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慶應が司法試験のトップに

平成25年司法試験の法科大学院別の合格率、合格者数は、ともに慶應がトップでした。東大、京大、一橋までも抑えてトップになったのは凄いと思います。 そこで質問ですけど、(1)この結果を見ると慶應の法学部は東大や京大の法学部より入試難易度が高くてもよさそうなのに、なぜそうならないのですか? (2)今回の結果は法科大学院のものなので、もし司法試験を狙うなら別に大学で慶應を目指さなくても、日東駒専の法学部から法科大学院で慶應に入ればよい、という考え方でも良いのですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • akeshigsb
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回答No.3

(1)に関しては「今年の司法試験の結果だから来年の入試はそうなるかもしれませんよ」とお答えできます。勿論そんなことはないと思いますが、現時点で慶應が東大を凌駕していれば「司法試験で慶應が抜きそうだから東大より慶應」という受験生が殺到しないとあなたの予想状況にはなりませんし、そんな受験生はいません。現状のデータが出てから人は動くものです(といっても逆転はないでしょう)。  また、「法学部の優秀生=司法試験受験するはず」というのは絶対ではありません。特に東大は国I試験においても日本1であり、彼らが文Iの難易度を上げているともいえますし、東大文Iが日本で最難関の大学・学部のために司法試験や国I志望以外の優秀な人も入学していきます。  更に、1年間だけランキングが入れ替わったからといって、大学人気が急変することはありません。大学に入学するメリットの一つに「入社後や社会人になった時の有利さ」というものがあります。確かに1年間だけ慶應が東大を超えたかもしれませんが、今までの累計合格者においては圧倒的に東大の方が多く、司法業界における要職を占めているのも東大です。東大が落ちぶれて要職を他の大学に占拠されれば別ですが、この状況は長年変わりません。そういったメリットを考えれば東大の有利といえます。ただ、この合格率が「大学によるフォローの差」になってくれば変化が起きる可能性があります。昨今就職活動のフォローの良さで明治が躍進していますが、そうしたことが法学部人気の一因になれば逆転の官能性はあり得ます。  (2)結論から言って「可能性はなくはないが、現実的でない」といえます。もし仮に法科大学院で東大・慶應に入学できるレベルのが学生がわざわざ大学入試時に日東駒専な理由は何でしょう?大学入試時にその程度の大学にしか合格しない人間が法科大学院の試験時に東大早慶の学部生を超えるような勉強ができるとは思いませんし、わざわざ苦しい状況(偏差値が低い大学で勉強することは高い大学で勉強するより情報面・環境面から不利です)にするメッリトはありません。仮に、低い大学で「給付生・学費免除生」等の理由でレベルを落としたのであれば納得ですが、逆に書くとそれ以外でその大学に進学した人には可能性がほとんどありません(後は、わざと低い大学に入学し、「偏差値が低い法科大学院から合格する方法」等の本を出すためのきっかけならあり得ますが…)。  「法科大学院から頑張って合格する」というスタンスがそもそも間違いです。勉強・試験というのは今までの人生そのものが出ます。そうやって楽して大学入試を修了した人は、法科大学院の入学試験、司法試験時でも同様の頑張りで、結果合格できないんです。大学受験のカテゴリーで質問されているので、あなたが受験生と想定して書きますが、ワンランクでも上の大学を目指しましょう。 ご参考までに

mkfdh
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。なるほど、本当に頭のいい人なら確信犯的に低い大学に行って、将来の商売のタネにするような人もいるかもしれませんね。参考になりました。

その他の回答 (6)

  • snaporaz
  • ベストアンサー率40% (939/2342)
回答No.7

(1)東大京大と慶應の入試問題を見比べれば一目瞭然。単体の難度というよりは、センターを含めた全教科を見通した重量感。広大な範囲。記述の量。出題と解答と採点、それらの準備にかかる労力。これで慶應のほうが難しいだなんて間違っても言えなくなりますよ。 (2)司法試験を突破することがゴールではないわけで、その後法律家として実績を積んできた先輩たちの厚みと歴史、人脈やネットワーク。彼らの多くは法科大学院を経ていない旧試験の世代で、OBとしての意識や愛着、原点は大学学部にあります。それは慶應でさえまだ中央や東大にはるか及ばない。合格実績の少ない東駒専ではほぼ永遠に追いつけない。日大はかつてはかなりいましたが。若い人だけがその職種業態を支えているわけではないのです。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。確かに東大入試の重量感は別格だと思います。これに関しては僕も異論はありません。

回答No.6

(1)について、学部の入試はあくまで学部の入試(大学1~4年生)であって、法科大学院に入るにはまた別の大学院入試があります。  この入試は、慶應出身だから慶應の法科大学院に必ず入れることを保障されるものではありません。  また、法学部に入学するからといって、必ずしも法曹界を目指すのではなく、官僚や一般的な就職を目指す人にとって東大や京大のほうが有利(個人差があり、必ずしもそうとはいえませんが)や、国立ゆえの学費の安さ(これは今現在、絶対的な差でしょうね)などによって東大や京大の法学部は慶應法学部と比べ難易度が上がるのではないでしょうか。  (2)(1)で述べたとおり法科大学院入試は学部入試とは別物ですから、日大や東洋大からでも慶應の法科大学院を目指すことはできるはずです。「広くオープンな形で入学者選考を行う予定ですので、出身学部や出身大学による有利・不利はありません。」という旨の記載が慶應法科大学院のホームページにも記載がありますね。ただしこれは学部・大学に関係なく、慶應法学部の学生や東大法学部の学生もこぞって慶應の法科大学院の入試を受験する可能性があることを意味していますので、そこはきわめてオープンな競争になります。 慶應の法学既習者コースの募集人員は約160名。対して慶應法学部の学生は一学年で約600名在籍しているようです。うち何名が法科大学院を目指すかどうかは最終的な状況しだいですが、慶應の法科大学院入試では、彼・彼女らも少なからずライバルになることでしょう。

参考URL:
http://www.ls.keio.ac.jp/nyushi/teiin.html
mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。内部事情が分かり参考になりました。

noname#202739
noname#202739
回答No.5

大学と法科大学院は全然違います。 慶応目指してもいいけど、 目指す必要はありません。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。

  • supercatt
  • ベストアンサー率48% (106/219)
回答No.4

理由は複数ありますけれど1番大きいのは校風や雰囲気、立地で選ぶ層がかなりいるからです。 特に女子はそうですね。 2つ目の答えですがなんだかんだ言って法科の6,7割は内部出身者ですよ。 地理状況、過去問題や受験の手間を考えてもそうなりやすいでしょう。 ローの学費は国立は80万ですが私立は130万慶応など私立の上位層が国立の東大や一橋に流れるケースは多いですよ。逆に東大や京大の学生がこぼれて来る事もありますね。 いまのローは難関ですから優秀なら性別や出身者は問わない。どこの大学も日大でも何でも優秀なら採りますよ、と言うスタンスです。有名校も説明会も多々開いてます。 ですから内部の方が受けやすいけれど、外部でも十分受かると言えます。 就職や結婚でそういう事(出身大とか)を気にする人もいると思うので頑張れる時に頑張ったほうがいいとは思います。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。結婚まで見据えての大学受験という観点は参考になりました。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.2

http://www.ls.keio.ac.jp/nyushi/result.html 慶応の法科大学院の合格率は、慶応大学よりも東大や他大学の方が高かったりする http://www.ls.keio.ac.jp/nyushi/pdf/entrance_2011.pdf 慶応大学出身者は30%程度 日東駒専では、「三名未満はその他に入れる」のその他にほとんど入っている。 参考 http://www.j.u-tokyo.ac.jp/in/hys/files/pdf/gaiyo/2012_LSHPgaiyou_Besshi.pdf 東大は半数以上が自学出身 以上より 1)入学大学段階での慶応の司法試験合格率と東大の司法試験合格率では東大の方が高いと推測される。 なので、司法試験結果は大学の難易度に直結しない 2)日東駒専レベルの受験能力では法科大学院試験の合格は低いと推測される。 ※ 原理的には、法科大学院を出なくても司法試験は受験できます。 http://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji07_00009.html

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。なるほど、理にかなった御説明で参考になりました。

回答No.1

いろいろな意見があるかと思いますが、私の考えを書きます。 (1) ・法学部と法科大学院との違いもあると思います。 ・司法試験という一つの資格試験、しかも単年度の結果と入試難易度とは  そもそも連動しないと思います。  入試難易度は、 志望者がどれだけ受かりやすいか?を示していると思います。  すなわち、志望者が偏差値の高い人ばかりで構成されていれば、おのずと難易度は高くなります。  司法試験のみを考えて、入試を受験するのではなく、  多くは就職率や大学のブランド力などから決めるのではないでしょうか?  その総合的な結果、やはり東大・京大の方が、慶応よりも人気があり、難しくなるのでは?  現に、国家公務員試験の合格者は、東大・京大の方が上だと思います。 ・慶応がトップとなっていますが、現役合格か、浪人を含めての数か?不明。  東大・京大の方が現役合格で、慶応が浪人ばかりだと、必ずしも、慶応の方が、、、とはいえない。 (2) 司法試験を狙うなら、別に大学はどこでも良いとの考えも成り立ちます。 ただ、慶応の大学院は、東大・京大などの出身者も多いかもしれません。 法科大学院は授業料が高額なので、奨学金で多くの優秀な人材を集めて、合格率を上げている、 という話を聞いたことがあります。

mkfdh
質問者

お礼

回答ありがとうございました。(1)については正におっしゃる通りだと思います。

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