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品質保証の考え方
統計学とか品質保証学とか、全くやったことが無く、分かりません。 丁寧に教えて頂ければ、ありがたいです。 質問は、 例えば、 ある製品の検査を行った結果、1000個あった中で、はじめの100個検査が終わった時点で、不良品は 0 でした。 残り、900個 を品質保証可能な状況で、検査を間引く事は可能でしょうか?? 可能な場合、 保証できる根拠は、どのような事から言えるのでしょうか?? 以上、よろしくお願いいたします。 hirotnk
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おまけ。QCの目的は検査して不良品を取り除くことではなく、検査の結果とユーザーからのフィードバックを合わせて製造方法の問題を改善し不良を出さない製造方法に近づけることです。なぜなら検査に合格したことが良品である保障になりません。プリント基板に電子部品を挿してハンダ付けをしないで動作テストをすると完全に良品に見える場合があるでしょう。こんなのはユーザーが梱包を開けるときには部品が抜け落ちています。これが検査に合格しても良品とは限らない場合の一例です。一方、抜き取り検査が有効であるのは機械を使って同一条件で大量に生産されている場合です。1年間止まらずに連続で動く機械がやることなら、10個毎に検査して問題が無ければその間の9個に問題が無さそうなことはある程度期待できます。一方、コンベア上の手作業で組み立てた製品は全数検査しなければ良品の次の製品も良品であると言う保証がありません。コンベア上の作業員がどの製品の時に隣の人と雑談をして大笑いしたか、どこで昼飯の時刻になったか、あるいは携帯が鳴ったか、分からないからです。
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保証できる根拠はありません。ですからQCでは全数検査を行う項目と、抜き取り検査で我慢する項目を分けます。また抜き取り検査の割合は過去の成績によって係数が決められます。同じ部品を修める複数のメーカーに対しても、過去の成績が良ければ抜き取り検査の比率が低くなり、過去がダメなメーカーは全数検査となります。成績優秀なメーカーにとっては納入先の検査が簡単になった分の経費を納入価格に上乗せさせてもらう交渉が可能になりメリットがあります。その前に不良だらけのメーカーは取引中止です。このやりかたはJISで定められています。 https://www.google.co.jp/search?sourceid=navclient&aq=hts&oq=&hl=ja&ie=UTF-8&rlz=1T4GGNI_jaJP542JP542&q=JIS+Z+9015 http://www.geocities.co.jp/MotorCity/2790/honda2.html#itiman
お礼
xitianさん 早速の回答、ありがとうございました。 検査工数を下げるには、過去の検査実績(フィールドに出たあとの記録も入れて、)から、全数検査から、抜き取りにするしか無いとわかりました。 ありがとうございました。 hirotnk0119