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臭いの酸性アルカリ性について
臭いについて教えていただきたいことがあります。 臭いには酸性の臭い、アルカリ性の臭いがありますよね… アルカリ臭はアンモニアやアミン類、酸性臭は酢酸やイソ吉草酸などですよね?、 では、中性の臭いはどんな臭いなのでしょうか? アルデヒド臭は酸化する前は中性に近いのでしょうか? いろいろ調べているのですが、勉強不足でよく分かりません…。 どなかた、ご存じの方教えていただけないでしょうか? よろしくお願いいたします。
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- ORUKA1951
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No.2です。 >酸性臭塩基臭以外の臭いも中和反応で消臭できるかどうかを知りたくて ここに誤解があるのです。 揮発性が嗅覚の原因ですから、化学反応で不揮発性の塩にしてしまうと、揮発性がなくなるために消臭になるのです。中和は本質ではありません。 アンモニアは強烈な悪臭ですが、塩酸水溶液に出会うと塩化アンモニウム塩の水溶液になって不揮発性になります。 しかし、塩化アンモニウムの固体は自己分解してアンモニアを発生しますからアンモニア臭がする。 酸と塩基、酸化還元反応は臭いを止めているのではなく、それによって不揮発性のものに変えているのです。臭い自体を中和しているわけではありません。
- ORUKA1951
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嗅覚に酸アルカリは関係ありません。味覚の場合は酸=すっぱい、アルカリ=苦いという関連があります。 蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸は臭いが異なります。イソ吉草酸は強烈な悪臭です。 酸性/アルカリ性は水溶液に対する用語で、水溶液以外を対象とするときは酸/塩基と分類しますが、嗅覚はどちらかと言うと揮発性のもの(特に非水溶性のもの)に反応する知覚です。直接嗅覚細胞の受容体に作用します。 味覚と同様に中和も出来ません。 低級脂肪酸と低級アルコールのエステルは非水溶性ですが、良い香りがします。
お礼
ありがとうございます。アルカリと塩基の表記を混同していたようです。 酸化、中和、付加反応等を利用した化学的脱臭で酸性臭塩基臭以外の臭いも中和反応で消臭できるかどうかを知りたくて質問しました。いろいろ調べてたのですが、アセトアルデヒド、ノネナールは中性のようで、通常の中和消臭では難しいようですね。 確かにペーハー自体は通常水溶液で計測しますね。ありがとうございました。
- Tacosan
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そもそも「酸性の臭い」とか「アルカリ性の臭い」とかいうものがあるわけじゃないんだけどなぁ....
お礼
ありがとうございます。臭いの分類では、酸性臭、塩基臭、アルデヒド臭などがあります。脂肪酸などは酸性臭に分類され、アミン類は塩基臭に分類されます。窒素と不飽和炭化水素の関連で塩基性の度合いが変わるみたいです。
お礼
引き続きありがとうございます。最初は誤解していましたが、今は、化学中和消臭と呼ばれるものについては、中和の意味が「異なる性質を持った物質同士が交わって互いの性質をけしあうこと。=相殺」という定義で認識しています。最初はそこを酸性アルカリ性の中和だと思っていました。 アンモニアの次亜塩素による消臭も同じ考えでいいんですよね。 NH3 + HOCl → NH2Cl + H2O 最終的に水、塩化ナトリウム(ph調整のためのNaOHから)、窒素になると思います…。 非揮発性の物質になるかどうかは別として、原因分子が別の物に変わること、それが酸化等によって行われることを科学中和消臭と呼ぶのだという認識になりました。 結果、臭いのもとがなくなるので消臭されるということですね。 デメリットとしては、酸化や還元の起こりにくい分子についてはやはり中和しにくいようです。 ありがとうございました。