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廃水(活性汚泥法)のファクターを教えて下さい!
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窒素やりんの除去は不要で、それらと有機物との存在バランスも問題ないものとします。 活性汚泥処理の総消費電力の大体4~5割は曝気用と言われますが、曝気には酸素供給以外にも「曝気槽内全体を撹拌する」という重要な目的があります。澱みがあればその部分の容積は曝気槽として働いておらず無駄そのものですから、単純に、 「曝気装置の酸素溶解効率を上げれば効率化できる」 「有機物流入が少ないときに曝気を減らせば効率化できる」 と言うのは間違いであることがお解り頂けるかと思います。曝気槽内の流れを確保しつつ消費電力を減らすには、経験則や実地での試行錯誤が不可欠であり、王道は存在しませんので、設備を設計する(した)メーカーさんとよく相談してください。 消費電力の残りは、比率が低い沈殿槽の集泥レーキの動力を除けば、送水・送泥の動力と汚泥脱水のための動力ということになりますが、前者については最近はどのメーカーの設備でも極力、重力による自然流下を利用するよう設計されていますので、夾雑物の除去やモーターの効率化程度しか改善の余地は無いかと思います。後者も、変更には多くの要素が絡みますので単純ではありません。 これらを覆す「効率化」として、嫌気処理化や曝気槽の縮小などが挙げられますが、それぞれ条件によって適用できるか否かが分かれます。 尚「日光」について、昔はこれを活用した活性汚泥処理の変法もあったのですが、占有面積が大きくなる欠点のためか、最近では殆ど見かけません。現在の活性汚泥法で”暗渠”にするか否かで設計条件を変えることはまずありません。
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- jkpawapuro
- ベストアンサー率26% (812/3030)
水流が速くてもよくないですが、水流が遅すぎても嫌気環境になりやすくてよくないのではないですか? 水流の無い部分が機能しなくなりそうですが。
- ryuzin
- ベストアンサー率45% (252/557)
専門家ではありませんので参考になればですが。 >効率化 方法その1:水流を作る 方法その2:酸素を与える 方法その3:日光を当てる >廃水処理の効率化を作用するファクターを教えて下さい。 汚水処理場と基本は同じ 止水域をいかになくすかが目的となる
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