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東京都議会や国会の野次発言について
- アスペルガー症候群の男性が質問。野次の発言は差別か、対策の一部か考える。
- 女性が子どもを生むことは少子化対策の目的。野次に対する考えについて述べる。
- 世間とずれる私の考えを教えてほしい。女性の意見も特に聞きたい。
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#12です、3度目恐縮です。 >その点はどうかという指摘に対する回答をとのことなので、少し知らべました。 これにがっくりしました。 調べなくてもあの場にいた議員の大半は既婚者で、子どもがいるはずです。そんなことはわかっています。 問題は野次った議員にも子どもがいるかどうかではありません。子どもがいるかどうかだけが問題なら、「もう子どもを産ませた男は、産まない女を産んでいないという理由で批判できる」ことになります。 質問者さんはそれに同意されるんですか? それが少子化対策で議員が示すべき姿なんですか? 繰り返しになりますが、「少子化対策に範を示すべきだとしても、それは自分自身で子どもをもうけることではない」です。 そんなことで対策になるのなら、子ども3人じゃなくて議員たちで一人当たり子ども30人でも60人でも産めば解決でしょ?と言われておしまいです。 だってそうでしょ?議員たちだけで人口が増えるほどがんばって産めばいいでしょ? いやいや、それでは「日本全体の」少子化の問題の解決になりません。 少子化問題は政治的には社会制度の不備ですから。 その社会制度の不備が残されたままでは真の解決になりません。 だから、議員が示すべき規範は、そのような社会制度の不備を改革することです。 何度も同じことを書いていますが。 なので彼女に対する「子どもを産め」では質問者さんが考えるように「少子化対策への提案」「率先垂範すべきこと」のどちらにもなり得ません。 あれらの野次は、「あの場に全く不要」「発言者の女性差別感情からなされた」「単純に、答弁に上がっていた議員への個人攻撃」「しかも発言者は、少子化対策に取り組む与党議員だった」という4点で問題でした。 野次が騒動になり本来の仕事が滞ったから問題なのではありません。 質問者さんが「なぜ問題か」を理解しないと理解が難しいと思いますが…。 ご自身が何度も書いていらっしゃるように、その、「なぜ」が掴めていないようですね…。 「なぜ」の部分は、社会では複雑な条件で成立することがあります。それが掴めないので、たとえば「子どもの勉強しない権利」が成立すると思ってしまうように思われます。 話を一度切りまして、私は質問者さんが >どうも、Yusura様始め、多くの方が誤解しているように思うのですが、私もかの野次を快くは思っていません。 と仰るようには思っていません。誤解していないと思いますが。 質問者さんが、野次を >素晴らしい、賞賛するような発言ではなく、眉を顰める類の発言だとは思います。 と書いてらっしゃることは受け止めております。最初から、質問者さんが野次に同意しているとか快く思っているとか思っているわけではありません。 なぜこれが問題となったか、という理解において質問者さんはズレていると思います。 そしてそのズレているところに、以前会ったことのあるアスペルガーの人との共通点を見いだしてしまって悲しくなります。 先の回答で「~と考えることもできるのではないか」で論点をズラしていくのがダメな理由は、問題がぼやけるから、と書きました。 あの野次が4つの点で問題だった、と書きました。その問題を追及しないまま「少子化対策への提案と捉えることもできないでしょうか」と野次を肯定的に受け止める話をするのは、4つの点が問題になりえない、という見解になります。 つまり、「女性差別発言は問題ない」「女性議員への品のない個人攻撃は問題ない」等が「~と考えることもできないでしょうか」に話をずらした人の見解ということになります。 質問者さんが「女性差別は問題ない」、あるいは「議員なんだから子どもをたくさん産めで正しいと思う」と思うのなら、世間とのズレなど気にせず、好きなように発言したらいいと思います。 自分はアスペルガーだから世間の基準に合わせなくてはならないと思い込んでいるようですが、そう自縄自縛する必要はないと思う。 ただし、人間関係でだいぶ大きな代償を支払うことになるかもしれませんが。 だって >最後に…の件に関しては、私は承服しかねます。 なのでしょう。 女性差別をすることは問題ではない、という立場をとるということでしょう? ウソウソ、本気で質問者さんが「女性差別は問題ではないと思っている」わけではありません。 ただこの文脈で、4つの問題をおざなりにして肯定的に受け止めようとすれば、そのような暗黙の意味が生まれます。 正直言って、あの「最後に…」のお願いを書くとき、どのように書いたらいいのかわからなかった。 なぜなら、「…のように考えることもできる」とアプローチの角度を変えること自体は問題ではないからです。 むしろ言ったほうが場が好転する場面もあります。 ですが、今回のように、個人攻撃や差別の肯定を意味してしまうので人間関係を悪化させる場合もあるわけです。 質問者さんは、その言うべき場面と言ってはいけない場面の区別が全くつかないように見受けます。 だから、もし質問者さんがあのお願いを受け入れたとしたら、質問者さんは一律に口を閉ざして、言った方がいい場面でも言わなくなってしまうんだろうな…と思いました。なんて言ったらいいのかわからない。私の能力不足ですが。 なので、「対人関係では」あのような発言は、最初に提案されたことの問題の本質を否定することにならないかどうか考えてほしい、と思ったのです。 歴史の考証だとか、科学の研究の場だとか、そういった学問の場で「多角的に標的を観察し、評価することは、人文社会でも、有用なアプローチ法だと考えます。」は私も十二分に理解しているつもりです。 たとえば今回のように差別がいけないといっても、やみくもにただいけないというだけではなく、生物進化学からなぜヒトにこのような性質が芽生えたのか、なぜ根深く残るのか、心理学・社会学からどのような場面で人は差別を行うのか、政治・経済からどのような制度が撤廃に繋げやすいか…どのようになくしていけばいいのか。いろいろ考えることは非常に大事なことです。 が、人間関係ではそれを言うべき場面と言うべきでない場面があります。 私がいいたいのは「多角的なアプローチを止めろ」ではありません。「多角的なアプローチのつもりで問題の本質を見失うな・見るべき方向を見誤るな」です。 今回のように、ある議員のプライベートを揶揄し個人攻撃する発言を多角的に考えれば肯定することができる、は言うべき事柄ではありません。 ちなみに >かの議員が野次を飛ばしたときには、そんなこと考えてなかったと信じています。 全員ではないかもしれませんが、野次を言った議員の中には「そんなこと」を考えて言っている者もいたと思いますよ。ワイドショーで大げさに騒ぎ立てられた内容を聞こえるように野次っていた議員もいたんですから。
その他の回答 (23)
- kofusano
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私は男ですが セクハラは何をされるか、でなく【誰に】されるか、と言われます 自分の家族に「子どもを生まないとダメだぞ」や「自分が結婚しろ」と言われれば セクハラで【ないのかも】しれません 体を触られるのも【好きな人】に触られるのはむしろ快感でもあるのですが。全くの他人か嫌いな人に触られるのは震え上がるでしょう セクハラは全く難しいものです 特に、女性に対しては・・・・ 冗談もうっかり言えばセクハラに取られることもあるのですから・・・・ たとえ自分は冗談のつもりでも とかく女性と子供の扱いは難しいのです 道で綺麗な知人の女性にあって、ジロジロ眺めれはセクハラになるし、無視して横を見ればこれまた失礼だし とかく女性は難しいものです
お礼
回答ありがとうございます。 セクハラが難しいとのこと、同感です。特にアスペは、空気を読むようなことが苦手で、字面どおりの判断をしてしまう傾向があるので、自分でもそれを読み取るよう、注意しています。本当に難しいです。 回答ありがとうござした。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2726/12281)
結婚も出産も日本ではするしないを(何らかの制限がない限り)自由に選択できる国です。 その選択の自由を制限するような発言はご法度です。 また、率先垂範を言うなら女性が一人頑張るより男性が複数の女性に頑張る方が少子化対策にはまだ効果があるんではないでしょうか。 少子化対策は現実に産めば済む話ではなくなっており、成人するまでの親の負担をいかに軽減するか、という子育て全てに渡っての対策になっていますので、それを考える議員が結婚してるとか子供を産んでいるとかの程度で評価を大きく変えるような有権者ではいたくないです。
お礼
回答ありがとうございます。 選択の自由の制限をする発言、というのも正直私には、感覚的に理解できないのです。確かに野次は女性の「産まない」選択肢を否定しているのは理解できます(この理解で違いは無いですよね?)。ただ同列にすると怒られるとは思うのですが、親の「勉強しなさい」は子どもの「勉強しない権利」を否定していますよね。親は子どものためをおもって、というなら、かの都議会議員も弁明で「彼女のためをおもって」と言っているので、相手のためを思う発言になってしまいます。変なことですよね。 さすがに私も、議員の言い訳を毛ほども信じはしませんが、背景なし純粋にテーマとして考えた場合、yaasan様は同じことが言えるでしょうか。 反論じみて申し訳ありませんが、感情としてその差分が理解できないのです(理屈としては分かりますし、大人として公的な場で発言するべき内容ではないと理解はしていますが)。 回答ありがとうございました。
少子化問題 「お前が産めよ」 というツッコミが成立するなら、 財源問題 「お前が寄付しろよ。」 環境問題 「お前が掃除しろよ。」 健康政策 「お前がジョギング始めろよ。」 となり、仮にその通り実行しても、その議員一人の行動が東京都や日本を変えるまで発展しないでしょう。 なので、「くだらない野次」止まりだと思います。 提案であれば、1個人へのツッコミではなく、演説で訴えるとか、法(条例)案くらいにしないと、 その場のウケ狙いだけで終るでしょうね。 あなたは、異端や異論を正当化することで、自分の中の何かを埋めようと(満たそうと)してませんか? という気もしなくもないです。
お礼
回答ありがとうございます。 確かに仰る通り、何でも「お前がしろよ」では解決しません。くだらない野次だとは、私も同感です。ただ、私は文面にあるようなことを自然と考えますし、それが世間からずれているだろうとも思っています。私が知りたいのは、正当化ではなく、自分と世間の差分です。そして出来れば、その差分が生まれる理由も知りたいと考えています。誤解があれば、解いておきたいところです。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 最初の「質問者さんはそれに同意されるんですか?」の件については、前回のお礼の通り、同意してはおりません。あの発言そのものは、議会で発せられるべき言葉ではないし、少子化対策に悪効果なのも、お礼の欄で認めていると、私は思っているのですよ。これは、Yusura様も、他の方も仰るこのに否定はしていないと思うのですが、どうでしょうか? 質問文の表現が、過剰であったかもと、今にしては思いますが私の認識としては「溝さらい」です。彼が言うことは悪いが、そこに将来に資する部分は無いか?ということを、探せませんかと、取り直してもらっえも構いません。たぶん、これでも「ズレ」があるのでしょうが… 私が焦点を当てているのは、発言の善悪ではなく、その中に使えるものは無いかというが幹で議員の立場や心情が枝葉。皆さんが主汚点を当てておられるのは、野次を浴びせられた議員の立場と心情が幹で、発言の優位な部分は葉ほどもない。ということでしょうか。 この発言を、少子化問題に資するのは正直牽強付会の類なのかもしれないとは思い始めています。最初は「結婚しろ}→「結婚できない(しない)」→「出来ない(しない)理由はなんだ?」→「かれこれの社会・制度・男女意識の問題」→「そうか、ならばこうこう出来るかもしれない」のような議論が展開できるのではないかと考えたのですが、多くの人は、そうは考えないのですね。勉強になります。 アプローチの件に関しても、私はこのことを「事象」として捉えているのだと思います。少なくとも「対人関係」として捉えてはいませんでした。もし、自分の知り合いが当事者であったなら、たぶん違う反応だったと思います。多くの方は、この出来事を「自分とは直接関係ない出来事」ではなく「議員を自分に置き換えて」考えておられると理解したほうが、よろしいでしょうか? あと、もしご迷惑でなければ教えていただきたいのですが、例えばこのサイトは、匿名同士の知識の交換の場としての側面が強いのか、人と人との直接的なやり取りの場と考えたほうが良いのか、どうでしょうか? 場面の区別ということで、大分引っかかりまして。 私はも例えば職場の女性との話でこの話題が上れば、Yusura様と同じように言います。少なくとも野次を擁護する発言は出ないです。だって、目の前の人が不快に思うのは間違いないでしょう。でも、例えばこのサイトでは「許される」発言だと認識していました。私は、差別や蔑視を擁護するのではなく、それを認めたうえで、別の見方から、可能性を拾えませんかと、問いかけたつもりでしたから(無論、そこでのズレを知りたいのが動機であり、その点では大成功だとは思いますが)。 多くの方は、それはこのサイトでも「許されない」と判断なされるのでししょうか? 古い話のネットマナーに関連する話とは思いますが、お考えを聞かせていただければ、幸いです。