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タンポポ調査について

nozomi500の回答

  • nozomi500
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回答No.4

教科書などにも、「在来タンポポがセイヨウタンポポに生存競争で負けている」ような記述があるそうですが、これは、ちがいます。 そもそも、在来種とセイヨウタンポポは、生存に適する条件がちがっており、現在の日本では、セイヨウタンポポの好む条件の場所が多い、ということの反映だといえます。 決して、在来種が群生しているところにセイヨウタンポポが乗り込んでいって、生息地を奪っているわけではなく、宅地開発や都市化によって、「荒地」に適応したセイヨウタンポポが増えている、ということになるかと思います。たぶん、人間の手の入らないところで、(ほっとくと、森林化するのだけれど)繁殖を繰り返すようなことが続いていけば、在来種のほうが増えていくと思います。 在来種は、自家受粉しないので、まわりに仲間のタンポポがいて、ミツバチなど、花粉を運んでくれる生き物がいるところ、さらに、土質は酸性土壌がいい。開花時期も限られているので、いっせいに花が咲きます。 セイヨウタンポポは、1本だけでも種子を作り、開花時期も長くてバラバラ(関西地方で、6月にもなれば、セイヨウタンポポしか開花していない)、山土みたいなアルカリ土壌で育つ、ということで、わずかの空き地やコンクリートの隙間でも生きています。 在来タンポポの「敵」は、セイヨウタンポポではなく、人間だったのですね。

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