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趣味の陸軍~その2 教えて下さい。
私の趣味で調査している日本陸軍です。 知りたいのは~ 関東軍の『阿爾山駐屯隊』『歩兵第90連隊』についてです。 新設の理由は理解していて、その後「第107師団」に改編される経緯は調査済です。 ・『阿爾山駐屯隊』『歩兵第90連隊』の新設年月日、『阿爾山駐屯隊』の当初部隊の編成内容、以後昭和17迄の発展部隊内容~です。 情報は少なく、書物によっては食い違います。 勿論ネットでもヒットしません・・・ 教えて下さい。よろしくお願いします。
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>『阿爾山駐屯隊』『歩兵第90連隊』の新設年月日、『阿爾山駐屯隊』の当初部隊の編成内容‥‥ ということですが、なかなか市井人ではまとまった資料を得ることは困難なので、推定を含めたものでしか書くことができません。参考になれば幸いです。(人名については省略しております) 阿爾山駐屯隊は、1941年(昭16)11月21日軍令陸甲第92号下令により現地にて阿爾山守備隊をもって編成業務に入り同年12月15日完結しました。 駐屯隊の編制は、独立混成旅団の編制に準ずるので、昭和十六年度動員計画令に基づいた編制を採っていたと考えられます。 以下概略ですが、 阿爾山駐屯隊司令部 満洲第87部隊 司令官:西大條 参謀部、副官部、各部など約30名 阿爾山駐屯隊砲兵隊 満洲第236部隊 長: 本部、野砲・山砲中隊ですが、装備は野砲12門、山砲9門。 阿爾山駐屯隊工兵隊 満洲第339部隊 長:鳴海 本部 中隊2 長以下約180名 のちに第1中隊は新京へ派遣となる。 阿爾山駐屯隊通信隊 満洲第371部隊 長:畠中 本部 有線中隊、無線隊 長以下約180名。 阿爾山駐屯隊自動車隊 満洲第452部隊 長:勝間田 本部、中隊2 歩兵第90連隊(満洲第181部隊)は、41年軍令陸甲第92号下令により現地にて阿爾山守備歩兵隊(10個中隊)を基幹として編成業務に入り、同年12月15日平時編制を完結しました。編制は連隊本部、歩兵大隊2であったと推定されます。翌年1月27日軍旗を拝受し引き続きハロンアルシャン地区の地下要塞陣地の警備および陣地構築に従事しました。昭和17年までは大きな動静はなかったと思われますが、戦局悪化に伴い、他の関東軍の部隊同様に新設部隊への転属がおこなわれ、兵力は漸減していきました。そのために44年6月に補充要員を以て戦時編制に改編されました。(軍令陸甲第55号 在満兵力補填) これもご周知のことですが、同部隊は日ソ開戦時に連隊長(四代目)が異動で不在のため指揮が混乱し多くの損害を出しました。 資料:戦史叢書 『陸軍軍戦備』『関東軍 1』、『関東軍 2』、厚生省援護局『北方部隊略歴』、陸自富士学校特科会『日本砲兵史』など
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- yanhua
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残念ながら回答できませんが 東京居住のようですので 防衛研究所へお出かけになったらいかがでしょうか. 既にご承知でしたら以下skip願います. 防衛研究所企画部総務課: 〒153-8648 東京都目黒区中目黒2-2-1 電話: 03-3713-2469 http://www.nids.go.jp/index.html この中の 戦史研究センター 史料閲覧室 で閲覧/コピーできます http://www.nids.go.jp/military_archives/index.html 場所 http://www.nids.go.jp/access/index.html JR恵比寿駅から徒歩10分程度. 門内左手の守衛所で訪問票を記入するだけです. 免許証など身分証明書が必要です. 史料閲覧室 平日9時から16時30分まで *利用の要領や資料分類はここに解説があります http://www4.ocn.ne.jp/~aninoji/nationaldifence.html *史料閲覧室には相談員がいるので気楽に聞けます. 特殊な施設なので訪問者も少なく 相談員も訪問者も年齢層が高いのですが 臆することはありません 遠慮なく相談にのって貰いましょう. *相談員によって当たり外れは避けがたいので結果の保証は期待できませんが 質問/調査事項の切り口を変えて後日再訪して目的異を果たした経験もあります. *その場でコピーできない資料(特殊,貴重)は申し込んでおくと後日郵送してくれます.紙複写に加えてCDへの電子複写も選択可能です.
お礼
ありがとうございます。 以前は違うテーマをメインで訪問したので、今回の件は、おざなりになってしまいました… また時間を作って再度訪問します。 わざわざ丁寧にありがとうございます。
お礼
お調べ頂いて纏めて頂いたのでしょうか?! 丁寧にわざわざありがとうございます。 クリアーになってきました。 資料の戦史叢書等、見直してゆきます。 ありがとうございました。