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大家さんちの犬の鳴き声について
質問させていただきます。 私たち夫婦は現在のアパートに引っ越してきて約1年が経ちます。 このアパートは大家さんの家とつながっていて、4部屋貸出しており、私たちは大家さんと壁一枚隔てたところを借りています。 このアパートはペット禁止のアパートでして、引越しの日に大家さんに挨拶に行った時に、大家さんから「うちは犬を飼っているんですが、吠えさせないように気をつけますね。」と言われました。 その時はあまり何も気にしなかったのですが、実際に住んでみると犬の被害がひどく、ものすごく困っています。 引っ越してからずっと朝は「くーん、くーん」という鳴き声が朝8時過ぎ頃から始まっていたのですが、私も9時すぎには仕事に行くため、とりあえずは我慢していました。 しかし、ここ1ヶ月程前から状況が変わりました。 朝6時過ぎあたりから毎日「ワンワン」と吠え続けていて、私たち夫婦も毎日その犬の鳴き声で目覚めてしまいます。私たちは7時すぎに起きればいいのでその時間までは寝ていたいのですが、犬の鳴き声で毎日起きてしまっている状況です。今はくーん、くーんという鳴き声ではなく「ワン、ワン」という太い鳴き声が永遠続く感じです。実際毎朝6時頃から私が家を出る9時過ぎまで20分吠え続け、10分休み、また20分吠え続け10分休む・・・というような感じです。 こちらは家を借りているという状況から我慢すべきか夫婦二人で話し合い、迷っていましたが、もう我慢できません。 二人とも寝る前から明日も犬の鳴き声で起きちゃうかな?とか考え精神的にまいってしまってきているように思います。 私も鬼ではありませんから、誰かがインターフォンとかおした時に吠えたりするには全く問題ないと思っています。 しかし毎朝犬によって私たちの睡眠が害されるのは本当に我慢できませんしストレスです。 ここがペット可の物件なら全然我慢できるのですが、貸している部屋はペット禁止で、自分だけ犬を飼っていて、しかも犬はいつも玄関においているようで玄関のとなりは私たちの寝室になっているのです。 私たちはお金(家賃)を払って、このような苦しい状況になっていることにかなり疑問をもちます。 しかしこの大家さん、ちょっと普通ではない?らしく、あまり良い人間とは思えません。 実際にこちらから挨拶をしても目をあわせず、嫌な感じです。 ですが、大家としては、こちらの間取りもわかっているし、寝室のとなりに犬を置いて朝から泣き続けるのにしつけもしないのとか人間としてまた、大家としてどうなのだろうかと疑問に感じます。 家を貸している人間と借りている人間=強い人間と弱い人間というふうにとらえているように感じます。 このような苦しい状況から抜け出すためにどうすればよいでしょうか? アドバイスをお願いします。
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- shimaenaga
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とりあえず、事実上の交渉をしてみましょう。 選択肢としては (1)鳴き声の改善を求める (2)賃料の減額を求める (3)一定の立退き料をもらって引っ越す などがありえます。 交渉が決裂した場合は戦うかあきらめるかしかないでしょう。 戦う手段としては、賃料減額請求(借地借家法32条)を行ってみればどうでしょう。 これは、近隣の物件で、犬の鳴き声により著しく条件の悪いものと同額程度まで、賃料の減額を求められるという権利です。 相手方の承諾はいりません。あなたが適切だと思う金額を収め続ければいいのです。相手が受け取らないときは供託します。 相手が、この金額をひっくり返すには、裁判をしなければなりません。 もしあなたが裁判で負けた場合には、減額した賃料を収め始めた月に遡って、利息をつけて賃料を支払わなければなりません。 もちろん、裁判ですから、勝てる保障はありませんが、それは相手も同じことです。少なくとも、何らかの譲歩を相手から引き出す材料にはなるのではないでしょうか。 なお、これは法律上認められた権利ですから「文句を言うなら出ていけ」などという言葉に従う必要はありません。賃貸借契約を解除する理由にはならないのです。 幸運をお祈りします。