5ミリ未満です。ヨウ素だけでなくセシウムも甲状腺に溜まるという専門家もいます。捏造データだったらすみません。私には見分けがつきません。 甲状腺がんの件はネットのニュースで見たものです。 疑いも含めて現在89人。これまでの経緯をみていると、疑いの8,9割はのちに確定になっています。間違っていますか? ですが、他の地域でも同じ調査を行う必要はあると思います。 なぜ早くそれをやらないのでしょうね。 壁からの放射線元は、壁に固定されていますよね。 外部被曝のみなら、イランのどこかの地域で年間10マイクローシーベルトのところがあるようです。健康被害は免疫系に少し変化があるだけです。 データ捏造といえば、放射線は安全という人の中には、CTなどと比較して安全という意見もありますが、医療被曝によって発癌率が上がることがアメリカの学会誌で発表されています。それによると日本のガン死亡のうち3.3%は医療被曝が原因です。

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.3

 No.1です。肝心なデータの参照先をつけ忘れました。  http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/shokuhin.html  これを出しているのは厚生労働省、つまり国ですけれど、検査自体は民間機関がかなり請け負っています。これに加えて民間企業、たとえばイオンとか生協とか、Ge半導体検出器を有する機関が同様の検査を実施して結果を公開しています。  その他、NGO(グリーンピースなんかの反原発派も含む)でもやや制度の落ちるNalシンチレーションカウンタ等を使って計測し、結果を公開しているところは多いですが、今のところ官・民の検査結果に矛盾は見られませんので、数値の信用性は高いかなというところです。  なお、この「Ge半導体検出器」を有しているところの検出限界値はほとんど10Bq/kg以下、かなりのところが1Bq/kgでやっています。いまどき100Bq/kgでやっているのは流れ作業で全量検査をする米くらいでしょうか。こういうのは検査というよりはスクリーニングに近いんですけれど。  で、実際に2ケタ超えの数値を出しているのは原発に近い海域の限定された魚種、天然のきのこ・山菜類、天然の淡水魚というところにとどまっています。こういうのは基本的に出荷制限されていますので、一般流通品で2ケタ超えのものはほぼゼロに近いです。  このほか、いくつかの大学や生協で実施されているマーケットバスケット調査や陰膳調査の結果でも、福島県を含む一般家庭の食事からはほとんど放射性物質が検出されていない、というデータもでています。  http://matome.naver.jp/odai/2136141647528312501  これでも食品が怖いというのであれば、先にも書いたようにご自分で確かめるしかありません。一般流通品や自分のうちの食品を検査機関に持ち込めばいいだけです。  反原発団体も率先してこれをやればいいのにと思うのですが。もし一般スーパーで100Bq/kgレベルのものを見つけたら政府の嘘を暴くことができ、世論は一気に反原発になるのに。  なぜ彼らがそれをやらないかという理由を考えていただきたいと思います。

sixfivefour
質問者

お礼

まだ資料全部読めていませんが、ありがとうございます。 市販の福島の米(精米)は以前に2回ほど自分で検査に出したことがあります。 2012年に4Bq/kg、2013年に2.5Bq/kgでした。 玄米だったらもっと高かったのだろうということと、 精米のような作業をせずかつ移行率が高い作物(果実・芋・豆・小麦・蕎麦など)はどうなのだろうという疑問が湧きました。 米はゆるい検査なのですね。 テレビで、ベルトコンベアに乗せ、袋の上から測っているような場面を見たことがあり、??と思った記憶があります。 しかも結果画面に、何の数値かわかりませんでしたが10Bqという表示が… でも納得です。 今度機会があればまた野菜など検査に出してみたいと思います。 ただ、大量の食材を買って、自費で検査するのはお金がかかるのでなかなか。ただ、団体であればそれなりのお金があると思うのでぜひやってもらいたいです。 あと、やはり福島県内の家庭のセシウム平均摂取量は若干高めですね。 体内から排出するペースを考えると、常に体の中に一定の量放射性物質を留めることになると思うのですが…前にある勉強会で10Bq/日を毎日摂取すると、成人で最大600Bq体内に溜まると聞いたのです。 計算式も出てきましたが、だいぶ前なので忘れてしまいましたが。 そして、核実験時代のように期間限定ではなく、 今も新たに福島にセシウムが降り注いでいるように、 今後もいつまでもそれが続くんですよね… セシウムは時間が経てば土壌に固定され、作物への移行率が下がると言いますが、 これではこの先も汚染され続けませんかね。 子どもの給食にも出るそうで。 そして、経口摂取より悪いのが、呼吸による摂取だそうです。 どうしたらいいものか。

  • makocyan
  • ベストアンサー率39% (1039/2623)
回答No.1

>食べ物も進んで食べろなど…  ⇒食べ物って未だにものすごい数のサンプル検査がされていることをご存じないですか。特に関東以北のものを中心に、それこそ年間数十万点のレベルで。これってチェルノブイリの時の比じゃないですよ。計測自体も官民合同(+外国の機関も)でやってますんで、放射脳の方が言うように「隠されてる!」なんてことはそうそうできやしません。なんせ一般流通品の検査なので。  そんな中で確認されているのは「一部のエリアの特定食品以外からはもう放射性物質はでていない」です。ですから、なにも放射性物質で高濃度汚染されているものを進んで食べろなんていっていません。汚染されたいないものは食べてね、というだけの話です。  嘘だと思うのであれば、あなたがスーパーで東北産のものを買うとか、もしくは東京湾で魚を釣って民間検査会社にもちこみゃいいあけです。今なら1000円くらい、NGOならタダでやってくれるところもあります。  こと食品の問題だけをみると、現実を「見ないように」しているのは怖い派の方々のようです。 >国はもう住めない地域にも戻れる期待を持たせたまま。はっきり言った方が、人のためではないのでしょうか。補償に莫大な費用がかかることになるのはわかりますが…  ⇒これは同感です。除染なんて避難民への補償以上の莫大な費用がかかりますし、そもそも成功するかどうかもわからない。内外の科学者の多くは「日本って馬鹿なの?」という目で見ています。  被災者の皆さんが故郷に戻りたいお気持ちはわかりますが、「申し訳ないがもう戻れない、移住して下さい、それが日本全体のためです」ってお願いするのが政府の責任だと思うのですけれど。まあ、そんなこと口にしたらバッシングの嵐だろうし、そこまで腹のすわった政治家がいるとも思えませんが。 >福島の子どもの甲状腺がんも100人近くなり、世界一発症率が高い韓国の5倍だという記事も見ました。  ⇒これについては、基準が各検査でかなり異なること、これまでに有効な比較データがないことからなかり情報が錯綜しています。もともと甲状腺がんって予後が比較的良好(死に至る確率が低い)なので、あんまりきちんとした調査が行われていなかったみたいなんですね。「発症率が高い」という情報もありますが、「他の地域と発症率に有意な差はない」という情報もかなりあります。  <参考> http://www47.atwiki.jp/info_fukushima/m/pages/267.html?guid=on  甲状腺への影響は4~5年後以降に出るとの話もありますので、これについてはもう少し状況を注視してゆく必要があると思いますね。とりあえず現在では放射性ヨウ素の大量放出は起こっていないので、新たにリスクが増える可能性はない。某女性タレントみたいに「福島に修学旅行に行かせると危険」なんてのは、かなりファナティックな話だと思います。 >見ないように、知らないように、という風潮に嫌気がするのですが、  ⇒これについては、放射能怖い派の人のほうが現実から目をそらしているような気がします。確かに事故は収束していませんし、政府は信用できませんが、少なくとも民間がかかわった検査で」クロスチェック可能な数値は信用していいと思います。これまで否定してしまうのも「見ないように」です。 >健康被害は数値的に表れるのでしょうか、隠されるのでしょうか?  ⇒健康被害は数値的に現れます。隠されもしません。これだけ世界中の耳目が集まっている中で隠すことはまず不可能ですし、露見した時のリスクが多すぎますから、そんな阿呆な真似はしないと思います。  ただし、その健康被害と放射性物質の因果関係が明らかになるかどうかは不透明です。何しろがんの要因は放射性物質以外にも多々ありますし、区別は難しいですからね。  ただ、一部の怖い派が盛んに喧伝していた「3年後には白血病が多発!」状態にはなっていないようですね。普通は甲状腺がんより早く出るはずですけれど。  意に沿わないお返事で申し訳ありません。 

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