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数学は哲学???
高校の時の数学の教師が、授業中に「数学は突き詰めれば哲学だ」と言ったのが、半世紀たった今でも忘れません。 恩師はなぜそう思ったのか、当時、その理由を聞かなかったので、今でも疑問です。 ただ単に「言葉のあや」で言ったような雰囲気ではなかったのです。 「理詰めの権化」のような数学を学んでいる方には、そのような「思想」に至るのが、理解できるのでしょうか? どなたかご教示ください。
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数学以外の理系科目は、 「自然界の真実を見つけ出し、ふるまいを数式等で表現し、将来のふるまいは数式等によって予測でき、追試で確認できる」ものです。 物理も化学も生物も工学も医学もみなそうです。 数学は自然界の真実を対象にしていません。 人間が勝手に考えた独自の世界でのルールを探るものです。 いろんな人間がいろんな世界を創案し、その世界でのルールを探しています。 その世界での真実は、その世界観を定めた「人間の思い」のみを根拠としています。 人間の思いで正しさを決める、異なる人間の思いは異なる正しさを定める、その思い・正しさは検証する(科学的な)方法がない。 これらの点が哲学と似ているのでしょう。 実際、集合論・論理学や数学基礎論の先生方の経歴に「哲学」があることも稀ではない。
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- DJ-Potato
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回答No.1
数学の真骨頂は無限の概念ですが、これはかなり哲学的です。 0.99999……=1 とか。 あとは、正円とか直角とかは、概念では存在するけど、現実に存在するかと言われたら存在しないですね、とか。
お礼
お~~お、う~~む!! なんとなく、恩師の思いが・・・・・・!!!! ありがとうございます!!!