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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:腫瘍マーカーの信憑性)
腫瘍マーカーの信憑性について
このQ&Aのポイント
- 腫瘍マーカーの値が正常なのに大きな腫瘤ができることに疑問
- 腫瘍マーカーを活用する人が増えているが信憑性はどうなのか
- マーカー検査の意味について疑問が生じる
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質問者が選んだベストアンサー
腫瘍マーカーの検査は、癌の早期発見のためではないことは 医学界では常識です。 なぜなら、腫瘍マーカーとは、がん細胞が出す物質の 濃度を測るものですが、正常細胞も出すのです。 だから、検出される・されない ではなくて、 濃度測定なのです。 しかも、統計値であって、理論的な数値ではないのです。 つまり、Aという値ならば、癌である可能性が80%なので、 Aを基準値にしよう……というだけ。 なので、異常値であっても癌ではない場合もあり、 正常値であっても癌である場合もあるのです。 では、なぜ、腫瘍マーカーを測定するのか? それは、血液検査でわかるので、簡便であること。 決して、いい加減な検査ではなく、重要な参考にはなる。 また、何回か計測して、上昇傾向にあるならば、癌の可能性が高く、 値が変わらなければ、体質ということが推定される。 また、手術で数値が大幅に下がる場合には、手術後の数値の上昇は 再発ということなるので、再発の発見には役に立つ。 なので、早期発見の信頼度は低くても、役には立つのです。 本当に早期発見したいのならば、遺伝子検査が正確ですが、 一回数万円から十数万円します。 また、PET検査をしてくれるがんドックも有効ですが、 これも8万円~20万円ほどします。
お礼
なるほど腫瘍マーカーというのは、初期がんには向かないものなのでしょうね。腫瘍マーカーの検査が自宅でもできると大々的に宣伝している会社があり、そこに電話をしても、医療機関ではないので質問には答えられない、と言われて、思わずキレてしまいました。 p53抗体にしても、正常値だからといってあんしんできないのでしょう。「初期がんにも有効」と宣伝しまくっていますが。 よく、マスコミが一滴の血液で病気が分かる方法を●●大学が開発したとかというニュースを流したりしますが、それらも結構眉唾モノなのでしょう。 腫瘍マーカーが正常値で安心して、体の不具合が出て病院に行ったら末期がんだったという人も結構いるのではないでしょうか。 厚生労働省や消費者庁が黙っているのはもなぜなんでしょう?? 奇妙な健康ビジネスが増えてきていますが、結局は病院で検査しなければなにも分からない、ということなのでしょうね。あるいは某氏のように病院に行けば行くほど病気になるという話もウソではなさそうに思えてきます。 御多忙の中、ご回答いただき感謝しています。もっと腫瘍マーカーについて勉強すべきでした。いかにも簡単にがんがみつかるかのように宣伝しているメーカーに対しては、失望と怒りを感じています。ありがとうござました。