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中学時代の「象は鼻が長い」という文における主語について考えてみました
- 中学時代、象について学んだ際、「鼻が長い」という文の主語について疑問を感じました。
- 複文節を考慮すると、主語は「象は」となるのか、「鼻が」となるのか、どちらが正しいのか迷いました。
- しかし、文の趣旨を考えると、主語は「象は」であるという結論に至りました。
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まじめに考えていらっしゃるようですので再回答させていただきます。 文法の本には、まとめるとこのように書かれています。 連文節とは、いくつかの文節がセットになって「主語」とか「修飾語」とかの役割をもつものです。それは「入れ子」と呼ばれる構造になっていて、何重にもなることがあります。例文です。 ・ああ、そうだ、私が知っている象はどの象もみんな鼻が長い。 文節だけを言うなら「長い」が述語で、その長いものの正体「鼻が」が主語です。「ああ」と「そうだ」は独立語、ほかは全部修飾語として扱われます。 ところが連文節となると(ああ、そうだ)は独立節、(私が知っている象は)が主節、(どの象もみんな)が修飾節、(鼻が長い)が述節、となるでしょう。さらにもっと大きく(私が知っている象は)が主節、(どの象もみんな鼻が長い)が述節、ともなります。わかりやすい日本語の文とは、最終的に主節-述節の大きな2つのかたまりになるものだと私は思います。 で、元は修飾語だったり主題と呼ばれていたりしたものが、連文節となると「主節」として主語の働きをするところに違和感があったのですね。連文節になると主語が変化するのは、述語の内容が変化するから、ととらえればどうでしょうか。「長い」と「鼻が長い」は言っている内容が違いますから。 ただ学校では、連文節を教えるにしてもきちんと違和感のないような例文ばかりで教えますので、このような研究者の間で論争になるほどの文は避けられる、つまり教えられないのでしょう。説明に苦労しますし、中高生はこんなことに興味を持たないでしょうからね。
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- marisuka
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>複文節という概念をいれたとき 述部が主述の関係でつながった「鼻が長い」で主語が「象は」 >「鼻が長い」というのは複文節ではない。 では複文節とはどのようなものなのですか? 「複文節という概念をいれたとき」ならばもしかしたらあなたのおっしゃる説は正しくなるかもしれません。しかしそのためには、「複文節」を取り入れた新しい文法体系を創らなければなりません。文法とは、ある言語を説明する枠組みですから、合理的で他人が納得のいくものであれば何通りあってもよいのです。現に、日本語に関しても何通りもの文法が考え出されてきました。 >「象」が主役で ちなみに現在の学校文法ではその「象は」は「主題」とされています。
お礼
すいません「複文節」ではなく「連文節」でした。 うら覚えで、ちゃんと調べもせずに投稿して申し訳ありませんでした。 なるほどこうした文に関しては「象は」は「主題」ととらえるのですね。 それに関してはたぶん中学校の先生は説明していなかったと思います。 ※ 私がちゃんと聞いていなかったのかもしれません。 つまりこの場合は主語が二つ存在する文で、文脈を優先させると「象」が主語になるということでよろしいでしょうか。もう一度文法の教科書を引っ張り出して「主題」について勉強してみたいと思います。 ありがとうございます。
- marbleshit
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ですので様々な考え方があろうかとは思いますが、 この際『象は』と『鼻が』をカクテルシェーカーに入れて、 思い切りシェイクしますと、まったりとミックスされて、 『象の鼻は』と相成ります。
お礼
ご返答ありがとうございます。 すいません「複文節」ではなく「連文節」でした。 うら覚えで、ちゃんと調べもせずに投稿して申し訳ありませんでした。 「象の鼻は」にするとすっきりと「主部」になるとは思いますが、 この場合は「象は鼻が長い」と言った形の文の主語は「象は」をとるべきか「鼻が」をとるべきかですので、その辺を回答していただければありがたいです。
- banzaiA
- ベストアンサー率16% (100/595)
複文節ですか?連文節ではないのですね? あなたの複文節の定義を教えて下さい。 >述部が主述の関係でつながった「鼻が長い」 の「鼻が長い」は、 あなたの言う複文節ですよね? そのような例を、もっとあげて下さいませんか。
お礼
ご返答ありがとうございます。 すいません「複文節」ではなく「連文節」でした。 うら覚えで、ちゃんと調べもせずに投稿して申し訳ありませんでした。
お礼
ありがとうございます。 子供に教えるときに、ふと迷ったことですが、なんとか自分の中で整理がつきました。 主語は「鼻が」とは思いながらも、次の連文節の「主・述のつながり」を教えるときに 「あれ?本当に「鼻が」を主語と言ってよかったのだろうか、ここは連文節になるのだから、やはり「象は」を主語にするべきではないのだろうか?」という迷いが生じました。 学校文法は、なるべく簡潔化すべき基礎を教えるべきで、その向こうにそうした広がりのある世界があるのだということで理解しようと思います。ありがとうございました。