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中世ヨーロッパの税について

nacamの回答

  • nacam
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回答No.2

都市と農村では課税形態がことなっていました。 都市では間接税が中心であり、農村では、労役や使用料、固定資産税などが基本となっていました。 都市の場合、都市に出入りする物資に課税しており、その物資を利用する事で税を支払うシステムでした。 その課税の窓口が、都市の城門でした。 農民が都市で食料を売るために持ち込む農産物や、他都市の工業製品などの交易品に、一定の税を城門のところで徴収するのです。 一方農村では、基本的に領主のものを使用することによる使用料を支払う事が課税となっていました。 領主が橋を造り、その橋を渡るたびに利用料を支払うとか、家を建てると家の大きさにより課税されるとか、領主から農機具を利用料を支払って借りるとかです。 それらの利用料は、領主との契約ですから、状況により変動しました。 中世後期にペストなどの疫病により、農民人口が減少してしまうと、領民が減り収益が減少した領主が、課税条件を緩和して、他の領主の領民を引き抜くこともよく行われました。 また中世前期では、住居や食料、衣類など全て領主が支給し、領主の直営地で農作業する農奴も多くいました。

fdydy
質問者

お礼

農機具なんて別に借りなくても作るよ、とは言えないのでしょうね。パンを焼く釜もレンタルというのを聞いたような・・・。ご回答、ありがとうございました!

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