• 締切済み

波動方程式とサインゴードン方程式の違い

式の形は知ってますので、具体的な挙動の違いを教えてください。 非線形項の係数を小さくすると波動方程式に近似できます。 光パルスを説明する際にはサインゴードン方程式になるんでしょうか?

noname#190629
noname#190629

みんなの回答

  • phyonco
  • ベストアンサー率38% (47/121)
回答No.1

「波動方程式」とおっしゃっているのは電磁波の方程式のことだと思います。これは速度が一定の波の伝搬を記述します。話の順序として、(massive)Klein-Gordonを理解しておく必要があります。この方程式に従う波は速度がエネルギーに依存します。つまり分散があります。すると、例えばwave packetを飛ばすと、時間と共に次第に波がばらけてくるわけです。光の波動方程式ではwave packetは真空中ではいつまでも同じ形のwave packetです。さて、ご質問のSine-Gordonですが、これは振幅が小さい場合、線形化するとKlein-Gordonになります。つまり、まづ第一に波の分散があるということが重要です。wave packetの形が時間と共に変化しようとするメカニズムがまずあるわけです。その上にSine-Gordonの非線形効果が加わった結果として、有名なarctan型のkink解が出て来るのです。非線形性の裏で分散が効いている、という点に注意すべきです。光パルスがSine-Gordonになるかどうかは、媒質の性質に依ります。

関連するQ&A

  • 波動方程式について

    物理でよく見かける簡単な波動方程式 y=Asin2π(t/T-x/Λ) があります。この式の意味はわかるのですが、この一般的な式になぜcosが入っていないのか、いまいち納得できません。 また、フーリエ変換を勉強しているとき、振幅の方程式で A(x,t)=A'cos{2π(t/T-x/Λ)} という式がでてきました。これにはなぜsinが入っていないのでしょうか。 y=A(sin~+cos~)というような式であった方がいろんな波を表される気がするのですが・・・。どちらか片方で都合がよい理由などがもしあるなら教えてください。よろしくお願いします。

  • 波動方程式

    高校で習った波の式 Y=Asin(ωt-kx) の意味は、わかるのですが 量子力学で、出てくる波動方程式 Ψ=Aexp(i(kx-ωt)) には,疑問があります。 まず、なぜ、expの形にしているのですか? 大学の先生に質問したら計算が楽になるから、なんちゃらかんちゃらと、言われましたが、計算が楽になるからといって勝手にそんなことをしていいのですか? それとまだあまり、計算問題を解いたりしたりしていないからかもしれませんが、どのへんが、楽になるのかもわかりません。 また、上の波の式では、ωt-kx なのに波動方程式では kx-ωtと順番が違うのですか?

  • 3次元球対称の場でのシュレディンガー方程式

    3次元球対称の場における波動関数ψを求める際に、θ方向の式についてわからないことがあったので、どなたかわかる方教えてください。 ラプラシアンを極座標表示にし、ψ=R(r)Θ(θ)Φ(φ)と変数分離して、 sinθ ∂/∂θ (sinθ ∂Θ/∂θ)+{l(l+1)(sinθ)^2 -m^2}Θ=0 を導出するところまではできたのですが、 x=cosθとおいて 連鎖律などから ∂Θ/∂θ=∂Θ/∂x (-sinθ),∂^2Θ/∂θ^2=∂^2Θ/∂x^2 (-sinθ)^2 を使って上の式を変形したのですが、 (1-x^2)∂^2Θ/∂x^2-x∂Θ/∂x+{l(l+1) -m^2/1-x^2}Θ=0 となり、ルジャンドルの陪微分方程式と第二項の係数だけが異なってしまいます。 第二項の係数が1でなく2になると思うのですが、どこが間違っているのでしょうか教えてください。

  • 波動

    次の式の波動の伝搬速度、進行方向、周期、波長を求めよ y(x,t) = 4cos(8x+4t) 波動方程式はsinで覚えているのですが、cosの場合どうなるのですか? 詳しい解説お願いします。

  • 波動方程式の解

    電磁界の平面波に関する問題で偏微分方程式を 解く必要がでてきたので質問させていただきたいのですが、 ∂^2Ex/∂z^2=εμ∂^2Ex/∂t^2 の波動方程式の解は未定係数法により Ex=Ae^{jωt}e^{jβz}とおいて解くと、 β=ω√(εμ)とし、Ex=Ae^{jβz}となりますが、 これから、もう1つの偏微分方程式 -∂Hy/∂z=ε∂Ex/∂tから、Hyを求めたいのですが、 この偏微分方程式はどのように解いたらいいのでしょうか?答えは、(ω/β)εExとなるそうですが、途中の過程が 分からなくて・・・。 また、最初の偏微分方程式において解の形をA,βを未知数として、Ex=Ae^{jωt}e^{jβz}とおく未定係数法以外の方法で解く手段はあるのでしょうか? よろしければ回答お願いいたします。

  • 物理現象を支配する偏微分方程式の導出について

    地震の波動とか流体、固体の内部応力と変位などの物理量を計算する場合の偏微分方程式の導出を考える場合、必ずといって良いほどテイラー展開が用いられると思います。そしてテイラー展開の高次の項をネグるような処理が行われると思います。極限操作とかいろいろな言い方がされていると思いますが。最終的に誘導された偏微分方程式は高次の項をネグるという近似がなされた式という風に見えます。しかしその方程式は現象を支配する完全な方程式とされていると思います。そこにギャップ(近似と完全)があるように思われます。完全といっても対象を連続体として近似していたりするわけですからそれほど完全でもないと思うのですが、式ができてしまえばそれに則って考察されていくわけですので、そのときはその式が憲法ほどの重みを持つように思います。私のイメージとしては無限小に漸近させるとき、収束するスピードが同じもの同士でバランスする式が方程式として成立することを数学が保証してくれると考えているのですが。(そのために解析学では高校の数学程度から極限を考えている) よろしくお願いします。

  • 動径波動方程式の近似解について教えてください

    水素型原子の動径波動方程式 -ħ^2/2μ (d^2 u)/(dr^2 )+{-(Ze^2)/(4πε r)+ (L(L+1) ħ^2)/(2μr^2 )-E}u=0        ------        uの二階微分 u=rR Rは動径波動関数 μは換算質量 Lは方位量子数(分かりやすいように大文字にしました) (L(L+1) ħ^2)/(2μr^2 )は遠心力ポテンシャルの項 -(Ze^2)/(4πε r)はクーロンポテンシャルの項 上記の方程式において原子核近傍(r→0)での近似解u(またはR)を求めよという問題がありました。 Lが0でないときは、1/r^2の項以外は小さいので無視でき、 解をu=r^sと仮定して解いていくことができるので、その結果 s=L+1 or -L を得て、 物理的に許される解がu=r^(L+1) となることは分かりました。 しかし、Lが0のときについては、遠心力ポテンシャルの項(1/r^2の項)が消えてしまい、クーロンポテンシャルの項が無視できないと思います。 参考書を探してもこの時の解法が見つからなかったので、 解法が分かる方がいらっしゃったら教えていただきたいです。 よろしくお願いします。

  • 波動方程式の解について

    電磁気学についての質問ですが、 平面はのTEモードの波動方程式 δ^2 Hz/δx^2 - δ^2 Hz/δy^2 + k^2 Hz = 0 (_は下つき文字 ^は上付き文字) の解が  Hz = H_0 exp(-jk sinθx + jk cosθy) となっているのですが、途中の導出方法がわかりません。 Webで調べると変数分離を使うところまではわかりましたが、これだと、三角関数の形で答えが出てきますが、 どうして、指数関数の形で解がでるのかを教えてください。

  • 非線形微分方程式の初期値の決め方

    f(x),f '(x),g(x), g'(x)についての非線形微分方程式を数値計算しようと思います。 得るべき解曲線などはあらかじめわかっているとします。 初期条件としてf(0)=0,g(0)=1というものだけがわかっているとします。 このとき、得るべき解曲線を得るためにはどのようにしてf '(x),g'(x)の初期値を決定すればよいのでしょうか? 現在自分が考えてやってみてるのはf '(x),g'(x)をx=0まわりの級数展開で近似して、その近似した式を元の微分方程式に代入して、展開係数の関係式を求めるという方法です。 これでやっているのですがうまくいきません。 教科書レベルでよくあるのは初期値や境界値がわかっていて、微分方程式を解くというものだと思うのですが、 先に解曲線だけが得られているとき、その解曲線を得るような初期値を決めようとするときはどうすればいいのでしょうか?(非線形なのでちゃんとした式で記述できる解ではありません) 教えてください。お願いします

  • 単振り子の線形近似と離散化

    単振り子の問題について質問させて下さい。 振り子の紐の長さをL、振り子の先についている球の重さをm、糸の張力をT、重力加速度をg,角度をθとします。 1.単振り子の微分方程式を立て、その解の挙動をシミュレーションしなさい。 という問題が出たのですが、これは振り子の微分方程式d^2θ(t)/dt^2 = -(g/L)sinθをルンゲクッタ法で解いたものをグラフ化すればよろしいでしょうか? 2.単振り子のある平衡点回りで線形近似し、シミュレーションしなさい。 という問題がいまいちよく分からないのですが、振り子の微分方程式d^2θ(t)/dt^2 = -(g/L)sinθのsinθ(θ<<1の時)のテイラー展開をして、1次項までを消去し、d^2θ(t)/dt^2 = -(g/L)θとなるのですが、これは線形近似できているのでしょうか? 3.その線形近似を離散化して、シミュレーションしなさい。 2番が分からないので、3番ができないのですが、離散フーリエ変換でしょうか? 以上3問ですが、ヒントでも構いませんので、ご助力願います。