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犬の無駄吠え
我が家には、トイプードルが2匹 居ます。年齢は、3歳です。 1匹は、無駄吠えなく穏やかな性格なのですが、もう1匹は、少しのチャイムの音や、外からの話し声に敏感に反応し、いつまでも吠えています。吠えた時に、スグに嫌な音を聞かせたり、叱ったりするのですが、なかなか鳴き止みません。このごろは、もう、諦めました。私の、しつけが出来ていないのでしょうね‥良い、しつけ方は、あるのでしょうか?
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あまり考え込まないでリラックスしてください。 犬は無駄には吠えません。犬なりに吼える意味があるから吼えるだけです。 プードルは遡れば鳥猟犬でもあります。 トイであってもこの性質は誤ったブリーディングをしなければ、そういった傾向として持っています。 鳥を発見して吼えると、これは鳥が逃げます。当たり前ですね。 ポイントを仕事としているならば、近距離まで忍び寄って吼えて飛び立たせるということをしますが、吼える必要があるとき以外に吼えると狩りにならないわけです。 つまり躾以前、捕食者としても獲物を獲るには、吼えないことが基本で、人間と共に行動するにも吼えてはいけないと教える事が出来るから鳥猟犬として成立するわけです。 そういった犬ですから大丈夫です。 まずはご自分を責めずにリラックスして、落ち着いて犬を観察してください。 全てはここからです。 >しつけが出来ていないのでしょうね‥ ではなく、導き方を間違っただけです。 >吠えた時に、スグに嫌な音を聞かせたり、叱ったり これは『吼えたら嫌なことがある』と伝えた訳です。 チャイムに関して言うと、大ざっぱには(A.嬉しい・興奮)(B.威嚇・警戒)こういった意味で吼えます。 吼えている犬を観察してみてください。 『チャイムで吼える』『話し声で吼える』 いずれもABの理由が考えられます。 A(人が来て嬉しい、遊んで!) B(誰か来たぞ! 大変だ!) つまりBで吼えている場合(警戒)は、『嫌な音を聞かせたり』という現在の方法では更に嫌なことが起きるという事で、警戒を更に煽ります。 叱るという行動で吼え止むことはありますが、これが出来るのは飼い主と犬の関係が良好で、信頼関係に裏付けられたコンタクトが成立している場合です。 で、こういう関係の場合は叱る必要が無く、首を振るといった『その行動はヤメテ』が伝わるだけで充分です。(警戒から待機に容易く移行しますので、要するに吼えません) 三歳ですと、もうそろそろ出来上がるかもしれませんが、期待を寄せるにはちょっとまだ早いかも知れません。 犬が喜んでいるならば、これは飼い主であるtanto-tantoiさんも見慣れているでしょうし、そうそう見逃すことは無いはずです。 またチャイムというのは、警戒心から成功へと非常に辿りやすいです。 どういうことかというと、 (チャイム)→(警戒・吼える) ここで多くは人が立ち去りますよね。 回覧板にしても、宅急便にしても長居はしませんし、そういったことが多いはずです。 つまり(回覧板とか宅急便という認識が無い)犬からすれば『吼えたからいなくなった』という成功体験をしているわけです。 >私の、しつけが出来ていないのでしょうね 責める必用はありません。 環境所以の『間違った学習機会が多い』だけの話しです。 回覧板も宅急便も悪くありませんし、ましてや訪ねてくる人がいるわけですからtanto-tantoiさん含めて、誰が悪いというわけでなく、犬の誤解です。 それが証拠に、もう一頭は吼えない訳です。 もう一頭に関しては情報がありませんので判読は出来ませんが(警戒心が緩い)(人の訪問を喜ぶ)(社会性所以の慣れがしっかりしている)こういった状況かと思います。 ここからは犬の観察が大切です。 どの程度警戒しているか、ですね。 (間違った成功体験をどういった頻度でしているかとも言えます) 【警戒が緩いならば】 1)tanto-tantoiさんの帰宅時に誰もいなくてもチャイムを鳴らす。 2)ご家族と符合を決め(例えばチャイム 一秒 チャイム)鳴らしてから帰宅する。 警戒していた犬からすれば、(吼えてたら慕っている人だった!)と結構なショックを受けます。 人語にすると(えらいこっちゃ! なんてことしたんだ)ですね(笑) まず間違いなく吼え止みますから、そこで静かに頭を撫でてあげてください。(誉めるというより許すです) マンション等で家人の帰宅を感知しにくいなら効果的な方法です。 勘所の良い犬なら、かなり早く『チャイムで吼えるべきでは無い』と悟ります。 【警戒が強い・家人の帰宅を感知するならば】 手っ取り早く、友人知人の協力を仰いでください。 チャイムを鳴らしてもらい、”犬が吠える前に”オヤツをばらまきます。 食べているときに吼えることは出来ませんから、自然と吼えません。 繰り返すと(チャイム)→(良いこと)になります。 注意点は『犬が吠える前に』です。 犬が吠えてからオヤツをばらまくと、吼えたご褒美になります。 これを進めていき、(チャイム)→(ハウス)や(チャイム)→(マテ)に導いてあげてください。 単純にいえば『オスワリというコマンドで、オスワリする』これと同じです。 『チャイムという音のコマンドで、待機モードになる』 こういう形に導いてあげてください。 躾というのは結局のところ『犬の反応に耳を傾け、犬がどうしてその行動をしているのか』をまずは理解することです。 因果関係を理解することで、その原因に対処してあげてください。 そのためにはリラックスし、犬を観察することです。 家庭でのルールは犬と生活する以上必要になることですから、同じやるなら楽しんでルール作りをしてあげて下さい。 tanto-tantoiさんの平和で楽しい犬との生活をお祈りいたします。
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- 山田 太郎(@f_a_007)
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Q、良いしつけ方とは? A、それは、反転トレーニング。 【悪いしつけ方】 刺激・・・チャイム ↓ 反応・・・吠える ↓ 結果・・・叱られる これでは、チャイムとは叱責タイムの到来を告げる音になる。 そうなった結果は、犬の中で飼い主に対する嫌悪感が増すだけ。 決して、吠えなくなる訳ではありません。 【良いしつけ方】 刺激・・・チャイム ↓ 反応・・・ハウスでの待機開始 ↓ 結果・・・褒められる これは、チャイムとはハウスでの待機タイムの開始の合図。 結果は、グッドグッドと褒めてもらえる。 犬は、同時に二つの反応・行動をとるのは苦手。 ですから、ハウスでの待機行動に軸足が移る程度に吠えなくなります。 <<重要なのは、日頃の関係>> ・朝と夕とにターップリと散歩させていること。 ・週に一回程度は公園で思いっきり走らせていること。 ・朝な夕なに<何かをさせては褒める>を励行していること。 ・月に2、3回はお出かけして人や犬、車に慣らしていること。 以上の日頃があっての反転トレーニングです。 犬のしつけは、ギブアンドテイク。 犬にだけ要求するということをしなければ、解決も早いかも知れません。 質問者は、色々と頑張るタイプなようですね。 きっと、うまくいくと思いますよ。 今一度、頑張られては・・・。
領域(家)に何かがやって来たら、吠える。 →侵入者を寄せ付けない。 →領域内の人(飼い主)に知らせる。 これが、犬の本能であり、だから番犬として、人は犬を飼ってきました。 吠えることが良いことだったのです。 古代から、ごく最近まで。 だから人間は、よく吠える犬を作ってきたのですよ。 番犬や猟犬として。 プードルも猟犬。 吠えないプードルは、役立たずの犬だったのです。 しつけとは、犬の特徴を人間の都合の良いように活かすこと。 特徴を叱り、押さえつけようとしても、しつけにはなりません。 聴導犬は、そうした特徴を活かし、しつけて訓練しています。 チャイムの音がすると、おやつがもらえる。 →チャイムの音がすると、良いことがある。 外から人がやって来ると、おやつがもらえ、飼い主のもとに行くと、またおやつがもらえる。 →外から人がやって来ると、良いことがあり、飼い主のもとに行くと、また良いことがある。 こうした訓練で、耳が聞こえない人に、人がやって来たことを吠えずに知らせることを覚えます。 飼い主一人だけでできるしつけではありませんし、根気もいりそうですが、どうでしょうか?