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接頭辞「お」がついた言葉のアクセント

じいさん(頭高型) → おじいさん(中高型) 願い(中高型) → お願い(平板型) 米(尾高型) → お米(平板型) 水(平板型) → お水(平板型) ※変化なし のように、「お」がつくことで変化するアクセントがあります。 これらには何か法則があるのでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kzsIV
  • ベストアンサー率53% (238/446)
回答No.2

 前々回、質問No.8660534『日本語のアクセントについて教えて下さい』の回答No.2 のPiedpiping さんの触れられている『新明解アクセント辞典』(三省堂)の「接頭辞「お」について」の記述は拍数ごとに異なった原則と例外を述べるもので、法則があるのか無いのかわかりにくいものです。  ここでは『明解アクセント辞典』1958年初版により挙例を表解しておきます。 1泊平板0       平板0になる   起伏2になる    起伏3になる  茶      チャ/   オ/チャ  葉       ハ/   オ/ハ 2拍平板0  酒       サ/ケ  オ/サケ  嫁       ヨ/メ   オ/ヨメ  客      キャ/ク  オ/キャク 3拍平板0  魚      サ/カナ  オ/サカナ  団子     ダ/ンゴ  オ/ダンゴ  車      ク/ルマ           オ/ク\ルマ  仕事     シ/ゴト           オ/シ\ゴト 4泊平板0  冠     カ/ンムリ  オ/カンムリ  葬式   ソ/ーシキ  オ/ソーシキ  手拭   テ/ヌグイ            オ/テ\ヌグイ  丼     ド/ンブリ             オ/ド\ンブリ 1泊起伏1  湯       ユ\   オ/ユ  目       メ\  オ/メ 2拍頭高1  露       ツ\ユ            オ/ツ\ユ  箸       ハ\シ            オ/ハ\シ  菓子      カ\シ            オ/カ\シ  船       フ\ネ  オ/フネ  猿       サ\ル  オ/サル 2拍尾高2  米      コ/メ\   オ/コメ  寺      テ/ラ\   オ/テラ  部屋    ヘ/ヤ\  オ/ヘヤ  肉      ニ/ク\            オ/ニ\ク 3拍頭高1  蚕     カ\イコ             オ/カ\イコ  天気    テ\ンキ            オ/テ\ンキ  三時    サ\ンジ            オ/サ\ンジ  幾つ    イ\クツ   オ/イクツ 3拍中高2  試験   シ/ケ\ン            オ/シケ\ン  手本   テ/ホ\ン オ/テホン   3拍尾高3  言葉   コ/トバ\ オ/コトバ  宝    タ/カラ\ オ/タカラ 4拍頭高1  小遣   コ\ズカイ            オ/コ\ズカイ   大尽   ダ\イジン            オ/ダ\イジン   4拍中高2  手洗  テ/ア\ライ                       オ/テア\ライ  また日本語放送協会の『日本語アクセント発音辞典』(1961年第1刷)で、この種の対応が確認できる見出し項目を数えたところ次のようになりました(「お」+「動詞連用形の名詞化」は数えてありません。原則平板型ですので)。        平板0になる 起伏1頭高になる 起伏2になる  起伏3になる 1拍平板0     01        01         (尾高)     ── 2拍平板0     12        02         (中高)     (尾高) 3拍平板0     10        01         (中高)     (中高) 4拍平板0     03                  (中高)      (中高) 1拍起伏1     02                   (尾高)       ── 2拍頭高1     02        02        04(中高)       (尾高) 2拍尾高2     02        01         (中高)       (尾高) 3拍頭高1     02                 02(中高)       (中高) 3拍中高2     01        01         (中高)       (中高) 3拍尾高3     01                  (中高)       (中高) 4拍頭高1                         (中高)       (中高) 4拍中高2                                  01

nyanmike
質問者

お礼

これらを見る限り、法則はないと考えた方が良さそうですね(T_T) ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • taroo1920
  • ベストアンサー率89% (25/28)
回答No.3

オがついたときのアクセントはとてもややこしいですが、「日常あまり使わない単語には規則らしいものがあり、日常よく使う単語は規則から外れるものが多く、一つずつ覚えないといけないものが多い」ということで整理をすると多少マシかもしれません。 たとえば3拍語でオを普通付けない単語にオを付けてみると、以下のようになります。 マグロ(平板)鮪    →オマ’グロ(マの後で下がる、以下同じ)。オマグロ(平板)もある? カ’レイ(頭高)鰈   →オカ’レイ イト’コ(中高)従兄弟 →オイ’トコ ・但し、アマ’ド     →オアマ’ド?オア’マド?雨戸(アマ+トと切れる)。 アズキ’(尾高)小豆 →オア’ズキ 原則は、オ○’○○。 平板は○○○のアクセントをそのまま保存する場合がある。 中高も特に○○+○と切れる場合は○○’○のアクセントをそのまま保存する場合がある。 このような整理を名詞全体についてやってみられるといいのではないでしょうか。

nyanmike
質問者

お礼

1つずつ覚えるように教えようと思います。 ありがとうございました。

  • OKAT
  • ベストアンサー率38% (247/639)
回答No.1

> じいさん(頭高型) → おじいさん(中高型)   願い(中高型) → お願い(平板型)  米(尾高型) → お米(平板型) 水(平板型) → お水(平板型) ※変化なし  例の中で「水」は(平板型)でなく(尾高型)と思われます。「お水」は(平板型)であってると思います。「接頭語」の「お」から始まる場合は「お」が「低」になることが多く、それにしたがって「お」の次の拍が「低」から「高」に変化します。  「おじいさん」は 低高低低低 となり、おっしゃるとおり(中高型)ですね。  「願い」は 低高低 の「ね」が高に変わり、「い」も高になって、低高高高(平板型)ですね。  「米」は 低高(尾高型)ですが、「こ」が高くなり、低高高(平板型)   「水」はやはり 低高(尾高型)から、低高高(平板型)になります。(「水原」さんを愛称で呼ぶ「おみず」は多分、低高低 の中高型でしょう。)  付け加えれば、頭高型の「舟」高低 は「お舟」低高高(平板型)でしょうね。  すべての例に当たるのは無理ですが、「お」は低で始まると思います。そうすると、ほとんどは「平板型」か「中高型」になるのでしょう。  ちょっとアヤフヤですが、1.「お」は低で始まる 2.第2拍は本来「低」であっても「高」に変化する。ということが言えるのではないでしょうか。

nyanmike
質問者

お礼

1.「お」は低で始まる 2.第2拍は本来「低」であっても「高」に変化する。 これが分かりやすいと感じました。 ありがとうございます。

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