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乞食の英訳

NHKの朝ドラ「花子とアン」に出てくる物語「王子と乞食」。原文のタイトルは The prince and the pauperで 乞食を pauper と書いています。辞書で乞食をひくと beggar と出ます。 PAUPER と BEGGAR の違いを 教えて下さい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • oignies
  • ベストアンサー率20% (673/3354)
回答No.5

語源がちがいます。pauperはもとはラテン語です。ラテン語とはヨーロッパ中世における書き言葉であり共通語でした。意味は貧者。 beggerは英語のもともとの語彙です。意味は乞食。 pauperは物乞いをしないけれど、beggerは物乞いをするという区別が現実を正しく表しているのか断言する自信がわたしにはありません。中世の貧困問題研究の第一人者によれば、もともとの語義としては、pauperは、何かが欠けている状態をあらわすことばで、お金だけでなく、権力、身体の一部などがかけている状態に対して広くもちいられたとのことです。

areisama
質問者

お礼

物乞いをするかどうかの違いの他に、語源の差、PAUPERの広い意味までありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1471/3838)
回答No.4

PAUPER と BEGGAR どちらも乞食ですが、PAUPERが 貧困 というニュアンスに対して、BEGGAR には 物もらい という意味合いがあるようです。 PAUPERの方は ラテン系の言葉から派生しているようです。 ご存知と思いますが、ロンドンの下町には コックニー と呼ばれる独特の発音で話す人たちがいます。 労働者階級と言われていますが、その昔、大陸(主にフランス)から捕虜として(あるいは自分から)連れてこられてロンドンで貧しい生活をしていたようです。  ある意味で PAUPERは日本語の乞食ではなく、 貧しい、貧困 の意味が強いかもしれません。 その人たちの中には 物をもらわず 頑張っていた人もいたと思います。

areisama
質問者

お礼

中学生にもわかるような シンプル解説、ありがとうございました。イスラム圏の「富める者は貧者に与えよ」のもらう方はPAUPERなのかな・・・と昔の駐在時代を思い出しました。

  • Oubli
  • ベストアンサー率31% (744/2384)
回答No.3

pauperはpoorと同語源のフランス語系の単語で、「貧困者」です。 日本のホームレスは普通は物乞いをしませんので、beggarではないです。 アメリカでも裏町に入ると10セント恵んでくれとか、タバコ1本くれとか言う人が結構います。そういうのが本物のbeggarでしょう。イギリスですけど、シャーロック・ホームズに金持ちのbeggarrの話があったとおもいます。

areisama
質問者

お礼

物乞いをするかしないかの違いですね。金持ちBEGGERの話、面白そうですね。ありがとうございました。

回答No.2

英英辞書で引くと簡単にわかりますよ。 ちなみに前者は貧しい人をさして、後者は特にホームレスで路上においてお金や食べ物を頼む人をさします。

areisama
質問者

お礼

英英辞典をひくと・・・・そう思っていました。ありがとうございました。

  • Him-hymn
  • ベストアンサー率66% (3489/5257)
回答No.1

pauperは、貧困者、貧者など、いわゆる救貧法の適用を受ける人のことで、貧困状態の人を言います。 ですから、乞食ではありません。とっても貧しい人ということです。 一方、beggarは、乞食であって、お金などをねだる「begする」、物乞いをする人という意味です。貧しくなくてもbeggarという極端な例もあり得ます。 原題がThe prince and the pauperであり、これを「王子と貧困者」ではあまりしっくりきません。やはり、「王子と乞食」と言った方が日本語としていいタイトルになったと思います。 以上、ご参考になればと思います。

areisama
質問者

お礼

物乞いをするかどうかの違いと解釈しました。 確かに「王子と貧困者」より「王子と乞食」の方がシックリ来ますね。 ありがとうございました。

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