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油(脂質)と身体の機能について

気になることがあるのでご質問させてください。 ・「液体としての油」を摂らないことは、人間の脳や身体に多大な影響を与えるのでしょうか? ここ3か月くらい、どうにも身体がだるく、倦怠感が半端ではありませんでした。 疲れやすく、頭が全く働かない、睡眠不足、うつ症状などがありました。(ちなみに食事の栄養は確りと摂取。運動も毎日し、規則正しい生活です。) しかし先日ふと、食事で「油」を摂っていないなと思いだし、オリーブオイルを摂取するようにしました。 その結果、たった2日間で急に全身に力がみなぎるようになり、頭もクリアになり気持ちも前向きになったんです。 魚や肉、チーズなどは意識して食べていたのですが「液体としての油」はずっと摂っていませんでした。 肉や魚の油脂だけでなく、やはりオリーブオイル、荏胡麻油、亜麻仁油などの「液体としての油」が脳には必要なのでしょうか? 突然、こんなにも身体が好転したので気になって仕方がなく、ご質問させていただきました。 詳しい方がおりましたら、解答の程、よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • ORUKA1951
  • ベストアンサー率45% (5062/11036)
回答No.1

 人の栄養素には炭水化物・脂質・タンパク質の三大栄養素と、ビタミン、無機塩類と習いましたよね。  ここで炭水化物は消化できる物でしたら大きな区別はあませんが、脂質、タンパク質はそれを構成する部品が揃わなければなりません。  脂質は化学的には高級脂肪酸とグリセリンのエステル    高級とは炭素の数が多いという意味です。低級な脂肪酸は炭素数の少ない酢酸など  タンパク質はアミノ酸がたくさん結びついた物    アミノ酸も絶対に食事から摂らないとならない必須アミノ酸があります。    それらも偏らないで摂取することが必要。一種類のタンパク質だと偏る。  脂肪酸ですが、多くは体内で合成もできるのですが、いくつか合成できないものがあります。(必須脂肪酸)  脂肪酸のうち、炭素間に二重結合があるものは整列し難いために融点が下がります。 炭素数18  二重結合なしのステアリン酸は融点69.6℃、   CH₃-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-COOH  二重結合1個のオレイン酸は融点14℃   CH₃-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH=CH-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-COOH  二重結合3個のリノール酸は融点-5℃   CH₃-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH=CH-CH₂-CH=CH-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-CH₂-COOH  オレイン酸の名前の由来はオリーブに由来しオリーブ油から発見されたのですが、実は牛や豚の油--ヘッドやラードのほぼ50%はオレイン酸です。  人体では、炭素を二個ずつ積み上げていってステアリン酸までは合成できます。そしてそれをオレイン酸にすることまでは体内でできますが、リノール酸は体内で合成できませんから、【必須脂肪酸】--食事から摂らないとならない脂肪酸になります。  オリーブオイルには、オレイン酸(70%)に加え、リノール酸(10%弱)も含みますから、もし効果があるとするとリノール酸と言う事は考えられます。ただリノール酸は大豆油、綿実油、コーン油には50%以上含みますから、それらに比較すると少ない。  脂肪酸の中には、ω-3脂肪酸とω-6脂肪酸とグループ化される脂肪酸があります。-COOHの反対側から3番目と6番目に二重結合がある脂肪酸です。リノール酸はω-6脂肪酸です。  いずれも二重結合を多く持つため常温では液体です。  ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^ >魚や肉、チーズなどは意識して食べていたのですが  魚や肉にも必須脂肪酸--液体--の脂は含みます。特に魚は多い。 >肉や魚の油脂だけでなく、やはり「液体としての油」が脳には必要なのでしょうか?  確かに液体の脂には必須脂肪酸が多いともいえますが、肉や魚に少ないわけではありません。  ⇒必須脂肪酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BF%85%E9%A0%88%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8 )

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