産経新聞の幼児性

質問

一昨日の【名護市長選挙】に関連して産経新聞のコラムに以下の内容が掲載されたようです。
こういう理屈は理解できるしもっともな事ですが、普天間基地移設の現在の問題点は安全保障にあるのでは非ず。
少なくとも名護市の側にとっては、迷惑施設をソコに受け入れるか否かの「地元」の問題です。加えて民主主義の意味に関する問題でもあります。
産経のコラムはその観点が完全に欠落している。近視眼的かつ利己的。まるで小学生並の感性です。

最近の産経新聞の社説・コラム等で、普天間基地移設に関して名護市地元の都合に考慮された物はあるんですか。みんな下のような観点の物だらけなんですか。
報道機関としてヤバイんじゃないですかね。

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http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140121/plc14012103130003-n1.htm
フィリピンの轍を踏むな　１月２１日
2014.1.21 03:13 ［産経抄］

　フィリピンのスービック海軍基地とクラーク空軍基地は、かつて米国外の米軍基地としては、最大規模を誇っていた。ところがクラーク空軍基地は、１９９１年６月に起きた火山噴火で使用不能となる。

　▼スービック海軍基地もまた、その年の９月にフィリピン上院が米比基地協定の延長を否決したために返還が決まり、翌年、米軍は撤退した。政治経済学者のローランド・Ｇ・シンブランさんは、「脱米軍」の理論的支柱となり、基地跡地の転用にも関わった人物だという。

　▼シンブランさんは、２年前に邦訳が出た『フィリピン民衆ＶＳ米軍駐留』という著作のなかで、米軍の横暴ばかりを強調する。不思議なことに、南シナ海をはさんで向かい合う中国の脅威には一切触れない。実際には何が起こったのか。

　▼中国は、米軍の撤退を待ってましたとばかりに、フィリピンが領有を主張していたミスチーフ礁に軍事施設を建設した。さらに、北部ルソン島沖のスカボロー礁にも、監視船などの公船を常駐させ、実効支配を強化しようとしている。米フィリピン両軍は今、合同演習を行うなど、協力強化を進めている。中国を念頭に置いているのは明らかだ。

　▼「『基地後』を生きているフィリピン人の経験は、日本と沖縄の民衆の闘いにとって大いに参考となり、沖縄の反基地運動にも貢献できるだろう」。日本に共闘を呼びかけるシンブランさんは、名護市長選の結果に満足しているはずだ。

　▼米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設にあくまで反対する稲嶺進氏の再選によって、反対派が勢いづくのは避けられない。日本がフィリピンの轍（てつ）を踏み、日米同盟にきしみが生じるのを、中国は舌なめずりしながら待っている。

回答No.2

noname#194996 · ベストアンサー

>名護市の側にとっては、迷惑施設をソコに受け入れるか否かの「地元」の問題です。

私もそう思います。親が自分の不始末で借金したしわ寄せを子供に押し付けるのは不条理です。日本全体の安全保障問題を地方のまちにそっくり押し付けるのは卑怯です。根本の問題解決はあべさんらが考えるべきだし、名護市は民主主義でそれを再確認しただけだと思います。ただ、県知事との間がよれていますからそこらへんは沖縄の中で調整するべきでしょう。
普天間ひとつなくなっても即中国が侵略してくることはないと思いますがね。

お礼

どうもありがとうございました。

回答No.6

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＞いわゆる「ネトウヨ」の方たちの考え方は100も承知いたしております。
質問者様の主張に反する回答を「ネトウヨ」に一括りされたら回答のしようがありませんが、一言言わせてください。
＞少なくとも名護市の側にとっては、迷惑施設をソコに受け入れるか否かの「地元」の問題です。加えて民主主義の意味に関する問題でもあります。
確かに民主主義の手続き・方法による住民の選挙による結果によって基地移転反対を主張する候補者が勝ったことは間違いありません。しかしながら、すべての住民が反対したわけではなく、4割の住民は基地を受け入れる意思表明をしています。基地を受け入れることで名護市の発展を図ろうと考えている候補者に投票しています。
昔学校で習った民主主義の原則について「民主主義の本質は多数決が原則である。しかし、少数意見も尊重されなければならない」というものでした。
質問者様は、「多数決で勝ったのだから絶対である、少数の意見は相手にしない」というものだと主張しているものと考えますが、これでは、民主主義の本質とは相容れない考えではないかと思われます。
日本には表現の自由があります。一方で民主主義を謳いながら、自分の主張に反する表現の自由は否定するのは、それこそ小学生レベルの考えではないかと思います。

候補者は、絶対に阻止する旨息巻いておられますが、日本は法治国家であり行政機関の長が行政上の法定手続きを無視したことをすれば、それこそ民主主義を否定することにもつながることは必定でしょうね。
都合に合わせて民主主義を標榜することには辟易します。

お礼

ネトウヨ云々については、かなり以前からIDを識別しておりますので、間違いはありません。彼らの言う事は言う前から100%了解済みなのですわ。

で、ヘノコに基地受け入れ賛成の一派も、「安全保障」とか「国益」とか「日米同盟」の観点でヘノコ基地問題を考えているとは言えませんわね？
問題点となっているのは、地元が迷惑施設を受け入れるか否かの部分。そして地元の意志は地元で決定するという民主主義の部分。
地元の意志を自民党が決めるわけじゃないっすよ。
こういう部分の観点が産経コラムには完全に欠落しているのです。まるで怯えてだだを捏ねるキチガイ幼児。

回答No.5

noname#194787

いわゆる「ネトサヨ」の方たちの考え方は100も承知いたしております。
国の安全保障も東南アジアの安全保障も国際情勢も理解しない小学生並みの質問者に何を言っても始まりません
イデオロギーのかたまりですから、山本太郎並み

お礼

まるで産経の記者・論説委員そのまんまの考え方じゃないですかw
回答にもなってないし。

回答No.4

dragon-man

国家は国民すべての言うことを満遍なく聞けません。それを聞いていたら国家は成り立ちません。それでいいというなら話は別ですが、そうしたら県も市もなくなります。名護市も市長選挙もありません。県や市など地方自治体は国が成り立っているから存在できるのです。

国民が生活する上で、いわゆる迷惑施設は不可欠です。例えば、ゴミ処理場、墓地、火力発電所、原発、飛行場、自衛隊基地。その中には米軍基地も入ります。日本は独力で国防が出来ないからです。こういう施設はどこかには置かなくてはなりません。無しでは済まされません。

成田空港を作ったとき、名護市とまったく同じ反対運動が起きました。その激しさは名護市程度では済みませんでした。左翼集団が反対市民に混じって過激な反対闘争を展開しました。名護市長選挙もそれに似ています。そのため空港はしばらく開港できませんでした。開港しても旅客は機動隊の護衛付きで空港に出入りしました。世界中にそんな空港はありません。そう言う状態が長く続きました。しかし三里塚の一握りの農民以外、国際空港はどこかに要ったのです。三里塚が適地として選ばれただけです。いまでは成田空港は要らないという日本人はいないでしょう。これは原発もゴミ処理場も同じです。迷惑施設に対し、地元では必ず反対運動が起きます。それをいちいち聞いていたら国の運営も自治体の運営も出来ません。

なぜ普天間に基地が必要で、それを移設する場所が本土ではいけないのかは、軍事基地の地政学的理由によります。普天間を県外には移せないのです。県外に移したら機能しないのです。港を山の中に作れないのと同じです。舟は港に着けません。そのことは民主党の鳩山総理ですら理解しました。

産経新聞は「フィリピンが中国の南沙諸島侵攻を防ぐには米軍のクラーク基地が必要だった。その証拠に米軍基地がなくなったら、あっという間に南沙諸島を侵略された。そのことを日本国民、沖縄県民は肝に銘じろ」と言っているのです。決して「近視眼的かつ利己的。まるで小学生並の感性」ではないでしょう。利己的というのは誰のことを言っているのですか？近視眼とはどういう意味ですか？
朝日やＮＨＫなどが同じような報道、論評を繰り返しますが、その方がよほど近視眼で小学生並みでしょう。国家安全保障は何かしらの負担無しには立ち行きません。基地があるべき場所になければ国防は成り立ちません。日本の国防の半分以上を米軍に頼っているのです。
そのあたりをあなたはどう考えますか？

お礼

いわゆる「ネトウヨ」の方たちの考え方は100も承知いたしております。

回答No.3

abewainpo

そもそも幼児性のある読者層をターゲットにしたシェアが小さいニッチ新聞ですので当然です。赤旗に文句をつけるのと同じことになってしまいます。

お礼

どうもありがとうございました。

回答No.1

lv4u

>>こういう理屈は理解できるしもっともな事ですが、普天間基地移設の現在の問題点は安全保障にあるのでは非ず。

こういう質問者さんの意見が小学生並の感覚ですね。
基地移転の問題は、国家安全保障の問題です。
つまりは「日本国家」の問題と「地元」の問題を同レベルで考えてしまっています。

たとえば、一般家庭において、子供が３万円の誕生日プレゼントを親からもらう約束をしていた。でも、その家庭は、家賃７万円を何ヶ月か滞納しており、さしあたり１ヶ月分を払わないと追い出されるので、子供のプレゼントが買えないみたいなものです。
もちろん、子供とのプレゼントの約束は大切です。とても楽しみにしているでしょう。でも、家賃を払わないと住む所を失うわけで、子供は貰ったプレゼントを自分の部屋で楽しむこともできなくなります。

この状態で、「子供への誕生日プレゼントの約束は絶対に守るべきである。」というのが質問者さんの小学生的な考え方です。

お礼

いわゆる「ネトウヨ」の方たちの考え方は100も承知いたしております。