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主審が計時や警告の記録までやる理由
タイトル通りです。 試合の経過時間を管理する、警告を受けた選手の記録を取る、などの業務は、主審自らやる必要はあるのでしょうか? 主審・副審とは別の記録員にやらせれば良いと思いますが。 90分間、集中力を保ってピッチ全体を走り回りながら、選手やボールに目を光らせるだけでも、相当ハードな仕事だと思います。 主審の負担を軽減し、判定に専念できる環境を整備すべきではないでしょうか? 誤審を防ぐ意味でも。 まさか、記録員の人件費の問題ではありませんよね?
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こんにちは♪ 公式試合は4人の審判によって行われます。主審、二人の副審、4thレフリー。国際試合とかの試合前のコイントスの時、両キャプテンの前に4名が整列していますね。ご指摘のように実際ピッチに立つ3人の精神的・体力的負担は相当なものです。副審は、それぞれハーウェイラインを超えることはありません。それぞれピッチの半分だけを担当します。 おそらく、主審や副審の走行距離は選手並みでしょう。ワールドカップなどの大きな大会前には審判団の体力トレーニングやコンディションの調整が行われます。大きな試合で副審が足をつって交代した場面を見ました。審判ではサッカーの審判はスポーツで一番過酷なものかもしれませんね。 主審にパスが当たって、敵ボールになってカウンターをくらうことがよくあります。ボールを避ける技術も必要ですが、常にボールの近くにいるのは優れた主審といわれます。同時にうまく試合をコントロールして、笑顔で選手たちを落ち着かせたり、アドバンテージを的確に取ったり、あまり笛を吹かない主審も優れた審判です。あくまで「黒子」。選手たちはその黒子に最大限のリスペクトする必要があります。「誤審」はつきものですが、サッカーはそういうものだということを選手もファンも理解しています。 主審は、ボールのみならず四方の22人の選手、さらに監督やサポーターの動きにも目を光らせなければいけません。カードの把握、時間の管理は主審にしか出来ない重要な権限です。それはピッチで選手の近くで共に「共演」している主審にしか判断出来ないことです。イエロカードの制度ができた半世紀近く前から変わらないものです。 負担の軽減では、試合によって主審と副審がイヤホンで会話できたり、ゴール裏にも審判を置いたりすることが試行されています。負担軽減への取り組みや試行は常に行われていて、FIFAは常に考えていると思います。 あと、公式記録ですが現代サッカーでは多種多様なスタッツが発表されます。代表の試合の翌朝の新聞を見られたらよくわかると思いますが、観客数、得点者、得点時間、警告者名、退場者名、シュート数、コーナー数、フリーキック数・・・。メディアによってはシュートも枠内と枠外に分けたり、各選手の走行距離、パスの成功率、バイタルエリア進入回数とかも試合中に表示されることもあります。公式記録員の記録内容には疎いのでなんともいえませんが、少なくとも国際試合・公式試合でのその記録量は膨大なものです。これも、あらゆるスポーツで一番多いかもしれませんね。 IOCよりお金持ちのFIFAが、JOCよりお金持ちのJFAが審判や記録員の人件費を削ったりはしません。 カードを含めた、自分が判断した反則の把握、そして自分が判断した「試合が止まった」時間から計算したアデッショナル・タイムの算定、それは主審にしか出来ない仕事です。
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- noburico1974
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多分、そうならない理由があると思いますね。審判に正確なジャッジを求めることが最優先なら、そもそもあれだけの広さで1人では少なすぎです。最低でも2人、場合によっては10人ぐらい必要で、ラインズマンも同様です。そうするとどうなるかを考えれば、わかるんじゃないでしょうか? 1、プレイヤーの視点 はっきり言って、邪魔です。どこにスペースがあるのか、敵味方の位置関係の把握の上で。 2、観客の視点 ジャッジの正確性を追求すると、多分、試合が何度も止まります。アマチュアレベルよりプロレベルの方が顕著でしょうね。流れがなくなり、見ていてつまらなくなると思いますね。 3、審判の権威の視点 複数の審判がいるとしたら、ジャッジの基準が複数になってしまう可能性があり、1人でやるのに比べ、相対的に審判の権威は下がってしまいます。1人の主審が、ファウルの基準を持ち、カードの基準を持ち、ロスタイムの基準すら持っている、全てあなたに任せます、それだけの絶大な権限を与えていなければ、審判の言うことなんか聞きませんよ、選手は。特にプロは、生活がかかってますからね。 4、サッカーの普及の観点 公式戦をやるのに、そんなに審判の数が必要になってしまうなら、地方なんか特に、公式戦できなくなりますよ。サッカーが世界中に普及した最大の要素に、ルールが簡単ということがあると思いますが、審判を何人用意するかもルールです。また、大人も子供も、プロもアマチュアも同じルールでやるシンプルさは、競技普及において大事です。 だから、主審は1人いればいいんです。大変だというなら、選手が敬意を持って接することが最も大切ですね。
お礼
詳しい解説、ありあとうございました。 特に、3は気が付かなかったです。 選手が敬意を持つことは大切ですね。
- 佐藤 志緒(@g4330)
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記録は記録員がつけてます。 審判はゲームを進行させるために記録してます。 イエローカード相当の違反を見つけたときに、審判が記録員のところまで行きイエローカードの枚数を確認してからピッチに戻りレッドカードをだす・・・そんな不細工でのろまな試合は見たくない
お礼
回答、ありがとうございました。
お礼
詳しい解説、ありがとうございました。 審判の負担が、予想以上のものだと分かりました。 黒子役として、あらゆるものに注意を払いながら、試合をコントロールするのは職人芸ですね。