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回腸導管における尿路感染予防について
- 最近になって尿路感染を繰り返すようになり、その防止のため日常生活面で注意すべき点を教えて頂きたいと思っています。
- 骨盤内臓器全摘(回腸導管を形成)から15年経ちますが、5年位前から年に1~2回くらい急な発熱と細菌尿を起こすようになり、急性腎盂腎炎と診断され何度か入院し抗生剤の点滴を受けました。微熱と軽い尿懸濁を月に1~2回くらい繰り返し、腎炎が慢性化している可能性があります。
- 尿から検出される細菌は異なるため、同一菌の慢性的な感染とは考えにくいです。治療には抗生剤を服用し、発熱時のためにも抗生剤を予め処方されています。日常生活上でも水分の摂取、クランベリー服用、尿の逆流を防ぐ工夫などの注意が必要です。他の対処法を模索しています。
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ANo1です。 回腸導管という環境の中では、いったん治療して症状が改善しても実際には導管内には多種類の菌が存在していたり、ストマからの菌の侵入が容易であることから、無菌を保つことは不可能です。尿の貯留があれば、その中ですぐ細菌は増殖します。発症時はたまたまその時優勢になった菌が検出されるだけで、菌の種類は常に多種存在しているはずです。 尿路に感染結石がある場合などは、そこには薬が作用しないのでいったん治療しても、再びその結石から菌が湧き出てくるので優勢になるのが毎回同じ菌種であることもあります。
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- rokutaro36
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慢性的に腎臓が弱っているのだと思います。 日ごろは、病気というほどではないが、何かあると、 すぐに病気になる(感染症になる)という状態だと思います。 このような状態の改善には、 漢方薬が意外に効きます。 漢方に強い先生に診てもらう または、現在の先生に漢方の処方を依頼する などの方法があります。
- takochann2
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専門(泌尿器科)の先生に診てもらっていると思うので、基本的にはお任せる以外にはないと思いますが、CTで導管部の拡張と言われましたが本当でしょうか。多くの場合は尿管回腸吻合部狭窄による腎盂尿管拡張が原因だと思います。もし導管部の拡張ならばストマ狭窄ということになるのでしょうか。どちらかにより治療方針が変わってきます。 また、日常生活上の注意はすべて的を得た対処だと思います。まずは尿貯留を解消する方法を考えなければいけないと思います。腎機能が安定しているのでしたら、大変ですが今の治療を続けることも可能です。ST合剤の持続服用はいずれ効かなくなる可能性が高いので、他の方法があるのでしたらそちらを優先すべきだと考えます。
お礼
ご回答を頂いたのに長らくそれに気付かず、お礼を書くのが遅くなってしまいました。回答通知メールをなぜか見落としていたようです。 その後しばらくは体調が良好だったのですが、最近再び軽度の発熱を伴う尿の混濁(細菌陽性)がみられ、グレースビットの服用で一応快復しました。 やはり抜本的な対策には尿の貯留の原因(狭窄部位の特定)を明確にしなくてはならなわけですね。 泌尿器専門医(掛り付けの内科医からの紹介状により受診)からの回答は、尿の貯留が認められるのでバクタ(合剤)の服用も一つの方策・・・といった比較的簡単なものでした。 それにしても私に理解ができないのは、どうして検査のたびに異なる菌種が検出されるのかという点です。 細菌感染による腎盂腎炎の慢性化に原因があれば、尿検査で同一の菌が検出されてもおかしくないのでは? また貯留した尿に細菌が繁殖するといっても、発熱(尿の混濁)のたびに体外から菌が(逆向的に)侵入したからだというのか。そのあたりのご見解を頂ければ有り難く思います。 よろしくお願いいたします。
お礼
重ねて大変丁寧にお教え頂き下さり心より感謝しております。 医師から“尿が貯留している”との説明を受けたとき、「導管内に」貯留があると理解していたのですが、もしかすると「尿管内に・・・」であったのかもしれず、今となっては自信がありません。どちらであるかを再確認しなくてはいけないようです。 それで、もし導管内に尿が貯留し雑多な菌がそこに存在しているとして、その場合も腎臓はやはりそれらの菌(そのいずれかであるにせよ)の影響により慢性的に炎症を来していると考えるべきなのですね。 腎炎とは別に膀胱炎とか尿道炎などというものも一般的にはあるようですが、質問者のケースではやはり「慢性腎炎」と診断されるのでしょうか。 無症状でいたときも菌は排除されていないで、もし恒常的に腎臓にダメージを与え続けている可能性があるのだとすると、事は深刻に思われてきました。