生物化学の質問:呼吸効率とは何でしょうか?

このQ&Aのポイント
  • ある食べ物が純粋な酸素の中で燃やされ、830KJのエネルギーを放出します。同一の物で同じ量の食べ物は呼吸の中で8ATP生産することが分かっています。1個のATP分子を生産するのに31KJと仮定すると、呼吸の効率は約30%です。
  • 呼吸効率の計算方法が分かる一方で、呼吸の効率とは具体的に何を指すのか、混乱しています。好気呼吸の式とグルコースが燃焼する式は同じですが、食べ物が燃焼するのはグルコースが燃焼するのと同じことなのでしょうか。
  • KJとATPは異なるエネルギーの単位であるため、その関係が混乱しています。ATPを使ってATPを作ることができるのか、紛らわしいので明確にしたいです。
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生物 化学 の質問

教えてください! 混乱してきました。 問題文です。 ある食べ物が純粋な酸素の中で燃やされ、830KJのエネルギーを放出します。同一の物で同じ量の食べ物は呼吸の中で8ATP生産することが分かっています。 1個のATP分子を生産するのに31KJと仮定すると、呼吸の効率は何パーセントでしょうか。 答えは約30%です。 30%を導く方法はわかりますが、この「呼吸の効率」というのは、どういうことでしょうか。 好気呼吸の式とグルコースが燃焼する式は同じですね? 「食べ物が燃焼する」のはグルコースが燃焼するのと同じことですよね? 効率というのは、食べ物燃焼するのに、830KJ使うけど、その食べ物使ってATP作るのにさらに1ATPあたり31KJ使うけど、結果8ATPできますよ、で、ATPを作るのに、エネルギーを使うのは、仕方ないとして、そのうえで効率はどれくらいですか、ということですか? KJという単位のエネルギーとATPというのは、別物ですか。その辺が突然混乱してきました。ATP使ってATP作る、と捉えていいんでしょうか。 よろしくお願いいたします。

  • 化学
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質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • hg3
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回答No.1

だいぶ混乱してますね。 >食べ物燃焼するのに、830KJ使うけど 逆です。 食べ物を燃焼すると830kJのエネルギーが得られるということです。 つまり、食べ物が本来持っているエネルギーは、830kJということです。 一方、ATP1分子を作るのには31kJが必要ということです。ここは理解してますね。 ということは、830kJを全て使えば、ATPは、26個作れて24kJ余ります。 ところが、呼吸の場合、同じ食べ物で、ATPは8個しか作れません。 ATPを8個作るには、31×8=248kJしか必要ありません。 つまり、呼吸では同じ食べ物を使っても、248kJ分しか利用していないことになります。 つまり、食べ物が本来もっているエネルギー830KJの30%しか利用できていないのです。 これが「呼吸の効率」が30%だという意味です。 お分かり頂けましたでしょうか。

papagallo_italy
質問者

お礼

ありがとうございます!! よくわかりました! <m(__)m>

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