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小学生への音訓読みの教え方
真顔の真(ま)や、屋台の屋(や)は訓読みですが、どう説明したら理解してもらえますか? それだけで意味が分かるのが訓読みですが、(ま)や(や)では意味がわからないので 音読みと思ってしまうと思うのです。 どなたかアドバイスをください。
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日本語の表記法って、これだから困るんですね。「真顔」(まがお)は「訓・訓」、屋台(やたい)は「訓・音」、「訓読み」は「音・訓」、「音読み」も同様。というわけで、いい歳した大人でも迷うんです。ところで理解してほしい相手は、子供ですか。それとも外国人とかですか。 相手次第では「音」と「訓」の違いから説明しなければなりません。その場合はつぎのように説明したらどうでしょう。 音=中国から入ってきた漢字の発音どおり読む(その発音が正しいかは別として日本人が普通に言うように) 訓=その漢字を日本語に訳した言い方(多くの意味があると訳し方も増える) 小学校でしたら、「教育漢字(常用漢字に比べて数が少ない)音訓表」を見せて覚えさせる。「音」はカタカナ、訓は平かなで書かれて、区別しやすいのです。 http://www001.upp.so-net.ne.jp/NYAO/db/kanji/ (音訓の字が小さくて読みにくい。) 相手が理解力のある大人なら、常用漢字音訓表でしょうか、netの中にはいくつもあります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E7%94%A8%E6%BC%A2%E5%AD%97%E4%B8%80%E8%A6%A7
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- kine-ore
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要は本人が漢字の面白さを感じるようになれるかどうかでしょう。 ややもすれば、漢字は書き取りテストなど暗記&詰め込み重視のせいで嫌気を来しやすいものですから。 1)漢和辞典の「音訓索引」を活用させる。 オーソドックスな方法で、その手間は必ず活きていきます。 2)語源意識。 真…真事(まこと)の「ま」。まじめの「ま」。 真面目…シンメンボクと音で読むか、まじめと訓(熟字訓)で読めるか。 真顔…真面目な顔立ち。 屋…屋根(やね)の「や」。根は欠かせない根本で、家には雨よけの屋が欠かせないから。 屋台…日よけや雨よけ屋根の付いた(商売用の)台のこと。 3)音訓セットで覚える 真…シン/ま・(まこと) 屋…オク/や 肉…シン・ニク/しし・(にく) 4)音読みだけ、訓読みだけ(常用漢字内)を覚える。 音のみ…丁(チョウ・テイ)、不(フ・ブ)、駅(エキ)、茶(チャ・サ)。 訓のみ…刈(か)る、咲(さ)く、塚(つか)。