自治体主催の「委員会」設置のホンネとタテマエって?

このQ&Aのポイント
  • 自治体が主催している「委員会」「審議会」の類には、意図と実態にギャップがあることが多いようです。会議回数が少なく、公募委員と専門家とのバランスも偏っているケースが見受けられます。
  • 一部の委員会では、公共設備の値上げを検討するという名目で開催されるものの、実際には値上げが目的となっているケースもあります。また、意見を出し合う場として設置された委員会でも、結論や成果を出すことよりも、継続的に議論を続けることが重視されることもあります。
  • 夫の指摘通り、委員会を設置する主な理由は、委員会の存在自体が意思決定のプロセスを示すためであり、内容や成果よりもその事実が重要視されることが多いようです。市民の声を反映させる場としての委員会に期待するのは難しい面もあるようです。
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自治体主催の「委員会」設置のホンネとタテマエって?

自治体が主催している「委員会」「審議会」の類に疑問があります。 公募枠で採用され、いくつかの委員を経験して感じたことを書きます。 ・年1~2回しか会議がない/任期2年 & 自治体側の説明(レジュメの読み上げ?)を聞いて、最後に質疑応答の時間があるだけ という委員会が多かった。 ある委員会では、委員二期目の方から「昨年は一度も開催されなかった」と聞いたほど。 ・公共設備の利用費用の値上げ等を検討するという名目の委員会は、 月1/任期半年で開催だった。 会議中、自治体側は値上げに積極的で、 「『値上げ等検討』を冠するので、値上げを目的としているわけではない。 他の策がないかも検討する会である」と説明しながらも 一環して値上げありき・どのような値上げ方法を取るか?という議事進行だった。 ・任期未定の委員会もあった。 最初の1年は毎回違うテーマ設定のもと、アーダコーダ意見を述べ合うだけだった。 結論やマトメはなし(結論出すのが目的ではなく、意見を出し合うのが目的だった様子)。 初回からしばらくの間、 委員のあちこちから「何が目的の会なのか、今ひとつわからない」という声があがっていた。 その後突然「市民にアンケートを取ろう!」と自治体側が言い出し、 アンケート項目の決定のための話し合いが続き、 実施後は結果の分析という名目で意見(感想?)を出し合う回があった。 お次は自治体側が「条例を作ろう!」と言い出し、 「せっかく予算と時間をさいて作ったアンケートなのに、もっと掘り下げて分析すべきでは」と言う委員の声はスルー。 ほかの自治体の先例の勉強会を経て 自治体側が作ってきた素案について意見を出し合う回になったところで 「あと2回でこの会議は終わります。その中で報告書と条例素案の完成形を作り上げる必要があります」 と一方的に言い渡された。 同時に 「年度末なので、3月は開催が難しい」 と言われ、2月に無理やり2回開催とバタバタして終わりました。 ・いずれの委員会も半数~7割は、その道の専門家や役づきの方で、残りが公募で選出された委員。 公募委員ばかりが熱く、有識者陣はどことなく醒めた感じ(仕事だから仕方なく出席しているというような・・・)の会が多かった。 夫に言わせると 「そんなの、委員会を置いて審議しましたという事実を作りたいだけだよ。 内容なんてどうでもいいんだよ。 ただの税金の無駄づかい。 年度末に終わることになった委員会は、来期も続ける予算が取れなかったんじゃない?」 とのこと。 私としては、少しでも市民の声を取り上げてくれる場と思って毎回希望を持って応募していたのですが・・・。 どこの自治体でもこんなもんでしょうか? 夫の言っていることは真実なのでしょうか? また、 自治体が委員会や審議会を設置する理由としてホンネとタテマエがあれば、教えてください。 よろしくお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

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  • Pbuans
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回答No.4

結論が先に決まっていて「意見は聞きましたよ」という証拠作り、という旦那さんの意見に私も賛成です。 そもそも、行政が自分たちの思惑に賛同させるための委員会なので、反対する人はメンバーに入れないんじゃないでしょうか?

tananeko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 反対意見はメンバーに入れない、私もそれ 疑っていました。

その他の回答 (3)

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.3

 自治体主催?の委員会を一把ひとからげに論じることに疑問を持ちました。  市役所が設置する委員会・審議会にはいくつも種類があります。  たとえば行政委員会は、市長から相対的に独立して行政の仕事に当たる合議制の組織で、教育委員会、農業委員会、人事委員会などがあります。  大部分の委員会は、地方自治法に基づき、条例で設置が決められます。行政が重要な許認可を行うとき、普通は審議会の意見を聞くことになっているので、定期的に開催されます。国の場合ですが、大学設置審議会がこれです。  最後に、特定の問題について市長が意見を聞くために設置する委員会があります。しばしば条例ではなく、議会の承認を必要としない要綱で設置されます。たとえば条例を作るとか、値上げをするときに期限を定めて設置されます。お尋ねの件は、おそらくこの種の委員会でしょう。  こうした非常設の委員会は、市長などの諮問に敏速に答えるのが役目なので、かなり予備知識がないと委員は務まりません。公募委員は、市民を代表して行政の原案なり意向を検討する重要な仕事に携わるのだろうと思います。  なお、市民の声を聴く機会として、パブリック・コメントという制度があると思います。こちらの方が、効果的な場合もあります。  いずれにせよ、事務局には少なくとも委員会の1週間前に討議資料を郵送することを委員会で決議し、公募委員は学識委員を招いて勉強会を開催して問題点を把握するぐらいでないと役目は果たせないでしょう。せっかく公募委員制度がありながら、努力不足で趣旨が生かされていないとしたら残念です。註文するだけが市民の役割ではないと思います。本音と建て前の壁を作ったのは市民の側の責任ではないでしょうか。  なお、私はいわゆる学識経験業の一員で、行政の回し者ではありません。

tananeko
質問者

お礼

ご回答のありがとうございます。 おっしゃるとおり 一括りにできない いろんな種類があるとは了解していたのですが わたしが参加したタイプの委員会をどうカテゴリするのかわからなかったため このような書き方をしてしまいました。 そうです非常設の委員会のことです。 委員会で出た意見はすべてではなく自治体側の判断でまとめて報告書にのせられ 落とされた部分が少なくなかったものの  パブコメで寄せられた意見は修正なくそのまま報告書にのっていた こともありましたね。 公募委員の努力不足ですか... 夫に言わせると 「自主勉強会を開かないと委員がつとまらないような人材なら最初から委員に選んだ自治体側に責任がある。 職員は税金でから給料をもらっている範囲内でしか仕事をしないのに、 委員が無報酬の時間にも働かなけばならないとなると おかしい」 そうです。

  • Streseman
  • ベストアンサー率24% (131/542)
回答No.2

自治体レベルで違うと思いますがね・・・ 以前関係していた委員会では、月に二度ほど委員会(月曜日)があったし、議事資料の勉強会などもありましたけどね 30代で委員会で参画するのが珍しいこともあったので、気張りましたが・・・ 現在所属している自治体には、専門委員会が単なる行政方針の協賛機構である事例も見受けられます。 委員会といっても学識経験者を要件にする場合のみならず 名誉職にある人を招聘する部類・任意の市民を招聘する場合に分かれるようですが、自治体別で違うように思います まぁ、”条例案が可決する算段がついたので委員会を事実上凍結します”となった事例は多いですよ 休眠状態の委員会w  現在参画中の教育行政に関する委員会では、一部の委員(オイラと招聘した恩師)と行政マンで衝突していますが、解任覚悟で論陣を展開してますが、市議の介入で委員会の存続が怪しくなってますね。  外部委員会になると行政・議会側と衝突するケースが多々あって、委員会・委員の存続まで議会・首長が決定できるので、監視機関としては機能不全になることも  安い報酬で委員をやる立場としては、努力が無駄になることも多いですが、一種の『泊付け』で委員になっている現実もあります  税金の無駄使いという事例は確かにありますね。 静岡のある自治体の委員会では、(ペットボトルの)お茶も出さないケチっぷり(湯呑で番茶)でしたが、仕事は丁寧かつ委員会はストイックで気が抜けませんでしたね。短い期間でしたが、かなりの圧力と緊張感でした。 その自治体には有名なオンブズマン(私的に政治監視する人)がいらっしゃって、かなり煩いそうです。 良いことですし、委員会の報告書のチェックされるのはある意味では嬉しいです。議会・首長に意見具申する報告書の類を作成するにも、緊張感があります。  以前、神奈川のある自治体で給食関係の行政委員会を思い出します 様々な問題から、学校の昼食について給食以外の選択の余地が検討され、給食の食材納入契約の適否についての論題があがったのですが、極めて淡白に終わりました。 その後、報告書を上提した後に、給食行政に関する問題を検証する保護者会・PTA会から、報告書について詰められたんですが、 問題意識の高い市民は妄信的な部分もあるにしても、問題を真剣に考えている部分もあって、勉強させられました。 委員は一人ではないのですが、たまたま問い合わせの過程で委員としての自分の名前があった上に、報告書が情報開示されている状況でしたのでお話させてもらいました。  委員会・委員が建前として行政の協賛機関である実体は否定できないと思いますが、 委員会・委員を通して、政治事案について市民からの問題提起に返答することは可能ですし、適法だと思います つまり、事案に対する説明責任を議会・首長に変わって負う状況になれば良いとは思います 国政のタウンミィーティングは消滅しましたが、施政段階ではなく、検討段階で市民が議事に間接的に関われる部分として委員会・委員があれば理想かもしれません。 しかし、現実に専門的知見を備えた委員が招聘される事例は少ないようですがね まぁ、現実には、こちらが勉強させてもらいました(自嘲)

tananeko
質問者

お礼

ありがとうございます。 そうですね自治体によりけりでしょうね。 私も参加して色々勉強させていただいたことは有り難かったし実際ためになりましたが 「何を話し合うべきかの提示さえない。自分等が勉強させてもらうために委員会に来てるんじゃない」と言った委員さんは正しいと思えました。

  • chie65535
  • ベストアンサー率43% (8525/19377)
回答No.1

>どこの自治体でもこんなもんでしょうか? そんなもんだと思います。 >夫の言っていることは真実なのでしょうか? ほぼ真実でしょうね。 >自治体が委員会や審議会を設置する理由としてホンネとタテマエがあれば、教えてください。 ホンネは「後で何か問題が起きたら、すべて委員会に責任を押し付け出来るから」ですよ。「委員会が決めた事ですから」でオワリです。 委員会ってのは、自治体の官僚、自治体の担当者の「防波堤」なんです。 自分から防波堤になるなんて、正気とは思えません。まるで、灯油のポリタンクを持ったまま火事見物しているようなモンです。 委員は、居ても居なくても何も変わらない見物人同然です。 しかも、滅多にポリタンクに引火はしませんが風向きが悪くてちょっとでも火の子が降り掛かれば、丸焼けで焼死するのは委員のメンバーです。

tananeko
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 おもしろいたとえですね。 やっぱり、委員会に期待しないほうがいいみたいですね。

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