• 締切済み

投機家は何を生み出しているのでしょうか

農家は野菜を生み出し、売ったお金でごはんを食べています。 八百屋は各地の野菜を集め、いつでも新鮮な野菜が手に入るサービスを生み出し、売ったお金でごはんを食べています。 銀行は、お金の貸し借りサービスを生み出し、金利でごはんを食べています。 投機家も金利でごはんを食べていますが、代わりに何を生み出しているのでしょうか? 投機家が自分で使うわけでもないのにガソリンを買い、それによりガソリンの価格が200円/L近くまで上がることがあります。 私たちは、何に対してその+α分を支払っているのでしょうか。 短期的にみると、投機家が勝ち、投機家以外の人間が負け、それに対してお金を支払っているようにも見えますが・・・、それだけでは無いんだと思います。 先物取引市場においては、物資の急激な価格変動を緩和する役割を担っているような話を聞いたような気がしますが、いまいちしっくり来ません。 「○○を担っている」ではなく、「○○を生み出している」といったご回答を期待します。

  • Forte_
  • お礼率75% (214/284)

みんなの回答

noname#212174
noname#212174
回答No.6

Q_A_…です。 お返事ありがとうございます。 >…自らがごはんを食べるために仕事をしているわけですよね。 >ただ、その目的とは別に、みんな大なり小なり、社会に対して理念をコミットしていると思います。 >社会の中で存続するには、何かしらの価値を生み出さなければならないからです。 投機家がなぜ、それでご飯を食べているかといえば、「相場が好きで、他の人よりうまくやれるから」です。(ただし、「ずっと生き残れる投機家」は非常に少ない世界でもあります。) 個人的には、人は「理念」ではなく、「好きだから」「得意だから」その仕事にこだわるのだと思います。 実際には、「好きではないけれど、それをしないとごはんを食べられないから」「得意ではないけれど、他に選択肢がないから」という人のほうが多いでしょうが…。 私は仕事とはそういうものだと思っていますので、「理念」で仕事とを選ぶ人は単純に尊敬します。 私なら「その仕事が好きか?」が一番で、次が(あるいは同率一位で)「利益」、その次が「理念」です。 あえて、投機家・ヘッジファンドの「理念」をあげるとすれば、「顧客に利益をもたらして喜んでもらうこと」、「政治力や権力で価格を統制するのではなく、需要と供給という市場原理で公正な価格を提供する」というようなことでしょうか? 政治力と市場原理の対峙で、最も有名といっても良いのは「ジョージ・ソロス」と「ポンド危機」ではないかと思います。 もちろん賛否両論ですが、英国という国家権力の矛盾を顕在化させたのが「ジョージ・ソロス」です。 「ジョージ・ソロス【が】イングランド銀行を潰した」とよく言われますが、「彼は引き金を引いて、とどめを刺した」というのが正確です。 なぜならば、「彼が間違っている」ならば、他の投機家は「イングランド銀行」を後押しして勝ち馬に乗ろうとするからです。 つまり、皆、「ジョージ・ソロス」に「乗った」のであり、だからこそ彼の投機は成功したわけです。 『ポンド危機』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%B3%E3%83%89%E5%8D%B1%E6%A9%9F というのが「建て前」ですが、相場師は相場が好きなだけです。 多くの投機家は建て前が嫌いです。 なぜならば、建て前で相場を張ると失敗するからです。「建て前」は排除すべきものでこそあれ、投機を成功に導くものではありません。そのような、「現実」だけを見る・語る「冷徹さ」も投機家が敬遠される理由なのでしょう。 ですから、ソロス氏のように、学者肌で「理念」を語る投機家は少数派です。 『ジョージ・ソロス』 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%AD%E3%82%B9 ------ なんだかんだと語ってしまったので、最初のご質問にも補足もさせていただきます。 >投機家が自分で使うわけでもないのにガソリンを買い、それによりガソリンの価格が200円/L近くまで上がることがあります。 >私たちは、何に対してその+α分を支払っているのでしょうか。 「建て前」で言えば、需要と供給から考えて、「-α分」安く放置されている商品に目をつけた投機家が買うことで、「α分」高くなり、適正価格になったということです。 もちろん投機家は自分で使いませんから、全部他の人に買い取ってもらわないといけませんので、買ってくれる人がいないと、価格はまた「α分」下がってしまいます。(実際には反動でもっと下がることが多いです。) 最終的には、投機家がいようがいまいが、「自由な市場」では、価格は「適正」なところに落ち着くのですが、そのためには「投機家」のような利害関係の全くない第三者が自由に参加できる市場が必要で、その市場を機能させるためには「投機家」の参加が不可欠ということになります。(まさにこれが建て前の「理屈」です。) また、投機家は「買う」だけではないので、「α分高い」と思えば「売り」から市場に入ります。 首尾よく価格が下がれば「買い戻し」して市場から離脱します。 しかし、価格がさらに上がってしまえば、高い値段で買い戻さなければならず、自らの「買い戻し」でさらに相場を押し上げてしまうという目も当てられない事になります。 一方、いわゆる「実需家」は「商品」を買って、その後値下がりしても「自分で消費する、加工する」などの手段で市場から離脱できます。 また、「投機家」が高く買ってくれるなら「消費・加工」せず、「有利に、手早く」さばけます。 これが、「先物市場」など、いわゆるデリバティブ(金融派生商品)の存在する意義、つまり商品化の「建て前」です。 『デリバティブの起源』 http://www.shiruporuto.jp/finance/kinyu/deriv/deriv000.html

  • mr-bab
  • ベストアンサー率45% (44/97)
回答No.5

例えば、保険屋は何も生産していませんし、目に見える物は売っていませんが、儲けています。 「安心」という商品を売っているのだと思います。 そして、それらの商品を皆さん買い求めます。 おそらく、質問者さんも買っていますよね? 投機家も似たようなものです。 穀物を作るにしても、車を作って海外に売るにしても、リスクはつきまといます。 不作になるかも知れませんし、為替変動により大幅な減益になるかも知れません。 それらのリスクを軽減する為に、先物市場等は必要なのです。 もし、無かったら生産者が全てのリスクを背負うこととなります。 そんな状態で生産など出来ますか? おそらく、全ての生産者は生産量を減らさざるを得ないでしょう。(リスク軽減) 海外への輸出は減り、輸入も減ります。 経済は衰退し、物価は高騰、収入は減る、そんなことが起こっても不思議でも何でもないです。 どんなに科学が発展しても、人間には未来を見ることは出来ません。 将来起こる可能性のある、リスクに対抗する術は無いのです、仮にあったとしても、恐ろしくコストがかかることになるでしょう。 代わりに、リスクを分散するのです。 そして、リスクの肩代わりの一旦を担うのが投機家です。 けれど、リスクだけ肩代わりしてくれる都合の良い人など存在しません。 より多くの人が参加し、流動性が生まれ、そこに金を儲ける可能性が無ければ誰も参加しません。 リスクに対して述べましたが、株式市場にしても同様です。 流動性が無く、金が儲かる可能性が極端に低ければ誰も出資などしません。 企業の重要な資金調達方法が無くなるのです。 志を持った新しい企業も育つ可能性が極端に減るでしょう。 極論になってしまいますが、投機家を否定することは、現在の経済活動を否定することではないでしょうか? また、質問者様は+α分を何に支払っているのか?と言っていますが、極端な言い方をすると、保険料ということになるかと思います。 ただし、保険料は決まっていないし、加入は強制ですけど。

  • Saitar
  • ベストアンサー率41% (192/464)
回答No.4

ズバリ、投資家自身の利益を産み出している、もしくは、産み出そうとしているんですよ。 投資家は人のことなんかかまってません。どうやって出し抜くかだけが勝負です。 で、カネが儲かれば、成功! それで目的達成ですよ。 このように書くと多分反発を覚えるでしょう。 でも、それは日本の投資教育の貧困さが招く大いなる誤解です。 多くの人が何のために仕事するの?と問われたら、お金のため、じゃないですか? 有り余るほどのお金があったら、キツイ仕事なんてしないでしょ。

Forte_
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなりまして、大変失礼しました。 そうです、みんな、お金ひいてはメシのために仕事をしています。 農家も、八百屋も、銀行屋も、投機家も、最終的な目的は同じです。 でも、農家、八百屋、銀行屋は、建前があるんですよね。 「私たちがメシを食うために、新しいスマートフォンを制作しました」とは言いません。 「情報社会をイノベーションさせるために、新しいスマートフォンを制作しました」とか何とか言うわけです。 でも、それらが社会にとって価値が認められるから、存続出来るんですよね。 カメラフィルムの現像屋は、社会における価値が薄くなり、存続が厳しくなっています。 もし、投機家が自己の利潤のみを追求しているようであれば、資本主義社会では存続が認められないはずです。

noname#212174
noname#212174
回答No.3

No.1です。 お礼いただきありがとうございます。 >でも、そうじゃないんだよ。社会に対してこんな価値を生み出しているんだよ。といったご意見を期待します。 個人的には「急激な価格変動を緩和する(実需家が排除したいリスクを引き受ける)」「実需家が安心して取引できるための流動性を提供する」くらいしか思いつきません。 また、それこそが「何かしらの価値を生み出す」行為であり、「存続出来る」理由で、必要不可欠の存在だと思っています。(資本主義では人々が必要としないものは淘汰されてしまいます。) しかし、「…いまいちしっくり来ません。」「○○を担っているではなく…」とのことなので、私が持論を展開しても結果は変わらないように思います。 求められればしますが、長いうえに、「依って立つところがまるで違う」場合は平行線をたどる結果になりますし、過去にもそういう経験を多くしていますのでどうしても躊躇します。 >投機企業があったとして、利潤を作るといった直接的な目的とは別に、どんな理念を掲げたりするのでしょうか。 「投機企業」とイメージされているものに一番近いのは、「ヘッジファンド」でしょう。 「理念」というものは特になく「相場での投機売買による利潤の追求」と「顧客から報酬を得ること」が目的です。 ですから、「投機を是としない人」にとっては、唾棄すべき存在で、蛇蝎のように嫌われています。 なお、揚げ足取りになりますが、「金利でごはんを食べている」のはいわゆる「投機家」ではなく、「銀行家」が一番ふさわしいと思います。

Forte_
質問者

お礼

再びご回答ありがとうございます。 投機家が「金利でごはんを食べている」と言ったのは、浅はかでした。 失礼いたしました。 農家も、八百屋も、銀行屋も、投機家も、自らがごはんを食べるために仕事をしているわけですよね。 ただ、その目的とは別に、みんな大なり小なり、社会に対して理念をコミットしていると思います。 社会の中で存続するには、何かしらの価値を生み出さなければならないからです。 「うちは野菜を」「電化製品を」「便利なサービスを」「生み出しますよ」と。 しかし投機家は、「うちは相場変動から利潤を得ますよ」と言うんですよね。 本音と建前が一緒だから、苦手に思う人がいるのでしょうか。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.2

値付けという価値を生み出しています。私達がモノ、サービス、権利などを取引する時には必ず価格が必要です。価格とはモノ、サービス、権利の価値の評価を金銭で表現したものです。間違った価格だと売り手か買い手が必ずどちらかが損をすることになります。ではどうやって価格を決めるのか。誰が決めるのか。共産主義国家だと鉛筆1本に至るまで国が決めますが、資本主義国家ではそうではない。市場が決めるのです。投機家も市場参加者の一人です。高すぎた買い物をすれば将来安く手放すハメになって損をします。安すぎた買い物をすれば将来儲けになります。高すぎた売り物をすれば将来安く買い戻せるので儲けになりますが、安すぎた売り物をすれば将来高く買い戻すハメになって損をします。誰だって損をしようと思っている訳ではないが、あるモノの値段を高いとみるか安いとみるかは判断が分かれるところです。投機家が勝ち、実需家が損をすることもあるし、投機家が負け、実需家が勝つこともあります。百戦百勝の魔法があるなら、誰もが投機家になろうとするでしょう。そんな魔法が無いから、そうはならないわけです。投資家は取引を誰から強制されるわけでなく自分の主体的判断で市場に参加しています。実需家もそうなのです。ガソリンが高いと思えば、自家用車の旅行をやめて鉄道旅行に切り替える選択肢もあります。値付けという価値を生み出しているのは投機家も実需家も同じで、その価値において両者を区別する意味は何もありません。マスコミはあたからも投機家が百戦百勝で暴利を貪っているかのようなイメージを振りまいていますが実際はそうではない。投機家は、実需家より多くのリスクを引き受けているだけに、より正確な値付けをするとも考えられます。実需家は割高なガソリンを入れても旅行が楽しければ元を取れるといったこともありますが、投機家はそうはならないからです。投機家にとっては将来値上がりするのか値下がりするのかという予測が命です。 例えば、私達がコンビニやスーパーマーケットに行って買い物をしようとしたら、どんな商品でも必ず値札がついています。ついていなくても事前に決められた価格が表示されています。私たちはそれが当たり前のことだと思っているけど、モノの価格を決めるというのは大変難しいことなのです。安く売ってしまうと利益を減らし損をする。高く売ろうとしすぎると、誰も買ってくれなくて在庫を抱えて廃棄処分するしかなくなる。 コンビニやスーパーは、そうしたリスクを抱えていて、その分の値段も織り込んで販売しているわけです。 +α分というけど消費者には高いと思えばガソリンを買わない自由があります。それなのにどうして買うのか。わたしたちはともすれば被害者意識を持ちたがりますが、決して購入を義務付けられている訳でもないし、強制されているわけでもないのです。強制されているのは再生可能エネルギー分の電気料金だけです。 投機家は金利で食べているわけではない。値付けというリスクを引き受けることで食べているのです。その値付けが間違っているというなら、私たちは買わなきゃいいだけの話です。

Forte_
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 お礼が遅くなりまして、申し訳ございません。 なるほど、値付けですか。 モノの価値を決めるのは、神様でもなく、大自然でもなく、人間ですからね。 ただ、今までは売り手と買い手の間だけで、折衝されるものだと考えておりました。 でも実は、売り手でも買い手でもない者が、値付けに参加している。 売り手側、買い手側どちらにも属さず、平等かつ適切な値を付けることこそが、投機家が生み出している価値、ということになるのでしょうか? しかも、ただ口先だけで値を付けるのではない、自らの金を以て価値を表現する、ということですね。 国家機関が口先で値を付けるよりも、資本主義的なのですね。 社会にとって必要であるということは薄々ながら理解してきましたが、違和感が残るとしたら、その値付けに参加する動機なのかもしれません。 「おれが自腹で、今期のガソリンの値を付けてやるぜ!!」 と言って原油を買う投機家はいらっしゃらないですよね^^;

noname#212174
noname#212174
回答No.1

「流動性」です。 「理屈」を述べると「投機家」嫌いの方には「屁理屈」とされてしまうことが多いので、やめておきます。

Forte_
質問者

お礼

端的なご回答、ありがとうございます。 「市場に流動性を生み出している」、ということですね。 分かるような、分からないような・・・^^; 嫌う人がいる理由は、何も作り出さずに、相場変動の上澄みをかっさらっていく存在に見られているからではないでしょうか。 でも、そうじゃないんだよ。社会に対してこんな価値を生み出しているんだよ。といったご意見を期待します。 多くの企業、または個人は、理念を持っているはずです。 「わが社は、世界中に便利な製品を行きわたせる」、「わが社は、良質な通信サービスを提供し、人々のこコミュニケーションを豊かにする」といった。 社会に対して、何かしらの価値を生み出すからこそ、存続出来るんですよね。 投機企業があったとして、利潤を作るといった直接的な目的とは別に、どんな理念を掲げたりするのでしょうか。

関連するQ&A

  • 投機マネーで石油価格が上がるのは何故?

     投機マネーの投資家たちは儲かっているのでしょうか?  先物価格はこの1年で2倍近くに高騰していますが、ガソリンの店頭 価格は1.5倍程度にしか上昇していません。  つまり、2倍に値段を吊り上げた投機マネーの投資家たちは、1.5 倍程度の市場価格で売却しなければならないのですから、その差の0.5 は投機マネーの投資家たちが損しているのでは無いでしょうか?  どうもカラクリが分かりません。教えて下さい。

  • ピンチはチャンス。投機は根性ですよね?

    先月から信用維持率30代で原油先物や金や225を買っています。 産まれて初めての含み益で育てようと思って利食いしていません。 具体的には金利なんか無視しても日経12000円ダウ11000ドルくらいで資産10倍~の予定です。 FXもやってます。ユーロもドルも先月87円~買っていますのでやばいです。利食いもびびったら負けますよね? 投機はびびったら負けですよね?追加入金自主的にしてさらに押し目ということで明日にでも原油と金を平均単価あがるんだけど買おうと思ってます。 為替は91円押し目で買おうと思ってます。ユーロも149円目前ドルも96円は鉄板と聞いていますのでそれまでがんばって耐えてみますが僕って馬鹿ですか?

  • 石油の取引価格の下落について教えてください。

    私は車が趣味で色々なところに車に乗って出かけるのが好きなので、最近のガソリンの価格高騰にはつらいものがありました。 しかし、先物取引での石油の取引価格が下がり始めガソリンの値段も下がりそうですが、この石油の取引価格が下がり始めたのはどういった理由によるものなのでしょうか? また、この先、石油の取引価格はもっと下がるのでしょうか? 私は投機・投資に関しての知識はほとんど持ち合わせていませんのでできるだけわかりやすくご教授願います。

  • 商品先物(特に金)と金利と為替の関係について。

    商品先物にある金についてなんですが、 金は有事の時やインフレに強いのはわかるんですが、 金利が高いとき安いとき、どちらの時に金の価格は高くなりやすい(または安くなる)のでしょうか? また、為替も同じく円高、円安、どちらの時に金の価格は高くなりやすい(安くなりやすい)のでしょうか? その他、諸々商品先物は多くありますが、基本的なことでいいんですが、商品先物は、金利や為替がどちらの時に高くなりやすい(または安くなりやすい)のでしょうか? 御指南のほどよろしくお願いします_(_^_)_

  • 原油の現物相場が上昇した原因は?

    2008年は原油と穀物の相場が一時急上昇し,これに連られてガソリンやカップ麺の小売価格も上昇しました。その理由として新聞やTVの報道番組の多くは「ヘッジファンドなどの投機マネーが流入したため」と説明していますが,私はどうしても理解できません。 投機マネーが流入(買う)するのは現物ではなく先物取引ではないでしょうか。我々の生活(ガソリンやカップ麺の価格など)に影響を与えているのは先物価格ではなく現物価格です。また先物取引に参加するファンドなどは将来の現物価格を想定し,買う権利(義務)や売る権利(義務)を売買しています。すなわち将来の現物価格を先物が追いかけている状態であり,言い換えれば,(将来の)現物(価格の変動の想定)が原因で先物(価格の変動)が結果だと思います。この逆に,投機マネーの一時的かつ過度な流入により先物価格が極端に上昇しても,これを原因にして現物価格が上昇することはないはずです。現物を買うのは,あくまでもそれを必要してしる(または流通させようとしている)商社などだからです。結局,価格が上昇した原因は次の3つによる需給バランスの変化(需要増,供給減)に集約される気がします。 ・ 正解経済が好調であったことによる需要増 ・ アメリカなどがバイオ燃料にするための需要増 ・ オーストラリアなどの穀物地域の悪天候による供給減 しかし,日経新聞にもNHKの報道番組でも「投機マネーの流入」が最大の原因のうちのひとつと言っています。やはり私の考えは間違っているのでしょうか・・・。 そこで質問ですが, 「2008年の原油と穀物の現物相場が一時急上昇した原因に「投機マネーの(先物取引への)流入」は関係ないのではないでしょうか?」 また,前段の私の記述で間違いがあったらご指摘して頂けると幸いです。

  • 原油高に対して、アメリカ国民はどう考えているのか?

    ニュースを見ていると、原油高の原因に、サブプライムローンから逃げてきた、米国投機マネーが原油先物に流れた為、価格が上昇しているとの話です。 日本では漁業の休業やヨーロッパでは暴動が起こっているのに、日本よりもガソリン価格の上昇率が大きいアメリカから「何とかしてくれ」といったアメリカ国民からの声が聞こえません。 なぜなのでしょうか?

  • 商品先物で灯油価格などの推移が見れるサイト紹介して。

    灯油、ガソリン、金などの商品先物の価格推移が見たいです。 紹介して下さい。

  •  金(ゴールド)で資産運用するのは危険だと思うのですが

     金(ゴールド)で資産運用するのは危険だと思うのですが  私は投資で玉砕した者です。それでも経済情報などを漁ったりしています。そして最近気が付いたのはアメリカの為替取引時間帯にユーロが売られ、金(ゴールド)が変われているようだ、という事です。これについては先日、為替カテゴリーで質問させてもらいました。  頂いた回答では、ユーロ圏でも金(ゴールド)の現物が買われているとの事です。確かに金(ゴールド)には不変的価値があるとされ、先行き不透明なユーロを持つより金(ゴールド)を持ちたい気持ちも解るのですが.....  中国の富裕層の人達は金(ゴールド)を持つのが一つのステータスになっていると聞いた事があります。なので今は実需もあるのでしょう。しかし適正価格で売買されているのでしょうか?  商品先物市場では、2008年7月22日に金(ゴールド)1グラム3,363円の高値をつけましたが、9月15日にリーマン・ブラザーズが破綻すると、10月27日には2,104円の安値を記録するまで急落しました。普通に考えれば金(ゴールド)の価値が上がりそうなものですが。  これは円高になったのも一因でしょうが、投機マネーが動いたと思っています。商品先物取引では商品の値が下がれば儲かる「空売り」の取引があります。同じように原油価格が高騰し、日本でも燃料価格が高くなりニュースにもなりましたが、その後急落しました。これも投機マネーが動いたからと認識しています。  商品先物取引と外国為替証拠金取引(FX)は取引の仕方が似ています。アメリカの為替取引時間帯にユーロが売られ、金(ゴールド)が買われているのは、アメリカでは金(ゴールド)の現物を買っているのではなく、投機として買われているのではないかと考えます。金(ゴールド)は商品先物取引で扱われている「商品」だからです。  時々このサイトでも資産運用に金(ゴールド)の購入を勧める回答をみます。しかし10年ほど前までは1グラム1,000円ほどで取引されていた金(ゴールド)は現在3,600円にもなっています。これが適正価格といえるのでしょうか?

  • 原油高騰において、産出国は得をするのでしょうか

    表題の通りです。 問題を単純にするために、原油高騰の原因を世界中の投機マネーであり、原油の生産量は常に一定としたとします。 また、株における金の周り方は基本的なことはわかるのですが、 金、穀物、原油など、随時生産されるものについて取引をする、先物取引についてはよくわかっておらず、 取引価格と生産者に入るお金はどうリンクするのかも含めて教えて頂けたらと思います。 よろしくお願いします。

  •  こんなに金(ゴールド)は高値なのに何故買うの?

     こんなに金(ゴールド)は高値なのに何故買うの?  ニューヨークでは6/21に金(ゴールド)の先物価格は史上最高値となる1トロイオンス=1266.5ドルを記録しました。10年前の5倍近い価格です。そのころ日本では1グラム900円ほどでした。  不景気だから資産運用に金(ゴールド)を購入したいという気持ちは解ります。しかし今は1グラム3,500円ほどもするのです。今から購入するのは遅きに失すると思います。  このサイトで「資産運用に金(ゴールド)の購入を考えているのですが...」という質問に対し、私は「今、金(ゴールド)を購入するのは危険です。」と回答していますが、他の回答者さんは、常識論として、「金(ゴールド)の価値は変わらない。」と天動説のごとく金本位制を説き、金(ゴールド)の購入を勧めます。また金(ゴールド)の購入を考えている人は、「今は円高だし、消費税が上がる前に買っておけば得をする」と考えてしまうようです。  サブプライムローン問題で世界の株価が低迷したため、投機マネーは株から商品先物市場や為替市場に移っています。2年前に原油価格が異常に値上がりしてニュースにもなりましたが、それも商品市場に投機マネーが流れてきたために起こった事でした。  私もかつては商品先物取引で金(ゴールド)の売買をしていました。その経験から上昇トレンドの後は必ず下降トレンドがくると思っています。金(ゴールド)は現在、世界の主要通貨すべてに対し値上がりしています。金本位制で説明がつくのでしょうか。  金(ゴールド)の購入を考えている人はチャートで過去数年間の価格の推移を確認した方が良いと思うのですが。