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少林寺拳法の思想について。

私は、実際に入門して稽古をしているわけではないのですが、日本の少林寺拳法の金剛禅の思想が大好きなのですが、皆さまはどう思われますか?力愛不二や拳禅一如、不殺活人等。 少林寺拳法の技術そのものよりも、思想が大好きという方、ほかにもおられますか?もしおられたら、どのような所が好きか教えて下さい。 しかし、その一方で、どうにも腑に落ちないのが、ダーマという思想です。ダーマについて詳しい方、ご説明をお願いします。

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  • ベストアンサー
  • josyua
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回答No.2

20年ほど前、大学時代に少林寺拳法をやったものです。 ダーマとか、よくご存知ですね。 とりあえずダーマが何かはおきまして、そもそも少林寺拳法とは何なのか?についてですが。 格闘技なのか、護身術なのか、スポーツなのか? 格闘技でもあるし護身術でもあるしスポーツでもあります。 少林寺拳法の本部自体は自分たちの少林寺拳法がいったい何だと考えているのか? 答えは「宗門の行(しゅうもんのぎょう)」です。 「行(ぎょう)」ってのは、密教徒や山伏やヨガの修験者たちが山にこもって滝に打たれたり真っ赤に焼けた炭の上を歩いたり岩の上で何日も座禅組んだりしますよね?アレです。 少林寺は滝に打たれたり炭の上を歩いたりするかわりに、二人組みになって打ったり蹴ったりするのです。それが少林寺の行(=練習)です。 で、なんのために行をおこなうのか? ざっくり言うとより立派な人間になるためです。社会に役立つとか、肉体的だけでなく、精神的にも強い人間になるとか、礼儀作法がしっかりした人間になる、といった感じのことです。 で、少林寺拳法は「宗門の行」と言いましたが、行をするということからお分かりなように、元々は宗教なんです。 で、ご質問のダーマについてですが、ダーマとは「宇宙における真理」のことで、俗に言う「神様」みたいなものだと思っててください。 少林寺拳法に入門した時に覚えさせられる(笑)「聖句・誓願・信条」という「誓いの言葉」に、「我々は、魂をダーマより受け、身体を父母より受けたることに感謝し、うんたらかんたら」という言葉があります。 http://homepage3.nifty.com/asahikawa/shorinji/honshi/chinkon.htm 要は、少林寺拳法は(すくなくとも本山は) 「私たちの身体はお父さんお母さんからもらったものだよ! 私たちの魂ってのはダーマのカケラが入ってるんだよ! 人間って、こんなにも立派な存在なんだから、みんな努力して、もっと立派な人間になろうよ!」という教えということです。 先ほど、ダーマは俗に言う「神様」と言いましたが、ダーマはお願いをしたり信仰したりする対象ではありません。ただ、そこにある(存在する)ってだけです。 「宇宙の真理」ってなんか言いにくくね?コレに名前つけようよ。そうだ、「ダーマ」って名前にすんべ。って感じです。 実際に少林寺拳法を習うと、本当にダーマは存在するのか?とかキリスト教のヤハウェとはどう違うんだ?という議論より、それ以降の「努力して昨日よりすばらしい自分に変わろう!」というところを重視してる道院がほとんどですから、あまり深く悩む必要はありません。

その他の回答 (1)

回答No.1

確かにその他の武道と比べると少し変わったある意味独自性を感じますね。

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