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酸性度

チオ硫酸,亜硫酸,硫酸を比較したとき, 酸性度の高い順に並べて その理由も答えなさい,という問題なのですが, 順番は硫酸,亜硫酸,チオ硫酸, になると思ったのですが(間違ってたら指摘して下さい), 理由をどうやって説明したらいいか分からないので 教えていただきたいです。お願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • NiPdPt
  • ベストアンサー率51% (383/745)
回答No.2

『思ったのですが』とありますが、何を根拠に思ったのでしょうか? チオ硫酸はともかく、硫酸が亜硫酸より強い酸である理由をどう考えますか? また、それらの酸性度を調べましたか? 酸性度がpKaで議論されることを知っていれば、「酸の名称 pKa」で検索すれば簡単に調べられます。 そもそも、硫酸や硝酸、塩素酸などの酸素酸においては、酸素が多いほどその電気陰性度のために酸性度が高くなると説明されます。なので、硫酸が亜硫酸よりも強酸で、硝酸は亜硝酸よりも強酸で、過塩素酸は塩素酸よりも強酸なんです。 じゃあ、チオ硫酸と亜硫酸はどこが違うかわかりますか?つまり、それらの構造を理解していますか?チオ硫酸は硫酸の酸素が1個イオウに置き換わったものですよね?亜硫酸と比較すれば中心のSにもう1個のSが余分についていることになります。だとすれば、亜硫酸とチオ硫酸の違いは、このイオウの効果をどう考えるかという問題になります。少なくとも、この辺りまでは考えて欲しいことです。というか、それらの構造を考えなければ何も始まりません。 SはOよりも電気陰性度が小さいので硫酸とチオ硫酸の比較ではチオ硫酸の方が弱そうです。それでも何もないよりは、多少なりとも酸性を高める効果はありそうです。だとすれば亜硫酸よりも強酸になりそうです。 ただし、そのあたりは想像ですので、その考えで説明できるかどうかに関しては実際の酸性度の強さと照合しなければなりません。 上述の方法で調べてみると、硫酸(pKa -3)>チオ硫酸(pKa 0.6)>亜硫酸(pKa 1.9)となっています。 結局、「何となく思う」ではだめで、考える態度が必要であり、考えるためにはそれらの違いを明確にする必要があります。 この手の問題において、化合物の名前だけを意識して、化学構造まで考えない人が多いですが、三者の構造のどこに相違点があるかと言うことを明確に意識するのが基本です。それができていなかったのであれば、考え方の基本ができていなかったことになります。

lapis59
質問者

お礼

おっしゃる通り,構造からきちんと考えていませんでした,,,詳しい回答,ご指摘,本当にありがとうございました。もう一度自分で考えて回答を作ってみます。

その他の回答 (1)

  • nious
  • ベストアンサー率60% (372/610)
回答No.1

硫酸を基準に考えると分かり易いでしょう。 オキソ酸である H2SO4 の「1つのO」を「S」で置換したのが H2S2O3 であり、「1つのO」を失ったのが H2SO3 です。 電気陰性度等から察して H2SO4>H2S2O3>H2SO3 と云ふ事になるでしょう。

lapis59
質問者

お礼

硫酸を基準にするのですね! 回答ありがとうございました!

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