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ヘキサアンミンコバルト((3))塩化物の合成について

inorganicchemistの回答

回答No.3

norinori3さんごめんなさい。すこしだけスペースをお借りします。 rei00さん。 その件については私も興味があったので、少し調べてみたのですが、 今のところはっきりした理由は見つけられておりません。ので、以下は あくまで私の類推でしかありません。 まず、コバルトは(III)に比べて(II)の方が圧倒的に置換活性です。つまり、 一度(III)になってしまうとそれ以上は配位子置換反応を受けないと言うことです。また、NH3の方がCl(-)よりも置換不活性であるため、一度NH3が配位すれば、Cl(-)に置換されることはないと考えられます。 活性炭表面の細孔についての専門的な知識はないのですが、 もしもその表面が、陰性であれば、Cl(-)が近寄りがたく、 CoとNH3のみが反応し、そのあと、外圏にカウンターとして Cl(-)が接近すると考えられます。活性炭表面には 水酸基やキノン構造が存在するため、塩基性条件では 特に陰性を帯びるのでしょう。これにくわえて、 活性炭表面では(空気)酸化を受けやすいという可能性があります。 これらの要因が存在しなければ、静電的な話で、Co(II)のまわりには中性 であるNH3よりも陰性なCl(-)が存在する確率が高く、[Co(III)Cl2(NH3)4](+)や [Co(III)Cl(NH3)5](2+)のクロロアンミン錯体の方が優勢に生じるのだと 考えられます。 いずれにせよ、今回の系で、主反応と副反応の速度に差を付ける、特定の 反応だけを加速(減速)するという広い意味での触媒でしょうね。 もしくは反応場を提供する不均一触媒とか呼ばれるたぐいかもしれません。 以上、私の拙い知識から導いた仮説です。

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