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神が絶対者の創造主である根拠は何ですか。
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- 日比野 暉彦(@bragelonne)
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こんにちは。 根拠があってそれを人間が知り得たとすれば その根拠も根拠の上に存在するもの――それとしての神――も 人間の理性や感性が捉えることのできる存在だということになります。 言いかえると 人間がその能力において取り扱うことのできるもの それが 神だということになります。 つまりは そのような神は 人間の想像や思考の産物であることになります。 それは マチガイでしょう。そのように捉える神は ほんとうの神ではないでしょう。 もし神なら それは 絶対です。 絶対を擬人化して表現すれば 絶対者です。 絶対者について 全知全能といった属性を捉えて――あくまで仮りのもしくは代理の認識として――表現することは 可能だと考えられています。 おそらく人間の言葉で言う善についてなら この上ない善だと――仮りの代理の表現として――捉えることも出来るとわれわれ人間は 思っているようです。 愛についてなら 人間のそれとはちがって 完全性においてその愛が捉えられるのでしょう。 さらにはこの絶対者は 全知全能の存在であるなら このいま見ている相対性のもとにある経験世界を――その因果関係や有無なる規定から絶対者は自由であるのですから――超えている。ゆえに その世界を創造したというまでに 神の属性を派生的に捉えることもおこなわれました。 すべて 代理の表現です。 根拠がないという絶対性から 派生した仮りの認識として 神のいくつかの属性は捉えられているものです。
根拠はありません。無根拠です。無根拠を信じるのが宗教なのです。
お礼
誠に有難う御座いました。
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