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「声」「音」の高い・低いという表現について
人の声や音の様子を表現するのに、 「高い声」「低い声」「高音」「低音」 という表現が用いられます。 そして、実際に高い声や音の周波数は高く、低い声や音の周波数は低いものになっています。 そのことから疑問に思ったのですが、 「高い声」「低い声」「高音」「低音」という表現は周波数の概念が出来てから作られた表現なのでしょうか?それとも、もっと以前から使われていた表現なのでしょうか? ご存知のかたがいらしたらご回答お願いします。
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- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
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「高い声」「低い声」などが、以前のいつ頃から使われていたのか を知りたいのなら、次のような方法もあります。 ウェブで「高い声」、「声楽」、「合唱曲」、「音声周波数」などの 上記「カギかっこ」を付けた言葉を検索したら、その言葉が使われた 年代が出てくると思います。
- kzsIV
- ベストアンサー率53% (238/446)
高音の声を「頭声」といい、低音の声を「胸声」といいます。 声の響きを感じ取る身体部位の上下が、そのまま高低と表現されたのではないでしょうか。もっとも高音が頭にだけ、低音が胸にだけ反響するわけではないそうです。
- 五十嵐 正(@ohhTokyo)
- ベストアンサー率47% (37/78)
通常言う「高い声」「低い声」は、昔から使われていた俗称です。 強音・弱音や、大声・小声を表そうとして、誤って感覚的な表現で 表した俗称が広まったとされています。 正しい意味は、「高い声」は周波数が高い領域の高音の意味で、 「低い声」は周波数が低い方の低音を表す呼称です。 いつの時代からかは、正確には知りませんが多分「明治」以前から 誤称されたと推察します。 詳しくは、NHK放送技術研究所(東京、 世田谷区)か NHK放送文化研究所 へ問い合わせたら分かる筈です。 周波数が高い領域・低い領域を「高音」「低音」と正しく呼ぶよう になったのは、恐らく西洋の声楽が日本へ導入された頃と推察し ます。 その後オーディオ技術が普及した頃から 高音・低音、強音・弱音 の使い分けが明瞭に区別され認識されるようになったようです。
- Tann3
- ベストアンサー率51% (708/1381)
なかなか鋭い着眼点ですね。 歴史的なことはわかりませんし、国語の専門家でもありませんが、似たようなことで不思議だなと思うことがいくつかあります。 「声の高い・低い」の例でいえば、「甲高い声」とは、おそらく「周波数の高い声」とほぼ同じ意味だと思いますが、小さな声には多分使いません。 逆に、「声高(こわだか)に話す」は、音量が大きいさまであって、音の高さを言っているわけではありません。同じく音量が大きいものには「大きな声で話す」があります。 同様に、「低い声で話す」というときの「低い」は、「周波数が低い声」ではなく、声の強さを弱く、音量を「小さく」という意味です。 周波数の低い声は、「太い声」のような表現をするかと思います。 逆に「かぼそい声」は、周波数が高い声というよりは、「弱く、音量の小さな声」です。 どうやら、日本語では、「高い・低い」は、どちらかというと「大きい・小さい」「良く響いて遠くまで届く、ぼそぼそと不明確で聞き取りにくい」の意味で使っていたのではないかと思います。 「周波数が高い・低い」という連続的な「レベル」を表わす日本語はなく、「金切り声」とか「太い声」といった、典型的な音の高さを何種類かで言い分けていたような気がします。 それが、現代では「高い声(音)=周波数の高い声(音)」「低い声(音)=周波数の低い声(音)」という意味に固定したように思います。音量は「大きい・小さい」で表現して。 これは英語でも同じですので、その影響があるのかもしれません。 ・高音 High tone = High note = High frequency ・低音 Low tone = Low note = Low frequency ただし、ひそひそ話を「低い声で話す」、喧嘩などで「声高に叫ぶ」という表現も残っているので、若干の混乱はあると思います。 一方、「周波数」の方は、明らかに明治以降に新しく入ってきた技術用語で、数字を伴う連続的なレベルを示すものだと思います。 ところが、これの程度を表す形容詞が、あまり明確ではありません。 「周波数」の場合には、一般に「高い・低い」を使いますが(高周波、低周波など)、同じ意味でも「振動数」を使うと「大きい・小さい」または「多い・少ない」になります。(振動数が「高い・低い」と言わないこともないとは思いますが・・・) この「高い・低い」と「大きい・小さい」は、いろいろなところで混在して使われています。 周波数が高い←→周波数が低い 振動数が大きい(多い)←→振動数が小さい(少ない) 可能性が高い←→可能性が低い 可能性が大きい←→可能性が小さい 確率が高い←→確率が低い 確率が大きい←→確率が小さい 英語の表現(High/Low possibility、High/Low provability)による「高い・低い」と、科学技術的に数字が「大きい・小さい」が混乱して使われているものと思います。 こう考えると、「音が高い・低い」は「周波数が高い・低い」から来ているのではないか、という質問者さんの疑問は、逆に「周波数が高い・低い」という表現自体が英語の影響で、本来の数字の観点から言えば「周波数が大きい・小さい」という方が自然ではないか、と考えることもできると思います。現に、「振動数」は「大きい・小さい」ですので。 以上から類推すると、音や声が「高い・低い」というのは、周波数が「高い・低い」というよりは、英語の表現などの影響ではないかと思います。それが、日本語本来の表現や、明治以降の技術用語・数字との関係などが入り混じり、複雑なことになっているのではないかと思います。 単なる素人考えですが。
- mu-po-
- ベストアンサー率32% (56/175)
結論から言うと、周波数という言葉が 作られるより、高い、低いが先と思われます。 日本語含め、日本語の音の高い低いにあたる 言葉は、多くの言語で周波数の高い低いと 重なるようです。 ただ人間の感じる音の高低は 音色や音の大きさ音域によるそうです。 枕草子で既に、高し、との言葉が 人の声について書かれていますが、 現代語に訳される場合は、大きな声、と 訳されるようですね。 科学的な数値が少ない時代は、 高し、といっても、現代人が高い音と いうのと、大きな音というのと、含めた 感覚だったのやも知れません。 雅楽もありましたから、音のピッチの 概念は古代からあったでしょう。 音楽は貴族のたしなみですから、 それを表す言葉が存在しなかったはずはない と思われます。 音楽についての記述がある古文は ちょっと見つけられませんでした。 高し、低し、なのか、 他の言葉もあったのか。 以下、音域学会サイトより。 ピッチと周波数の事が書いてありました。 ヨーロッパの話ですが。 Q:音叉はいつごろから使われているのですか。エ レクトロニクス時代の今日,発振器は種々ありま すが,音叉はまだすたれていないのですか。 A:音叉は基準周波数発生の道具として長く使われ ています。振動している両端自由な棒を手で持つ と振動が殆ど停まってしまいますが片持ちカンチ レバー二つをU字型に繋げたような音叉は手で 持っても振動が停まらないようにできています。 この性質は実用的には実に重要です。音叉を最初 に作ったのは英国宮廷の楽隊でトランペットを吹 いていたジョン・ショアさんで彼が自分のリュー ト(古い撥弦楽器の一種)を調律するために1711 年に発明したと言われています。以後、 の便利さ故に次第に各国に普及しました。昔の音 叉を調べるとその時代の音楽演奏に採られた基準 のピッチが分かります。モーツアルトが愛用して いたピアノの中から音叉が発見されて、 数からその当時の基準ピッチが推定されたりして います。18世紀の当時は歴史的に見て「ピッチ= 周波数」という知見はなかったと思います。なく ても音の高い低いという概念はありますから音叉 ができてそれが何Hzの音を出しているかというこ とは知らなくても実用的に音の高さの基準に使う ことはできたのです。その後、音響学が発達し周 波数測定ができるようになって「ピッチ=周波 数」という知見ができ上がり、1859年には各地で 行われる音楽演奏の基準ピッチをそろえるために パリに全欧州で使われている音叉を提出させ新た な基準として435Hzに統一する宣言をしました。 その後、1939年には440HzがThe New
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