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人工的に作られたご当地B級グルメは失敗する?
漫画「らーめん才遊記」5巻にあったシーンですが、 (細かいところは端折ってます。) とある地方都市がご当地B級グルメで町おこしをしようとしたが、 その市にはこれといったご当地B級グルメがなく、 ラーメンを専門にしたフードコンサルティング会社に勤める主人公が、 その土地の名産を使ったラーメンをつくったが、 そのラーメンを食べた偉い先生が。 「このラーメンは美味しいが、ご当地B級グルメとしては失格だ。」 「どれだけ地元の名産を生かして美味しい料理をつくっても、 町おこしのために、人工的に作り出された料理には誰も見向きもしない。」 「日本全国のご当地B級グルメをちゃんと調べてみるといい。 成功しているのは昔から地元の人々に愛され、生き残ってきたものばかりだ。」 「このラーメンはいわばよくできた創作ラーメン。 そんなものは東京にいればいくらでも食べられる。 そのために、わざわざこの地方を訪れてくれる人がいると思うのか。」 とダメ出しされまくっていました。 この先生の言ったことは正しいのでしょうか? 自分にはご当地B級グルメの知識が全然ないので、よくわからないのですが・・・
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かなり昔の話ですが「泳げたい焼きくん」と言う歌が大ヒットしました。 その効果でたい焼きが馬鹿売れして、そこら中にたい焼き屋が出来ました。 しかし1年もしないうちに無くなりました。 でもヒットする前からあった、たい焼き屋は今でも残っていて行列が出来ています。 地元の食材を使った美味しいラーメンだけで町おこしなど不可能だと思います。 世の中そんなに甘くありません。 ラーメン屋は新店が1店舗出来れば、1店舗必ずつぶれます。 この先生の言っていることは飲食業界の人間にとって常識です。 人気メニューを作り出すことがどれだけ大変か、 まして町おこしをしようとするのであれば生半可な事では出来ません。 その考えの甘さを指摘したのだと思います。
- pigunosuke
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最近、地産地消という言葉が注目されているようですが 地元で採れた食材を、地元で消費しようという動きです 何故地産地消が注目されているか?というと 出荷コストの削減と、 新鮮な食材を新鮮な状態で提供出来る、という 利点が有るわけです 食材の中には、採れたてを調理しないと 臭いが出て不味くなる食材も有ったりします そういう物を上手く利用出来れば 人を呼び寄せる、強い武器になります 本当に、その日の内に採れた食材を使った食べ物が とても美味しいと評判になれば もしかしたら その町へ行ってでも、食べる価値を持つ物になるかもしれません 東京では再現出来ない味だったり、ブランドであったり 購買意欲を引き出す工夫が有れば良いのです 売り方次第では、不可能では無いと思いますよ
僕はそのラーメンを食べた偉い先生の言うこと分かる気がするなぁ。。 京都府に向日市(ムコウシ)というところがあって、 そこでは町おこしに激辛の食品を作っているわけですけど、 もともと激辛が合う食品(たとえばラーメン)だと良いのですが、 商店街、その組合に加盟している飲食店すべてに 激辛メニューがあるんですよね。 京都以外の人はこんなの知らないでしょ?これも町おこしの一種だそうです。 たぶん組合から指示(強制?)されてそういうメニューを 置いているんだと思います。 で、本当にちゃんとした正統派な蕎麦屋さんがあって そこで激辛蕎麦がメニューにあるんですけど、 これって必要か?!と友人が言ってましたわ。 カツオのダシがきいた甘ったるくない、本当の意味での 正しい蕎麦屋さんの店内の壁に、後から付け足した 「激辛そば ハバネロなんちゃら・・」っていう手書きの お品書きがあったのだそうですけど、見ててものすごく 虚しく感じたそうです。 そこの親父さんはいかにも職人って感じの人で、 友人は「そんなのメニューに出したくないって思っているだろうなぁ」と 感じたそうです。 まあこれはあくまで感じなので、そこの親父さんが喜んで やっているかもしれないし、またはそうでもないかもしれない ということです。 ちなみに和菓子屋さんでも、辛いアンの饅頭か何かも あるらしいです。 フリーターの兄ちゃんが「よし、これでいこう!」っていう思いつきで やるのは別に全然よいと思いますけど、地の人で何代も店の看板を 背負ってきた人からみれば、変な商品なんて作りたくないだろうなぁとは 個人的に思います。 ご当地品を作る、というよりも元々あったものを若干現代風に アレンジする程度が良いのかもしれませんね。 新しく作ったもので町おこし・・・僕はちょっと違うと思います。
- takuranke
- ベストアンサー率31% (3923/12455)
半分正しく半分間違い、 多くのものは元から地元で食されてきたものです、 伝統食だったりその派生であったり、 また、飲食店のアイデアで地元民に受けたものもありますが、 全国区になるまで隣町でも知らない人がいたと言うのもあります。 つけナポリタンは、町おこし企画としてマスコミと商店街が共同して開発したもので、 ナポリタンのと地元の関係が特別深いわけではありません、ナポリタンの食べ方といていままでにないスタイルが受けています(美味しいというのもありますが)。 ただ、これは、当初は吉原商店街だったのが富士市にまで広がり、やはり地元で受け入れられたのもあると思います(マスコミ効果があるにしても)。 オホーツク北見塩やきそばも「北海道じゃらん」の提唱により、タイアップしています。 地元に認知されないで地元の産物を単純に使ったものでは根付かないと言う事だと思います。
- fumeblanc
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どのレベルで成功というのか難しいですが、平成以降に誕生したB級ご当地グルメで それなりに知名度が出たのは、ぱっと思いつくだけで ・富士市の、つけナポリタン ・三浦市の、三崎まぐろラーメン ・北見市の、オホーツク北見塩ラーメン etc. たぶん調べればもっと出てくるでしょう。 そもそも ×ご当地B級グルメ ○B級ご当地グルメ です。 >「日本全国のご当地B級グルメをちゃんと調べてみるといい。 この言葉をそのまま返したいですね(笑)
- nijjin
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そんなことはありません。 「成功しているのは昔から地元の人々に愛され、生き残ってきたものばかりだ。」 って、それ自体、出来たとき(お初)は「人工的に作られたもの」ではないのですか? 有名な宇都宮餃子は下地はあっても宇都宮餃子として誕生したのは平成になってからですよ。 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/kikaku/055/9.htm
- octopoda8
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それなりに美味しければ、観光客にとっては「その場所」という事も大事な要素ですから満足するのではないでしょうか。 もちろん、そのご当地グルメ一つで客が呼べるという事は無いでしょうが、それは地元に根付いた物でも同じではないかと思います。 地元に根付いた物は味が練れているのに対し、作った物はどこかの味のコピーになり易いという面は有るかもしれませんね。