• ベストアンサー

温度測定について質問です。

温度測定に、熱電対 もしくは 測温抵抗体を用いる場合ですが、 測定器の分解能が0.1℃、確度も同程度あるとしても、 センサー自体(熱電対 or 測温抵抗体)の確度が2~3℃くらいになっています。 どのセンサーのカタログを見ても、同じ程度です。 せっかく測定器の精度が良いのに、センサー自体の確度が悪いため 高精度な温度測定ができません。 世間一般では、どのように補正しているのでしょうか? (例えば、JISの基準電圧表を参考にあとで補正しているとか?) どなたか、ご教授願います。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bogen555
  • ベストアンサー率64% (111/173)
回答No.3

校正については「お問い合わせ」のところから訊いてみたらどうでしょうか? 勤務先では、公的機関に無い計測器の校正は購入先の商社経由で出しています。 ISO9000による社内規格で年1回以上の校正が必要だと思われるから、ついでに構成費用も訊くとエエです。 標準温度計を使用した熱電対温度計の校正には、こんなオイルバスを使用します。 http://www.yamato-net.co.jp/product/science/bath/oil/index.htm オイルバス用オイルは、シリコーンオイルがエエンじゃないでしょうか? 僕は低温(0℃)の校正が必要だったため、エチレングリコール(凍結防止剤)を使用しました。

tkajte
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日頃から温度測定を行っている人が、 センサーの精度をどのように管理しているのか不思議でしたが、 オイルバスのような装置があるから可能なんですね。 ただ、センサー自体のズレをどうやってなおしているのか、よくわかりませんが。 標準温度計との差をとって、あとで逆算するということなんですかね。

その他の回答 (2)

  • bogen555
  • ベストアンサー率64% (111/173)
回答No.2

ANo.1の通りですが、補足してみます。 この資料を見ると、高精度センサは http://www.suzuden.co.jp/gijyutu/pdf/bell51/Bell51=22-24.pdf T型熱電対で、-40~125℃が確度±0.5℃、 測温抵抗体で0℃が確度±0.15℃、100℃が確度±0.35℃ だから、使用している温度センサのクラスを上げれば、より正確な測定ができます。 それ以上の確度が必要なら、この手を使用します。 http://www.tew.co.jp/products/electronics/pdf/DMT_621_624.pdf なお、正確な温度計を用いれば誰でも正確な温度測定ができると思うのは、大間違いです。 ここの中段に温度測定セミナーの案内がありますから、 http://www.jemic.go.jp/gizyutu/j_keisoku.html 正確な温度測定が必要なら受講を考えて見たら銅でしょうか? 職場にこの資格を持っている人がいれば、指導を受けるといいかも。 http://www.jemic.go.jp/gizyutu/ginou-ondo.html

tkajte
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 お金に余裕があれば、以下の標準温度計の購入も検討してみようと思っています。 http://www.mksci.com/tp/rf100.html この温度計、校正ができるかどうかが不明なのがネックです。 > なお、正確な温度計を用いれば誰でも正確な温度測定ができると思うのは、大間違いです。 たしかに測定対象が、空気だったり固体だったりするので どちらの状態でも、正しく測定できるのかは、気になっていました。 この辺のことを勉強してから、測定に取り掛かろうと思います。

  • Tann3
  • ベストアンサー率51% (708/1381)
回答No.1

 センサ自体の精度がなければ、補正は不可能です。  センサ自体に再現性がある、すなわち、 ・同じ温度に対しては何度測っても同じ出力をする。 ・温度が上がってきたときと、下がってきたときとで、同じ温度に対して同じ出力をする。 ・同じ温度に対して長時間同じ出力を保持する。 といった特性があれば、使用温度範囲で較正して使うという方法もあります。  高精度の測定が必要であれば、その精度に見合ったセンサを選ぶしかないと思います。JIS規格準拠の熱電対や測温抵抗体そのものではなく、特別な仕様で要求精度を満たすようにしたものを使う必要があると思います。  たとえば、↓ など。 http://www.anritsu-meter.co.jp/instrument/kouseido/index.htm http://www.nktherm.com/products/meters/index.html?gclid=CMSTlOrujLwCFYHqpAod-w0AuQ  ちなみに、 >せっかく測定器の精度が良いのに、センサー自体の確度が悪いため高精度な温度測定ができません。 は、いかにフルハイビジョンの高精細テレビでも、古い「4:3のVHSビデオテープの録画」を映したら、その画面サイズ・画質でしか映らないのと同じです。いくら補正しても、「オリジナル」以上のものにはできません。  温度計の精度も同じです。

tkajte
質問者

お礼

回答、ありがとうございます。 > センサ自体の精度がなければ、補正は不可能です。 やはり、そうですよね。 手持ちのセンサーが熱電対なので、±2.5℃のズレは どうしようもないと思います。 測定ごとに、センサー自体に再現性があることを 確認しながら作業を進めていこうと思います。

関連するQ&A

  • サーミスタが温度センサとして使われる理由を教えて下さい。

    サーミスタが温度センサとして使われる理由を教えて下さい。 温度センサの種類について学習しているのですが、 測温抵抗体、熱電対、サーミスタといったものがあることを知りました。 そこでふと疑問に思ったのですが、 測温抵抗体や熱電対を使わず(使えず?) サーミスタしか使えないというものがあるのでしょうか? 測温抵抗体や熱電対は聞いたことがあるのですが、 サーミスタというのは始めて知りましたので・・。 測温抵抗体や熱電対にはない、サーミスタ特有の利点というものがあれば教えて下さい。

  • 温度測定について

    お世話になっております。 温度を細かくとりたい試験があり…(分解能0.01℃) 細かい温度変化が見れる熱電対やロガーはありますでしょうか? 初歩的な質問で申し訳ないのですがよろしくお願い致します。 (K熱電対とGL980(Graphtec製)では測定することはできませんでした。)

  • 熱電対で高精度温度測定

    おねがいします。 融点付近の地温を高精度(±0.05℃以下)で測ることは可能でしょうか? 測定範囲は-10℃から10℃くらいまででよいのですが。 どのロガー会社にきいても0.5℃までですといわれます。 しかし、冷接点の温度を測る温度計(サーミスタ)の精度がキャリブレーションで0.02℃くらいまで出せるのであとは熱電対自体の安定性ですが、これもあるように思います。 そして、熱電対の出力電圧が小さいのでこれを増幅する過程で誤差がおおきいのかとも考えています。

  • 液体の温度センサ

    液体の温度を測定する温度センサーを探しています。 測定の温度範囲は 0度~40度程度です。 測定精度に関しては±0.1度で問題ありません 「滅菌」されている状態で使用しなければならないです。 また、使い捨てではなく、繰り返し利用できるのが条件です。 測定温度をリアルタイムで出力したいです。 温調器はよくあるFAメーカのものでいいかと思っています。 温度を取り込み制御に使用するため外部出力が必要です ロガータイプのセンサは見かけるのですが 熱電対+温調器の組み合わせで探しています。 熱電対が繰り返し滅菌が可能なものは製品はどのようなものなのでしょうか? 滅菌としては オートクレーブができるもので探しています。

  • 高温度測定

    熱電対を用いて、熱電対の温度ー起電力特性の測定を行いました。 そこで疑問に思ったのですが、熱電対には、使用できる温度の範囲がありますけど、それを超える高温度の測定にはどのような機器を用いればいいんですか?

  • 温度計

    温度計の種類として大きく3つに分かれると学びました。 1) 白金測温抵抗体 2) サーミスタ 3) 熱電対 この3つはどのような違いがあるのでしょうか?(原理、利点、欠点) またそれぞれ身近な物で言えばどこに使用されていますでしょうか? どうかご回答頂けます様、何卒宜しくお願い申し上げます。

  • 金型の温度測定について教えてください

    現在、成形品の形状精度を求めるために、金型のキャビ表面温度を精度よく測定したいと考えております。 表面温度の測定は ?サーモグラフィー ?熱電対 の2つが一般的だと思うのですが、?については絶対温度の評価がしづらい、という問題点があり、?についてはキャビに差し込むための穴、溝堀などをすることにより、その時点で温度バラツキが発生してしまい、実際の評価をするのが難しいのでは?と感じています。 そこで質問なのですが、現在ある?の製品で、高精度(±1℃以下)で評価可能なサーモグラフィーがあるのでしょうか? もしご存知であれば教えてください。 また?についても金型温度をばらつかせなくても取り付け可能な方法があれば教えてもらえると幸いです。熱電対については、現在Tタイプのクラス1が妥当と判断しておりますが、取り付け方法で悩んでおりますので、この点で詳しい方がいらっしゃれば教えていただけると幸いです。 ちなみに成形品の大きさは、横幅70mm×縦幅12mmで、熱電対を入れるのなら、7mmごとに取り付け、温度差を評価したいと考えています。 以上、どうかよろしくお願いいたします。

  • 熱電対の温度測定誤差

    熱電対で温度測定をする為に回路を作製したのですが、K型熱電対とT型熱電対を使用した場合において、K型熱電対ではほぼ正しく温度計測できているのに対し、T型は2~3℃温度がずれてしまいます。 回路は熱電対の出力電圧を増幅(250倍)し、出力する部分と冷接点の温度を測定し、電圧として出力(10mV/℃)する部分で構成しています。 それぞれの出力電圧をロガーで計測し、補正を行った上で温度に換算しています。 単純に結果だけ見ると、K型熱電対の場合は熱電対の出力電圧をほぼ250倍できているのに対し、T型熱電対では265倍に増幅してしまっているように見えます。 回路は同じものを使用しているので、異なるのは熱電対の種類だけなのですが、何か誤差要因となるものが存在するのでしょうか。

  • センサーの断線

    センサーの熱電対及び測温抵抗体が断線や短絡した場合、各々温度表示はどのような表示(振り切り?ゼロ?)になりますか。ご教授ください

  • 温度の測定の相関性について

    いつもお世話になります。 熱電対を使って温度を測定している窯と、放射温度計を使っている窯とがあります。炉は構造上同じ測温法を取ることが出来なくなっています。 それぞれの結果を比較するためにメジャーリングと呼ばれる、焼結による熱収縮を利用したチップを用いました。 熱電対の表示、放射温度計の表示が同じでも焼成した試料の密度は異なるのに対し、メジャーリングでの表示した温度を合わせると炉が異なっても密度は似通った結果となりました。 外部に試験結果を論文等として報告する場合、メジャーリングでの測定データで提出することはOKでしょうか。 NGの時、何か方法はありますか? 以上よろしく御願いいたします。