殺人罪？（長め）

質問

ある番組に「世界中のいろんな紛争地帯へ志願兵として行き、戦争に参加している」という日本人が出ていました。20代後半～30代前半位の男性です。なぜその人がそんな事をするかというと、詳しくは覚えていませんが、いわゆる「趣味」の領域だったような気がします。本物の銃を持ってみたいとか、サバイバルゲームの延長っていうような。話をしていくうち、司会者が「それで、実際に人を殺した事はあるのか？」みたいな質問をすると「まぁ、そういう事をする場所にいるんで…」というようなことを言っていました。遠まわしに「殺したことがある」って言ってるんだと思います。偶然でも自分の撃った弾が当たって死んでしまった人もいると思います。で、今回質問したい事は２つあります。

(1)「戦争」でも人を殺しているわけですから、たとえそれが日本以外であっても、本人が「殺しました」と言った場合、日本やその国で裁くことは可能なのでしょうか？

(2)その男性は戦争に自ら参加していました。今後もそれをやめる気はなさそうでした。この心理、理解できる人いますか？

まとまりのない文章で申し訳ありません。何年か前に観た番組で、その時はあまり真剣に観ていなかったので記憶があやふやなんですが、司会者は鶴瓶でした。

回答No.5

acacia7 · ベストアンサー

(1)
基本的に現在の法律は「属地主義」という主義を採用しています。
その為，外国で行われた犯罪はその地で裁かれるのが通常です。
最近はインターネットを利用した犯罪などがあり，
「属地主義」も変更が迫られている面がありますので，今後変って行くかもしれません。

(2)
僕自身が共感できるわけではありませんが，
そういう心理があることを理解はできます。

最後に，追加情報ですが，
たぶん，その番組は鶴瓶さんの「平成日本のよふけ」ではないかと思います。
でそのゲストの方は「高部正樹さん」だと思われます。
雑誌のSAPIOなどにも寄稿されていた，有名な方です。

お礼

あ、この人です。検索してみたら本も出版されているそうで。解説に書いてあったことがテレビで言ってた事とおなじでした。幼少時代から「強さ」を追求した結果が傭兵だった、とありました。↓のお礼でも書きましたが、報酬や殺人が目的でないにしろ、実際戦場にいれば「あ、今殺しちゃったかも」ってゆうことがあると思うんです。日本へ帰ってきて普通に生活している間、人を殺めてしまったってゆう、なにか罪の意識みたいなものに苛まれることってないんでしょうかね。あればとっくに傭兵辞めてますかね。機会があったら本も読んでみようと思います。ありがとうございました。

回答No.6

noname#11476

日本国の刑法は国外であっても日本人には適用になります。（適用にならない場合はその旨明記されています）
つまり実は海外で殺人を犯し、またその証拠がそろっている場合は、日本に帰国したときに逮捕、起訴されます。
一例を挙げると三浦氏のロス疑惑事件ですね。

もちろん海外にいる場合は日本の権力の範囲外ですから、どうすることも出来ませんが。

ただ問題となるのはご質問のような職業軍人の場合です。今の日本にはこの職業軍人なる定義は法的には無いので、やはり殺人罪が適用されます。同じ論理で現在イラクにいる自衛隊も正当防衛以外の理由で人を殺してしまうと殺人罪が適用されます。

実は日本は基本的に専守防衛ですから、それでも問題なかったのです。つまり自衛隊は海外からの侵略に対して「正当防衛」を行っているだけという解釈で済んでいたからです。

なので、職業軍人といえども人を殺した証拠があれば、日本に来たときには逮捕、起訴される危険性は十分にあります。確か前にテレビでも同じ話をしていましたよ。

お礼

回答ありがとうございます。罪になるんですね。自衛隊の正当防衛なら多分「あ～、仕方なかったんだな」って納得してしまいそうです。国が行けって言ったんだし、ってな感じで。でも実際にそんな事が起きたら問題になりそうですね。隊員さんもみんながみんな喜び勇んで行ってるわけじゃないと思うし。みなさん、回答ありがとうございました。

回答No.4

q-type

１）日本国外での事なので日本の法律で裁く事は出来ないかと思います。
また当事国で指名手配されてる日本人も幾人か居ますがその国に入国しない限り？は身の保証がされています
２）と重なりますが手記を出版したりマスメディアとかに出てしまうと面が割れるのでその時点で引退を覚悟されてるかと・・・

２）人其々理由はありましょうが、訓練をしてるとそれを試してみたくなる心情ってのは一般の方には理解し難い事かと思いますがそういう事もありますよ
ヤメる時は「肉体的について行けなくなった時」や「ヤメようと思った時」「土の下で眠った時」じゃないでしょうか？

戦場は「自分も相手も殺される」というある意味対等な立場ですが犯罪の場合は一方的過ぎるように思いますよ
彼らは「人を殺してみたかった」とか「憎しみ」から引鉄を引いてはいないですよ

蛇足ですが・・・
傭兵を雇うのは兵隊の訓練費用（結構かかります）が出せないほど貧しいのに戦争（紛争が殆どですが）に及んでしまったから技術職として募集してるのでゲームの延長気分のトリガーハッピーは敬遠されがちですよ
今は映画のように１ミッション数百万という事は無いでしょうし、有っても相当生存率の低いミッションかと思いますよ

これらが正しいか正しくないかは私には判りません

お礼

そう、テレビを見ながら「この人自分で人を殺しましたって言ってるのに、よくテレビに出られるなぁ」って思った覚えがあります。個人的には、その番組を最後に引退しててもらいたいです。報酬はとても低いと言ってました。報酬目的や人を殺したいわけでもなさそうでしたが、正直、自分の身内にはいてほしくないです。ありがとうございました。

回答No.3

zuru

(1)立証できなければ裁かれることもないのではないでしょうか？被告側が訴えてきても軍隊に所属していたら、軍隊に責任追及がいくはずですし。軍隊に所属していないのなら、ただの殺人犯なんでちょっと質問と違いますよね。
外人部隊ってヤツですかね？雇い主側としても正規軍じゃないのでなにか事を犯したら切り捨てる対象だとは思います。（そんな外人部隊の連中が「私は人殺しです！裁いてください！」って言わないでしょう）

(2)外人部隊には日本人もいるんじゃないでしょうか？戦争マニアやらお尋ね者も・・あまり高給ではないと聞きましたが。戦争といっても致死率は低いのでしょう。（１万発撃って１人にあたるとか。）ＴＶに出るぐらいの紛争であればそれほど激戦区ではないと考えられます。好事家なら行ってみたい！って気になるんじゃないでしょうか？

お礼

回答ありがとうございます。外人部隊っていうのがあるのは知っていましたが、そこには日本人が何人もいるんですかね？考えは人それぞれ違うから、一度は行ってみたいと思う人も少なからずいるんですね。死ぬかも知れないのに。そんな事言ってたら日本にいたって今のご時世、明日自分が事件や事故に巻き込まれる可能性だってあるんですけど。でも、やっぱり戦争へ行きたがるってのはちょっと…

回答No.2

tomikou0000

日本で外国人が殺人を犯したとします。
そうするとまず、日本の警察が捕まえて取調べをすると思います。
そして、場合によっては身柄を本国へ引き渡すことになるんだと思います。

で、質問のケースですが、
その殺人を犯した国で、その日本人は捕まることがありません。
なぜなら、その国が認めた「戦争という名の殺人」だからです。
だから、逮捕されない以上、
日本に身柄を引き渡すこともありませんので、
日本で裁かれることもないでしょう。
また、裁こうとすると、
「なぜその殺人をしたのか？」ということになりますから、
そこから「どうしてこの戦争は始まったのか？」となり、
国家間の問題に発展してしまうのです。
そしてもし「この戦争は良くなかった」などとなってしまうと、
その国全体が裁かれることととなってしまいます。
その日本人「個人」の問題ではなくなってきてしまうのです。

(2)についてですが、
これはある意味「格闘家」と同じことなのではないでしょうか。
１．強くなりたくて、格闘技を習得する。
２．実際に通用するか試してみたくて、街でけんかをする。
３．これでは警察に捕まるので、ルールのある組織に入って闘うようにする。
これを素手で戦うのではなく銃を用いて戦うと考えればどうでしょう。
こう考えれば、
理解できないことは無いような気もします。

お礼

そう、「戦争という名の殺人」なんですよね。個人を裁く事はできない。とはいえやっぱり戦地へ自ら行く人間は理解できません。ただ、確かに格闘家に置き換えてみると何となく分かる気はします。ありがとうございました。

回答No.1

mshr1962

1.負けた側で戦った場合は、その国で裁かれることはあると思います。
ただ日本では、外国で外国人を殺したということでは
確たる証拠がないと裁判にはならないと思いますよ。
その戦争をしていた国や、殺された人の家族の国で訴えられて、
日本に対して引き渡しの要求がある可能性はありますが．．．

2.私個人としては理解できません。
ただ、戦争に限らず（スポーツや政治でも）戦うことでしか
充足できない人間はいると思います。

お礼

回答ありがとうございます。
世の中には、いろんな人がいるんですよね。